ニュースリリース(2008年)

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2008年1月25日

設立60周年記念商品
主要構造材における国産材比率100%を実現、国産杉の内装、「涼温房」設計で自然を取込む住まい
森づくりからはじまるサステナブルな環境共生住宅
「MyForest-大樹(マイフォレスト-たいじゅ)」新発売

住友林業株式会社(社長:矢野龍 本社:東京都千代田区丸の内1丁目8番1号)は、2月に会社設立60周年を迎えることを記念し、当社の環境配慮の技術を結集した新商品「MyForest-大樹(マイフォレスト-たいじゅ)」を平成20年(2008年)2月1日より発売いたします。主要構造材における国産材比率100%を実現し、内装材としても国産杉を提案します。また、設立60周年を記念して、100棟に限り、四国の社有林で育てられた約80年生の檜を大黒柱として提供いたします。「MyForest」(2005年10月)発売以降、培ってきた環境配慮の技術を結集し、住友林業グループの総合力を集大成いたしました。環境負荷を最小限に抑える住宅へのニーズの高まりに応えるべく、「快適な住まい心地」と「環境配慮」を兼ね備え、資産価値の高いサステナブルな「住友林業の家」を追求します。

商品名 MyForest-大樹(マイフォレスト-たいじゅ)
(先着100邸に限り、約80年生の四国社有林の大黒柱を提供)
発売日 平成20年2月1日
販売エリア 全国(沖縄をのぞく)
価格 3.3平方メートルあたり72万円台より(税込み)
構造 マルチバランス構法
販売目標 200棟
開発背景

京都議定書で定められた約定期間が本年より始まり、また、7月には地球温暖化対策等に関する話し合いが予定されている「北海道洞爺湖サミット」も開催予定で、2008年は環境への取り組みが本格化する「環境の年」とも言える時期を迎えます。住宅においてもCO2の排出量削減、省エネルギー化など、環境負荷を低減する取り組みが今後一層重要視されていきます。また、2006年の「住生活基本法」施行により、住宅はこれまでの造っては壊すスクラップアンドビルドから、良いものをつくり、きちんと手入れをして、永く大切に住み続けるという、量から質、ストック重視への転換が明確化され、個人の資産、また社会の資産としての住まいづくりへの機運が高まっています。そしてこの「住生活基本法」を受け政府により「200年住宅のビジョン」がまとめられ、住宅の長寿命化の推進が重要政策の1つとしても位置づけられました。

当社では昨年5月、住友林業グループの10年後の目標とそれに向けたロードマップをまとめた長期経営計画「PROJECT SPEED(プロジェクト スピード)」を策定しています。山林環境本部を根幹に、コア事業の一翼をなす新築注文住宅事業においては、森林や木の活用を通して地球環境問題に貢献するとともに、豊かな住宅環境、街並みづくりへの貢献をめざします。国産材の積極活用、「涼温房」の設計思想による太陽、風などの自然エネルギー及び樹木の特性を上手く利用した省エネルギー化、及びCO2の排出量削減に努めた家づくりを進め、永く住み続けることのできる資産価値の高い住宅を提供していきます。

本商品は会社設立60周年を記念し、グループ総合力と住宅事業で培った技術力、提案力を集約し、環境への配慮を盛り込んだ商品です。主要構造材における国産材の使用比率100%を達成し、確かな材であるとともに、その耐震性、耐久性など子、孫の世代へと住み続けていくことを可能にする構造躯体です。創業以来300年以上、森を育て、木と共に歩んできた当社の山林経営と同じく、サステナブルな環境共生住宅を追求していきます。

商品特徴
1. 主要構造材は国産材100%を実現。

柱、土台、梁、大引などの主要構造材にスーパー檜(国産檜100%の集成材)を採用。オリジナル耐力面材クロスパネルも国産檜を使用。住宅の骨組みを形づくる構造材に国産の檜を採用し、主要構造材における国産材の使用比率100%を実現しました。

2. 60周年を記念し100邸分に限り、四国社有林で育てられた80年生の檜を大黒柱として提供。

約80年前、愛媛県・高知県にまたがる当社社有林に植えられ、大切に育てられた檜を大黒柱にして100邸分ご用意しています。太さ6寸角(約18cm)、一番玉(元玉)といわれる根本近くの太い幹から取れる節の少ない材でつくる柱です。枝打ちを繰り返し、丁寧に育てられた社有林の檜は、節の少ない美しい柱へ仕上がります。木を育て、森を育てることから始まった家づくりは、住まいとして子世代、孫世代へと受け継がれ、家族の歴史をつくっていきます。

