CSR情報

水資源の有効利用

事業活動における節水

世界では今、水不足に対する危機感が増しています。今後、人口増加や途上国の経済成長によって水需要が高まることにより、この問題はますます深刻化することが予想されます。

住友林業グループでは、国内外の製造会社に加え、2012年度からは当社グループが所有する建物など、水使用量の実数測定が可能な拠点で水の使用量や水源も把握しています。国内製造会社では、主に住宅の内装材などの木材加工品を製造しているため、水使用量は多くありませんが、可能な限り水資源を有効利用するため、各工場で節水に取り組んでいます。当社グループで水使用量が比較的多い住友林業クレスト株式会社(接着剤製造)、河之北開発株式会社(ゴルフ場運営)、株式会社フィルケア(介護施設運営)では、毎年、水使用量の削減目標値を掲げて取り組んでいます。

これらにより、2016年度途中から稼働しているバイオマス発電事業などの影響を除く、国内の当社グループ全体の2017年度の水使用量削減目標値は、1.19%削減になっています。

また、住友林業では、2015年度、当社の住宅の施工現場の水使用量のサンプリング調査を実施し、施工時の水使用量は床面積1m²あたり約0.0887m³であることがわかりました。

住友林業グループ会社の水使用量推移※1第三者保証マーク
  国内オフィス部門他(単位:m³) 国内工場・発電事業部門(単位:m³) 海外工場 合計
2014年度 2015年度 2016年度 2014年度 2015年度 2016年度 2016年度 2016年度
上水道 64,064 170,117 80,052 22,492 17,612 114,028 581,263 775,343
地下水 2,970 3,438 0※2 201 124 0※2 168,007 168,007
工業用水 109,500※2 120,306※2 131,206 173,468 166,444 717,998 215,065 1,064,269
合計 176,534 293,861 211,258 196,161 184,180 832,026 964,335 2,007,619
  • ※1 対象は当社グループが所有する建物など、水使用量の把握が可能な拠点
  • ※2 2015年度までは、水源を地下水とする水道局から購入した水などについて地下水で計上していた。2016年度から、一般的開示に基づき、水道局から購入した水などについてはすべて上水道に計上した

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住友林業クレストの取り組み

合成樹脂接着剤などを製造している住友林業クレストの伊万里工場(旧九州第二工場)では、工業用水を製造設備の冷却に使用したあと、工場排水の希釈に再利用するなど、水使用量削減のため主に3つの施策を推進しています。

排水のCOD測定

排水のCOD測定

住友林業クレスト伊万里工場の節水施策
  1. 1. 設備洗浄水の一部を回収し、原材料水として再利用する。
  2. 2. 雨水回収用ポンプの増強などで雨水の利用率を向上させる。
  3. 3. COD測定による水質管理を実施し、必要最低限の水で排水処理を行う。
  • ※ 化学的酸素要求量のこと。水中の被酸化性物質を酸化するために必要とする酸素量を示したもので、代表的な水質の指標のひとつ

関連イニシアチブへの参画

水に関連するイニシアチブには参画していませんが、2017年度、住友林業グループ宛に初めて、「CDPウォーター」の質問書が届いたことから、これに回答し、より詳しい水関連リスクへの取り組み内容等を公表する予定です。

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今後に向けて

住友林業グループは、水ストレスの高い地域を含む国においても事業を展開しており、当該地域における水使用量の削減を検討する予定です。また、現在、集計に含めていない製造事業以外の海外関係会社の水使用量の集計を検討する予定です。

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