マルチバランス構法 伝統技術を、さらに進化させました。

日本の伝統的な木造軸組構造に最新技術を組み合わせて、さらに進化させました。
最先端の木の技術を結集した「スーパー檜」、面で構造を強化する「きづれパネル」、
地震の揺れから住まいを守る「地震エネルギー吸収パネル※」などにより、
設計の自由度を確保しながら強靭な構造躯体をつくります。

※地震エネルギー吸収パネルは、商品によっては装備されません。

※マルチバランス構法は戸建住宅商品「和楽」で対応する構法です。

安定した品質で
強い柱と土台をつくる「スーパー檜」。

国産檜を使用した構造用集成材。それが「スーパー檜※」です。集成材を構成する板材(ラミナ)を十分に乾燥させ、含水率を15%以下に低減し、収縮や変形、割れが起きにくい安定した品質を確保しています。

  • ※ 北海道仕様等の場合、道産材の「スーパーカラマツ」となります。

寸法安定性に優れる木材。
高温乾燥システムでつくる「ミズダス檜」。

「スーパー檜」に加え、高品質無垢材「ミズダス檜」もご用意。一般的な杉や檜などの背割りのない芯持ち角材は、乾燥中に材面割れが起こることがあります。これを防ぐために高温乾燥システム「ミズダス」を開発。木材に取り付けたセンサーで乾燥状態をリアルタイムに測定し、割れや変色などが少なく寸法安定性に優れた高品質な木材に仕上げています。

※「ミズダス」は、住友林業が開発したオリジナル木材乾燥技術です。
 (特許第3361312号)

地震に耐える面材「きづれパネル」。

地震の揺れに耐えるには、壁面の強さが重要です。マルチバランス構法では、地震などの外力を受けた場合に建物の変形やねじれを抑える耐力面材「きづれパネル」または「Dパネル」を構造躯体の外周部に使用。「きづれパネル」は、壁倍率5.0を実現します。

※壁倍率とは、基準となる壁に対して何倍の強さ(剛性)があるかを示したものです。地震などの力が加わった時の壁の変形のしにくさを表します。

地震の横揺れによる変形を抑える強い床。

地震などの横揺れの力は、水平構面である床を通じて階下の耐力壁へと伝わっていきます。水平構面の剛性が低いと床が湾曲して、局部的に大きな負荷がかかるため、床の剛性は耐震性を確保するうえで重要なポイントになります。マルチバランス構法では、剛床パネル、シージングせっこうボード、木質フロアを組み合わせた厚さ48.5mmの三層床構造を採用。加力実験で剛床パネルのみで床倍率4.51を確認しています。

※床倍率とは、基準となる床に対して何倍の強さ(剛性)があるかを示したものです。地震などの力が加わった時の床の変形のしにくさを表します。

最適な構造設計を実現する
オリジナル構造計算システム「WiNX」。

一般的に住宅の上部構造や基礎構造は過去の経験に基づき設計されますが、住友林業では独自に開発した構造計算システム「WiNX(ウィンクス)」を用いて建物および基礎の構造設計を実施。これによりプランに応じた柱・梁・耐力壁の断面寸法や配置、基礎の断面形状や配筋の適正化を図り、一邸ごとに最適な構造設計を実現します。

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