



関西を代表する高級住宅地・芦屋。阪神大震災では最も被害の大きかった地域のひとつですが、現在では新しい住宅が建ち並び、閑静な邸宅地としての落ち着きと趣を取り戻しています。
JR神戸線および阪神本線の二線が利用可能というアクセス面でも優れたこの物件は、ファミリーを対象としたメゾネットタイプの高級賃貸アパートメントです。ご近所にお住まいのオーナーのご自宅も住友林業で建てさせていただき、そのご縁でお声をかけていただきました。
当初、鉄筋コンクリート造のマンションという競合もありましたが「何より地域との調和、そして住まう人へのやさしさを第一に考えてご提案いただいた住友林業さんのプランに感心しました」「貸し手、住まい手、そして作り手、この三者が満足して初めていい物件と言えると思います。その点で住友林業さんには大変ご苦心いただき、非常に感謝しています」とオーナー。

外構にはケヤキやシラカシ、またツツジなどの植栽を配し、芝と御影石が見事なコントラストを描くアプローチなど、入居者はもちろん、道行く人の心をなごませてくれます。またオーナーが最も気を掛けられたのが遮音性でした。隣戸との壁の防音対策を万全に施し、窓は遮光効果を兼ね備えたペアガラスを採用した結果、一般賃貸住宅の性能を超える遮音性と遮光性を確保。ツーバイフォーによる壁工法も遮音性に一役買っています。
さらに一坪タイプの追い焚き機能付バス。TVモニター付ドアホン、センサー感知式照明など戸建て仕様の設備を随所に採用し「人と地域にやさしい住まいであってほしい」というオーナーの願いが形ととなって表れています。
詳細なお打ち合わせを何度も持たせていただき、その度に多くの思い入れをお話いいただけたのは、私ども住友林業への信頼性の証であると感じ、営業・設計が一丸となりオーナーの期待にお応えできるよう取り組ませていただきました。「工事中も周囲へ細心の配慮をいただき、本当にお願いしてよかった」と満足されています。

“貸し手、住まい手、そして作り手、この三者が満足して初めていい物件と言えると思います”
事業として収益性のみを考慮すれば、戸数が多く取れる単身者用マンションが有利なのですが、今回オーナーが特に気を使われたのが、地域環境との調和でした。その点からファミリーを対象とし、1戸あたりの賃料が高く設定できるメゾネットタイプをご提案しました。また戸建て同様の設備仕様とすることで、物件のグレードアツプを図り、収益性向上に努めました。芦屋という街並みにも自然に溶け込み、貸し手、借り手双方にメリットのある物件が実現できたたとご満足いただいております。
オーナーの遮音性に対するご要望が高く、境界壁の設計には特に気を配りました。十分な壁厚を確保し、壁内構造にも工夫を凝らしました。また芦屋市は景観保護のため、緑化に対する基準を厳しく設けており、今回の植栽の種類や高さにいたるまで申請し、許可を得ています。そうした植栽を外構に効果的に配置することにより、物件の価値をより高めることに寄与できたと思っております。