3. 久万杉(クマスギ)・飫肥杉(オビスギ)など国産杉を中心とした新しい内装提案。

本商品では、構造材だけでなく内装部材にも国産材を採用しています。ドアなどの建具、床材、巾木、階段、手すり、玄関収納などの内装部材に国産杉を提案。杉材の自然な色合いがモダンで明るい室内空間を演出します。木目が緻密で樹心部と辺材部で木目の開きが少ないという特徴もつ久万杉(クマスギ・愛媛県中部)、樹脂が多く粘りがあり、曲げに強い特徴を持つ飫肥杉(オビスギ・九州日南市)を中心に採用しています。杉は人肌に優しく、素足に馴染む心地良さがあり、木肌にぬくもりが感じられる素材です。久万杉を主に使用する内装材については、その挽板を積層して薄くスライスし、和・洋どちらにも合うスッキリとした柾目調の木目に仕上げ、飫肥杉については、杉の自然な特長を活かし、節を見せる板目使いのフロア材として、全く異なる杉の表情を引き出し、それぞれに個性あふれる室内空間を提案します。

4. 「太陽の設計」、「風の設計」、「緑の設計」の3つの柱で提案する夏涼しく、冬温かい『涼温房』の設計手法。

『涼温房』とは、自然の恵みを利用し、夏の暑さを和らげ「涼しさ」を呼び込み、冬の寒さをしのぎ「温もり」をつくり出す設計手法で、「MyForest」発売時に採用した家づくりの考え方です。日本の伝統、先人の暮らしの知恵を活かした家づくり、冷暖房設備に頼りきらない住まい方を提案します。太陽の光を十分に室内に取り込み、熱を蓄える「太陽の設計」、風の通り道を設計し、涼しさを呼び込む「風の設計」、植栽などの緑の力を「天然の空調装置」として考える「緑の設計」の3つを組み合わせ、太陽の光や、風など自然エネルギーを効率よく住まいに取り込むことで、冷暖房機器の使用時間を抑え、消費エネルギー及び二酸化炭素排出量の削減に通じる環境配慮の暮らし方を提案します。

5. 環境負荷を低減する部材、設備の設定

室内壁は自然素材である火山灰(シラス)を主原料とし、調湿・消臭性能に優れた「しらす壁」を採用。外装は、天然の土や貝殻、珊瑚を混ぜた「シーサンドコート」を採用しています。給湯関連設備においても、高効率給湯器、断熱浴槽、節水型便器、ビルトイン浄水器など、家庭から排出されるCO2削減に貢献する各種設備を設定。太陽光発電や、すだれ、ブラインドシャッターなど日射遮蔽アイテムも提案部材としてラインアップしています。

サステナビリティ(持続可能性)とトレーサビリティ(追跡可能性)を追求する家づくり

当社では2006年9月、国土の1000分の1に相当する国内社有林の全山(約4万ヘクタール、北海道・和歌山・四国・九州社有林)で、日本独自の森林認証である「緑の循環」認証会議(SGEC:Sustainable Green Ecosystem Council)による森林認証を一括取得しました。天然林、人口林が混在する多様な森林が適正に管理され、また持続可能な山林経営が認められ本認証の取得に至っております。

また、2007年10月には、非認証材が混入することなく分別管理が可能な体制であることが客観的に認められ、同、「緑の循環」認証会議の森林認証材の分別表示システム認定を取得しています。そして、当社グループの木質系住宅関連部材、合板等を製造・販売する住友林業クレスト株式会社(本社:東京都千代田区、社長:髙田幸治。住友林業100%出資。)においても、2007年12月、同「緑の循環」認証会議の森林認証材の分別表示システム認定を取得し、その体制を整えました。住友林業グループ一丸となり、国産材、認証材の利用を積極的に進めるとともに、環境に配慮した確かな材でつくる安心の家づくりを推進していきます。

MyForest-大樹(マイフォレスト-たいじゅ) 外観イメージ
<MyForest-大樹(マイフォレスト-たいじゅ) 外観イメージ>
MyForest-大樹(マイフォレスト-たいじゅ) 内観イメージ
<MyForest-大樹(マイフォレスト-たいじゅ) 内観イメージ>

以上
<本件に関するお問い合わせは、下記までお願い致します。>
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 佐藤・佐野
TEL:03-3214-2270
 
≪お客様からの商品に関するお問い合わせ先≫
住友林業株式会社
住宅事業本部 営業企画部
フリーダイヤル:0120-217-555

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