たとえ大型台風が直撃しても。あるいは大雪に見舞われたとしても。
住友林業では、暴風雨や積雪に対して耐え抜く構造の強さを実験により検証しています。
また、万全の高水密施工により、構造躯体への雨水の侵入も阻止します。
暴風が家に対して与える力は、大きく分けて2種類あります。ひとつは水平方向の風圧力。もうひとつは、下から屋根を突き上げ、屋根材に被害を与える吹き上げ力です。これらの力が四方八方から襲ってきます。水平方向の風圧力に対しては高い耐震性能が威力を発揮し、住まいを守ります。吹き上げ力に対しては、ハリケンタイII(アオリ止め金具)などで高い耐風性能を実現します。
実物大モデルで屋根と外壁の取り合い部分や開口部周りなどの防水性能を検証しています。実際の台風に近い暴風雨を再現し、1時間あたり240mmの雨量に相当する水を段階的に与え、さらに最大風速毎秒60mまでの風圧を発生させることで、建物各部の防水性能を確認しています。
屋根頂部の試験体に風雨を当て、段階的に量を増やしながら換気瓦の水密性を調べました。雨量100mm/hからはじめ、最終的に180mm/h、風速毎秒49mまで実験。高い水密性が確認されました。
※実験場所:三河窯業試験場
屋根材の下には、高い水密性を確保するオリジナルルーフィングを敷きつめています。熱に強く、引張り強度にも優れた素材で、屋根の耐水性が大きく向上します。
積雪実験棟において各部材の構造性能を検証し、収集したデータをもとに多雪地域での仕様を策定しています。多雪地域では積雪荷重が長期化する傾向にあるため、二次部材(母屋・垂木など)のたわみ量が構造設計において重要な要素になります。実験では二次部材での変位量は非常に小さい数値を示し、使用部材の安全性が確認されました。
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