MB マルチバランス構法

最適構造・基礎設計

一邸ごとに詳細な構造計算を行い、より強固な構造と基礎を実現しています。

徹底した地盤調査を実施し、
軟弱地盤は耐力に応じて改良。

三角州や河川沿いの土地に多い軟弱地盤は、地震波の振幅が大きくなり、その上にのる建物の揺れも大きくなるため耐震性を確保する上で大きなネックとなります。このような地盤では、強い基礎や躯体をつくり上げても、いざという時に、耐震性を発揮することができません。

スウェーデン式サウンディング法による
地盤調査を実施。

住友林業では敷地の来歴や周辺の調査を含め、スウェーデン式サウンディング法による地盤調査を実施しています。地盤にどれだけの耐力があるかを正確にチェックし、その結果、軟弱地盤と判定される場合は地盤に適した措置を講じます。

オリジナル計算システム「WiNX」を用いて、
最適な構造設計を行います。

住宅における上部構造や基礎構造は、過去の経験や実績に基づき一定の規格内で設計されるのが一般的ですが、住友林業では、「WiNX」を用いて、建物全体の構造設計を実施します。これによりプランに応じた柱・梁・耐力壁の断面寸法や配置、基礎の断面形状や配筋の適正化をはかり、一邸ごとに最適な構造設計を実現します。

柱や梁の一本一本から基礎設計まで三次元立体解析システムで解析。

木造部分の最適設計

地震などが作用する力を分析。必要な場合は梁や耐力壁、構造金物を配置して強化します。

柱に働く力
梁に働く力

最適基礎設計

基礎に加わる力を解析。必要な場合は鉄筋を増し、配筋を最適化します。

基礎立ち上がり部分の解析結果

赤い部分は基礎の立ち上がりに発生している上向きの大きな力を示しています。この部分には鉄筋を増し配筋を最適化します。

基礎底盤(スラブ)部分の解析結果

赤い部分は地盤が基礎を上向きに、青い部分は建物が地盤を下向きに強く押しています。この部分には鉄筋を増し配筋を最適化します。

オリジナル計算システム「WiNX」で地震に強い住まいを実現。

建物には重心と剛心の2つがあります。重心とは重さの中心点のこと、剛心とは力の中心点のことです。重心と剛心の距離を短くすることを、偏心率を小さくすると表現します。偏心率が大きいと、地震などで水平力が加わったときに建物がねじれ、耐震性が大きく損なわれます。住友林業では、建物の設計から施工までをCAD/CAMで連動させたオリジナル計算システム「WiNX(ウィンクス)」により、膨大なデータを一貫処理。これにより偏心率の調整をはじめ、さまざまな計算を行い、一邸ごとプランに合わせた地震に強い家づくりを実現します。また、構造材などもCADに連動したCAMによるプレカット加工で、施工精度を格段に高めています。

用語の解説
偏心率とは
建物の重心(重さの中心)と剛心(強さの中心)がどれくらい離れているかを示す度合い。
CAMとは
コンピュータ支援製造(Computer Aided Manufacturing)の略。製造作業をコンピュータによって支援するシステムのこと。

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