ニュースリリース(2017年)

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2017年05月24日

当社初の高知県での育苗施設
本山樹木育苗センター竣工

 住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区 以下、住友林業)は5月24日、高知県長岡郡本山町にて本山樹木育苗センターを竣工しました。独自に研究開発したコンテナ苗の生産技術を活用し、今後需要の状況を見ながら拡大していく方針です。

 本施設を含め全国4ヶ所の苗木生産施設でそれぞれ生産体制を強化しており、苗木の安定供給に取り組むことで森林資源の持続的な活用に寄与していきます。

施設概要

所在地 高知県長岡郡本山町上小倉214他
施設面積 育成棟 1,071㎡、育苗棟 504㎡、
屋外養生スペース 1,071㎡
事業内容 コンテナ苗の生産(スギ、ヒノキなど)
生産能力 年間20万本
総工費 約8,900万円


 本施設は苗木育成環境の最適化と周年生産体制を構築することで、育苗期間の短縮による小面積での大量生産と苗木の品質向上を目指しています。
 1人でも800本以上のコンテナ苗木を載せた専用台(ベンチ)を移動できる「ムービングベンチ方式」を採用し、労働負担を軽減したほか、空調機の導入できめ細やかな温度調節を可能とし、苗木の成長促進効果を実現させます。
 今後、新たに開発された種子判別技術を用いて、優良な苗木の生産を目指していきます。
 そのほか、発芽施設や半自動播種機といった設備も順次導入予定で、生産体制を整備していきます。

※赤外波長域(可視光に近接する長波長側の光域)における反射率に基づいて、発芽が期待される樹木の充実種子を効率的に選別する技術。主要な造林樹種について発芽する種を高い確率で選別できるため、苗木生産のコスト低減につながると期待されています。2015年6月17日発表のニュースリリース「樹木種子の発芽率を飛躍的に向上させる選別技術を開発-コスト削減で林業の成長産業化に貢献-」をご参照ください。

背景

 全国的に森林が伐採期を迎え、国産材利用の機運が高まる一方で再造林用の苗木は不足していることから、当社は全国的に苗木生産体制の強化を急いでいます。3月には宮崎県日向市で苗木生産施設を増設したほか、岐阜県下呂市では同様の施設を新設しました。また2017年度中には北海道紋別市でも増設の予定です。

 住友林業は1691年(元禄4年)の創業以来、山林経営、木材建材の製造・流通事業、住宅事業、リフォーム、その他住関連事業など、木と住まいに関する事業を幅広く展開してきました。今後も当社独自の技術開発力を活かした事業創出によって、豊かな社会の実現と地域社会の活性化に貢献します。

以上

≪お問い合わせ先≫

住友林業株式会社 

コーポレート・コミュニケーション部 橋本・大西

TEL:03-3214-2270

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