ニュースリリース(2017年)

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2017年10月04日

「2017年度 グッドデザイン賞」受賞
~木の魅力、安心・安全の住まいを実現する技術及び空間提案等3件~

 

 

住友林業株式会社(社長:市川 晃  本社:東京都千代田区)は「2017年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を下記の3件で受賞しました。木の魅力を活かす快適な空間設計、安心・安全で永く住み継ぐ住まいの提案が評価され、本賞の受賞は8年連続となります。

 

 

今回受賞した3件は下記の通りです。

 

①    木造コンビニエンスストア「ローソン ビナガーデンズ店」/三井住友建設(株)・住友林業(株)

②    スケルトンインフィルの構造と間仕切壁「SI間仕切壁」/住友林業(株)

③    住宅用熱処理木材製壁材「室内外用壁材」/住友林業(株)

 

【受賞の概要】

①   木造コンビニエンスストア「ローソン ビナガーデンズ店」/三井住友建設(株)・住友林業(株)

 小田急電鉄株式会社が海老名駅前で推進している大規模開発の一部のコンビ二エンスストアで、三井住友建設株式会社とともに建築しました。両社が中大規模木造建築の市場創出と拡大をめざし2014年に提携した業務提携契約に基づくものです。当社はデザイン監修を担当。外観の特徴である切妻屋根のデザインに加え、外壁に国産天然杉の羽目板やルーバーを採用しています。

 1時間耐火構造の大臣認定を取得した純木質耐火集成材「木ぐるみFR」を採用し、耐火性能を担保しながら、木を現しとするデザインが可能となりました。街区開発コンセプトの「憩う・くらす・育む」を象徴する存在となることをめざし、木の持つ温かみを活かした「憩えるランドマーク」としてのコンビニエンスストアを提案しています。

*現し:木造建築で、柱や梁などの構造材が見える状態で仕上げる手法

 

<公開コメント>

この国におけるコンビニは、単なる日常品の小売店ということを超えて、郵便物の集配地、公衆トイレ、金融機関、地域の拠点など、様々な役割を担っており、ある意味で最も公共的な施設のひとつであろう。ただ、チェーン店化しているために、内部のプランがオペレーション上、簡単には変更することができず、日本中で同じような建物が並ぶようになる。ここでは、その構造に着目。木造の耐火建築物という困難な条件を克服し、コンクリートと鉄でできた新たに誕生する街の憩いの場となるべく暖かみのある建築をつくっている。

 

②   スケルトンインフィルの構造と間仕切壁「SI間仕切壁」/住友林業(株)

 SI間仕切壁はスケルトンインフィルの考え方を取り入れ、当社オリジナルの木質梁勝ちラーメン構造「ビッグフレーム構法」の住宅用に改良した可変性に優れた間仕切壁です。天井材や床仕上げ材施工後に専用の受け材を用いて固定するため、通常の間仕切壁に比べ取付け・取外しが容易です。予め自由に間仕切壁の配置ができる独自の構造上の特徴があるため、間取り変更の際に再度大掛かりな構造計算をする必要が無く短期間且つローコストでのリフォームが可能となります。

 住まい手や住まい方の変化にフレキシブルに対応し、自由な空間構成を可能とするこの構造は、永く住み継ぐことのできる資産価値の高い住まいを実現します。

 

<公開コメント>

住宅におけるスケルトンとインフィルを意識的に使い分けて生まれた新しい構造体であり、間仕切り壁である。住宅の間取りは、本来は家族の変化や生活の変化に合わせて自在に変更したいものである。しかし現実には、その改変が躯体を傷めたり、仕上げを剥がしたりと、かなり大掛かりになってしまう。それを一体的に解決するシステムとして生まれた構法は、住宅の寿命をさらに長くすることにつながるだろう。

 

③   住宅用熱処理木材製壁材「室内外用壁材」/住友林業(株)

 国産杉無垢材に保存処理を施した壁材です。室内外それぞれの環境、設置条件に合わせ2種類を設定しています。外部用は長期間の耐侯性を考慮した特殊塗装仕上げとし、木の膨縮を抑制し耐久性も向上させています。室内外の壁を同一のデザインとし、内と外の境目がなく空間に広がりと奥行きを感じさせます。

 この木製外壁材で木材の精度と品質の確かさ、本物の木の質感、自然な色変化、温かみのある風合いを感じていただき、他の木製部材や庭木と調和したアクセント部材になることをめざしています。

 

<公開コメント>

内と外で同じ壁材が使用できることにより内と外をつなぐデザインを実現することが可能となっている。

 

 住友林業グループは今後も木の良さを最大限に活かし、常に進歩する新たな技術と当社グループが培ってきた知見を融合し、次世代につながる快適な住空間を提案してまいります。

 

■    グッドデザイン賞概要

 グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。

 その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来約60年にわたって実施されています。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,200件、60年間で約44,000件に及んでいます。また、グッドデザイン賞を受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標としてその役割を果たし続けています。
(参照:http://www.g-mark.org/about/

 

以上

《本件に関するお問い合せは、下記にお願いいたします》

住友林業株式会社

コーポレート・コミュニケーション部  佐藤・中田

TEL 03-3214-2270

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