CSR情報

国内における社会貢献活動事例

富士山「まなびの森」プロジェクト

1996年、関東南部を襲った台風17号により、富士山麓に広がる国有林が大きな被害を受けました。住友林業は設立50周年の記念事業のひとつとして、約90ヘクタールを「まなびの森」と名づけ、もとの豊かな森の姿を取り戻すために1998年より自然林復元活動をスタートさせました。

自然林復元のための森林づくりボランティア活動や環境教育を実施したほか、NPOなどの団体の活動の場として開放するなど、2016年度は、社内外の延べ1,468名が「まなびの森」を訪れ、1998年~2016年度末までの「まなびの森」への累計訪問者数は23,500名を超えました。

森林づくりボランティア活動

1998年のプロジェクト開始以来、社内外の多くのボランティアの力によって進められてきた復元活動も、植栽が完了し、育林段階に入っています。今後も下草刈りや枝打ち、間伐などの育林活動を継続していきます。

2016年度のボランティア活動回数は7回で、延べ274名が参加しました。

社内ボランティア

社内ボランティア

森林再生ボランティアの推移

森林再生ボランティアの推移

環境学習支援プロジェクト

2006年度からはNPO法人ホールアース研究所と連携し、地元小中学校の児童・生徒を対象とする「環境学習支援プロジェクト」を継続しています。活動内容は樹木や野生生物の観察や五感を使ったゲームなどで、これらの自然を見つめ直す機会を通じて自然の大切さを知ってもらい、新しい自然との共存関係を考えてもらうことを目的としています。2016年度は8校794名の児童を招待しました。

環境学習支援プロジェクト

環境学習支援プロジェクト

環境教育プログラムの推移

環境教育プログラムの推移

植生モニタリング・鳥獣生息調査

専門家による植生のモニタリング、鳥獣生息などの調査も2000年度より継続しており、地域の生物多様性について把握する貴重なデータとなっています。

森を育てるには悠久の月日が必要で、「まなびの森」も100年の計画です。100年先の未来も継続して行っていけるよう、森づくりや環境活動を通じて、一人でも多くの人に自然の大切さを知っていただく活動を継続していきます。

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群馬「まなびの森」での森林整備活動

住友林業と群馬県は、2012年7月に「県有林整備パートナー事業実施協定」を締結し、県と共同で赤城山山麓の森林整備を進めています。

群馬県は前橋市管内にある赤城の森を保有し、企業・団体と協力して、県有林の整備と保全を進めています。住友林業群馬支店は2016年度の森林整備活動として「群馬まなびの森」を10月に実施しました。ヒノキの苗木の植樹や地元森林組合の協力のもと間伐などを行い、社員および協力工事店社員とそのご家族など、約50名が参加しました。森林の整備、保全は継続的な手入れが不可欠であり、2017年度は2回の活動を計画しています。昨年8月は台風で開催できなかったため、2017年度は7月に「住友林業の家」のオーナーの皆様のご家族にもご参加いただく予定です。

群馬まなびの森

群馬まなびの森

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名木・貴重木を後世に受け継ぐ

住友林業は、各地の名木・貴重木を後世に受け継ぐため、所有者からのご依頼により、従来技術である接ぎ木や挿し木に加え、最新の技術であるバイオテクノロジーを活用し、名木・貴重木の花や葉といった性質をそのまま受け継いだ苗木を増殖し、名木・貴重木を後世に受け継ぐことに力を注いでいます。また、樹木のDNAデータベースを構築し、高度な個体識別も進めています。

京都・北野天満宮、花の色が白色から桃色に変化する珍しい桜、御神木“北野桜”の増殖

京都・北野天満宮社務所前にあり、開花の進行とともに花の色が変化する珍しい品種である御神木"北野桜"を後世に受け継ぐため、2014年から北野桜の苗木増殖に関する研究開発を進めてきましたが、2016年4月、組織培養の一手法である茎頂培養によりその増殖に成功しました。北野天満宮は梅で有名ですが、実は本宮において807年に開かれた右近の馬場は、右近衛大将であった菅原道真公が好まれた場所であり、桜狩が行われた名所として伝えられています。この右近の馬場を舞台とした謡曲「右近」は、女神を主役として御代を寿ぐ春を代表する曲となっています。

北野天満宮の御神木“紅和魂梅”の培養苗の里帰りとDNA分析

2015年に組織培養による苗の増殖に成功し、その後大切に育ててきた北野天満宮の御神木“紅和魂梅”を、北野天満宮に里帰りさせました。また、樹齢300年以上と推定される「紅和魂梅」の遺伝子を調査した結果、葉と根の遺伝子が異なっていることが判明しました。この結果から、御神木は接ぎ木によって増殖された可能性が高いことが推察されます。梅の増殖については、平安時代後期~鎌倉時代の書物に接ぎ木や挿し木といったクローン増殖の記述があります。今回のDNA分析の結果と推定樹齢から、江戸時代には接ぎ木が行われていたことが科学的に証明できましたが、今後、より樹齢の高い樹木のDNAを調べることにより、接ぎ木の歴史をさらに遡ることが可能と考えられます。

北野天満宮の御神木「紅和魂梅」

北野天満宮の御神木「紅和魂梅」

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オーナー交流会 ふれあいの森 植林ツアーを開催

2016年10月に住友林業発祥の地である愛媛県新居浜社有林において、「住友林業の家」オーナー交流会「ふれあいの森 植林ツアー」を開催しました。このツアーは植林を通して当社グループの持続可能な山林経営を身近に感じていただくこと、また体験交流を通して、オーナーの皆様との良好な関係を構築することを目的としています。

今回は11組28名が参加し、0.3ヘクタールに約900本のヒノキ苗の植林を体験しました。

植林の様子

植林の様子

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高校生に「木の新たな可能性、『木の力』再発見」をテーマに講義

2016年7月に開催された「第16回 日経エデュケーションチャレンジ」に協賛し、今後の社会を担う高校生に向けて「木の新たな可能性、『木の力』再発見」をテーマに講義を行いました。

本プログラムに参加することで、高校生に向けて木の素晴らしさ、木の新たな可能性とともに、日本における木材利用の現状や国産材活用の重要性を伝えました。

木の素晴らしさという点では、素材としての機能性や木が時間とともに風合いを変えていく経年美などを紹介し、高校生が興味を持って理解できる講義内容としました。同時に、日本は国土の約7割が森林であるにも関わらず、国産材が十分利用されていない現状を伝えるとともに、国産材を積極的に活用し、森林・林業の再生と地域の活性化を推進する住友林業グループの社会的使命・意義についても訴求しました。

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SGH指定校 愛媛県立松山東高校への企業研究セミナー実施

2014年からスーパーグローバルハイスクール(SGH)事業の一環として、松山東高校の生徒が住友林業グループ発祥の地である愛媛県新居浜市を訪問し、毎年セミナーを受講しています。

2016年6月実施のセミナーは、新居浜事業所での住友林業グループの事業紹介および海外駐在経験者の体験談などの座学と旧別子のフォレスターハウスでのフィールドワークの2部構成で行い、住友林業の325余年に及ぶ歴史と受け継がれる企業精神が、現在の海外での事業展開に寄与していることを学んでいただきました。

また、2014年度と2015年度はジャカルタ事務所に生徒が訪問し、インドネシアでの当社の事業展開を見聞しています。

一連の活動を通して住友林業は、文部科学省「国際的に活躍できるグローバル・リーダーを高等学校段階から育成するスーパーグローバルハイスクール事業」に賛同・協力しています。

フィールドワークの様子

フィールドワークの様子

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