ニュースリリース(2015年)

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2015年05月20日

~住友林業筑波研究所と住友林業クレストによる新開発製品~
バルサを活用した、軽く、安く、デザイン性の高い「木製防火戸」本格販売開始

  住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)のグループ会社で、 木質系住宅関連部材および住宅設備機器の製造販売をおこなう住友林業クレスト株式会社(社長:吉岡 義寛 本社:愛知県名古屋市 住友林業㈱100%出資、以下 住友林業クレスト)は、世界一軽い木材といわれている「バルサ」を活用し、従来製品に比べ、軽くて割安かつデザイン性の高いオリジナル木製防火戸の本格販売を開始いたしますのでお知らせいたします。

  本製品は、防火戸の利用が求められる都市部の3・4階建て建築物や、異種の用途が混在する病院併設住宅等のニーズに応えるため※1、住友林業㈱筑波研究所と住友林業クレストが中心となり新たに開発したものです。住友林業グループによる防火戸の開発と、住友林業クレストによる防火戸の販売は初めての試みとなります。


中央部分にバルサを充填した
扉内部の様子

  従来製品の課題であった重さを解消するために活用した「バルサ」は苗木を植林してから6~ 10年で伐採できる非常に成長が早い樹種で、風力発電の羽や飛行機模型の材料などに活用されています。一方、建築・建材分野では、材料が柔らかく釘やビスがきかないなど、使用が難しいことが課題でした。今回、グループの総合力を結集することでバルサを活用した室内用防火戸の製品化に成功。軽量化により、運搬や施工、使用時の開閉が容易になることが期待されます。また、原料となるバルサは、当社のグループ会社であるインドネシアのKTI 社※2により育成された苗木からできた植林木を、同社が加工したものを利用しており、環境にも配慮した製品となっております。

  従来、防火戸の厚みは、遮炎性能を担保するため、一般的な住宅でよく利用される36mmよりも厚い40mm~50mmが一般的ですが、本製品では36mmを実現。これにより、扉部分の設計を統一することが可能となります。

  また、色や柄といったデザインを住友林業クレストが展開する床材等と合わせることができるなど、統一感のある内部空間が実現できます。

  本製品は、住宅のみならず、ホテルや商業施設、福祉施設、病院などにも活用可能であることから、住友林業グループの新たな市場の創出につながると考えております。今後もグループの総合力を発揮し、市場競争力の高い製品の開発と販売を行ってまいります。

※1   防火扉は4階建て及び200 ㎡を超える3階建て準耐火建築物の階段室など火が燃え広がりやすい空間や、病院併設住宅等、建築基準法上異種の用途とされる空間の防火区画 等に利用される。
※2 PT. Kutai Timber Indnesia

■製品概要

製品名 オリジナル木製防火戸
販売エリア 全国
初年度販売目標   100セット/年間
販売価格 約15万円~/セット(従来製品と比べ20%強コストダウン)
重量 約25kg ( 〃 35%強軽量化)
厚み 36mm※3 ( 〃 約10%薄型化)
※3   LVL を用いた芯組に、バルサ材を充填することで軽量かつ遮炎性能を向上。
鉄芯を挿入することで加熱中の扉反りを軽減し、一般扉と同じ扉厚36mm を実現。

■保有性能

・20分遮炎性能    ・遮煙性能    ・危害防止性能※4
※4   防火設備が閉鎖する際、挟まれた人が重大な危害を受けることがないよう、建築基準法で義務づけられている性能

以上

《本件に関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 森永・大西
TEL:03-3214-2270

《商品に関するお問い合わせ先》
住友林業クレスト株式会社 営業管理部
TEL:052-205-8451

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