CSR情報

有害化学物質の管理

研究所・工場での化学物質管理

筑波研究所の化学物質管理

筑波研究所は、入手から廃棄、災害時の事故防止・対応を規定した「化学物質マニュアル」に基づき、化学物質の安全な取り扱いに努めるとともに、所有する化学物質の把握と不要在庫の処分を目的に棚卸しを年2回実施しています。特に、有害化学物質は専用の保管庫を設置して施錠管理し、液体物の保管場所には転倒防止の仕切り板を設けるなどの対策を講じて災害に備えています。

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住友林業クレスト株式会社の化学物質管理

住友林業クレスト株式会社の各工場では、化学物質の流出などの環境事故を予防するため、環境関連の作業マニュアルや規定を策定しています。それらに沿って、大気汚染物質や水質汚染物質、有機溶剤の排気中濃度などを定期的に測定し、問題がないことを確認しています。
化学物質の取り扱いが多い伊万里工場(旧 第二九州工場)では、流出防止対策として、漏洩時対応用具を常備し、緊急時対応訓練を行っています。

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2015年度PRTR対象化学物質の取扱量・排出量・移動量一覧※1(対象:住友林業クレスト株式会社)
物質番号 指定化学物質の名称 単位 取扱量 排出量 第三者保証マーク 移動量 第三者保証マーク
4 アクリル酸及びその水溶性塩 kg 11,512 0 0
7 アクリル酸ノルマル-ブチル kg 11,168 0 31
84 グリオキサール kg 1,850 0 3
134 酢酸ビニル kg 2,145,804 2,495 30
186 塩化メチレン kg 15,786 12,000 3,600
349 フェノール kg 47,160 1 19
395 ペルオキソ二硫酸の水溶性塩 kg 3,447 0 8
407 POAE (C=12~15) kg 2,230 13 6
411 ホルムアルデヒド kg 153,972 46 320
415 メタクリル酸 kg 1,260 0 0
448 メチレンビス(4,1-フェニレン)=ジイソシアネート kg 11,827 0 98
243 ダイオキシン類 mg-TEQ 73 0
合計※2 2,406,016 14,555 4,115
  • ※1 PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)とは有害性のある化学物質を事業所から環境中に排出した量と、廃棄物や下水として事業所の外へ移動させた量とを自ら把握し、行政機関に年に1回届け出る制度。
  • ※1 ダイオキシン類を除き、住友林業クレスト株式会社の各工場における取扱量がそれぞれ1トン以上の物質について集計しています。
  • ※2 合計値にダイオキシン類は含まれません。

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NOx、SOx排出量(住友林業クレスト株式会社)
物質名 排出量(単位:kg)
SOx(硫黄酸化物)第三者保証マーク 2,609
NOx(窒素酸化物)第三者保証マーク 825
ばいじん 593

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排水の水質調査結果(伊万里工場)
項目※1 単位 計量の結果 排水基準※2
pH - 7.5 5.0~9.0
COD mg/L 28.6 40
SS mg/L 4.0 50
TN mg/L 1.7 60
TP mg/L 0.02 8
排水の水質調査結果(筑波研究所)
項目 単位 計量の結果 排水基準※3
pH - 7.9 5.8~8.6
BOD※4 mg/L 13.0 160
SS mg/L 7.0 200
ヘルマルヘキサン抽出物質含有量(鉱物油含有量) mg/L 1未満 5
ヘルマルヘキサン抽出物質含有量(動植物油脂類含有量) mg/L 1.0 30
フェノール類含有量 mg/L 0.025未満 0.5以下
  • ※1 pH=水素イオン濃度 COD=化学的酸素要求量 SS=浮遊物質量 T-N=窒素含有量 T-P=りん含有量
  • ※2 排水基準は、県条例で求められている値を採用
  • ※3 排水基準は、水質汚濁防止法で定められた値を採用。フェノール類含有量については、つくば市公害防止協定で求められている基準値を採用
  • ※4 BOD=生物化学的酸素要求量

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アスベスト(石綿)含有建材の適正処理

住友林業グループは、石綿の適正な処理ルートを確保しています。住友林業では、「解体工事適正対応ガイド」を策定し、住宅の解体工事における石綿の飛散防止に努めています。
一方、各事業所の建築物においても、法律に基づき適正に処理しています。

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ポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管・適正処理

住友林業クレスト株式会社は、使用済みの高圧コンデンサなどに含まれるポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物について、PCB処理特別措置法に則り適切に管理し、処理を進めています。
2015年度は、工場閉鎖に伴う設備の撤去等により、272台(10,059.7kg)新たに発生しました。内、22台(8,570kg)については、同年中に処理を行い、2015年度末現在、475台を保管しています。

PCB廃棄物の処理状況
2014年度 2015年度 増減
225台 475台 250台(1,489.7kg)増

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植物の力を活用した土壌浄化技術・環境修復事業

現在、日本国内では工場などの跡地の利用において、土壌汚染に伴う環境負荷とその対策コストの負担が課題となっています。例えば、ガソリンスタンドは、埋設から40年以上たった地下タンクの改修が、改正消防法で義務化されたことに伴い、年間で約1,000カ所~2,000カ所が閉鎖される見込みです。
こうした土壌汚染対策・環境修復の需要に応えるべく、住友林業グループは、植物の作用を活用した汚染土壌の浄化(ファイトレメディエーション)に取り組んでいます。その一環として、2012年度、独自に品種登録した日本シバ「バーニングフィールド」による油汚染土壌浄化工法を、JX日鉱日石エネルギー株式会社と共同開発しました。
この工法で使用する日本シバは、根から出る栄養分が油分を低減する微生物の働きを活性化させる作用を持ち、環境負荷を抑え低コストで汚染土壌を浄化することが可能です。これまで、ガソリンスタンドや油槽所跡地の浄化に9件導入され、そのうち3件で浄化が完了しました。
なお、環境省が2013年度、2014年度に実施した「低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」において、油分分解微生物の活性化傾向が認められたほか、高濃度の油汚染地で適用することができる可能性があるとの評価を得ました。
今後も、この工法による浄化実績を積み重ね、全国の油汚染問題の解決に貢献していきます。

ガソリンスタンド跡地に施工された芝

ガソリンスタンド跡地に
施工されたシバ

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