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2024/04/30 公開

平屋の2LDKの間取り7選! プランごとの魅力や間取りを考えるときのポイントを解説

平屋の2LDKの間取り7選! プランごとの魅力や間取りを考えるときのポイントを解説

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LDKのほかに2部屋ある2LDKの平屋は、夫婦2人暮らしや家族3人で暮らすのにぴったりの間取りです。ただし、平屋の2LDK間取りといっても、家族構成やライフスタイルによって、理想のプランはさまざまです。そこで、この記事ではバリエーションに富んだ平屋の2LDK間取りをご紹介します。シンプルな中にも工夫が詰まった、間取りづくりのポイントもあわせてチェックしてください。

平屋の2LDKの間取り7選! 同じ2LDKでもこんなにプランが違う

20帖を超える広さのLDK、効率的な家事動線、プライバシーに配慮したゾーニング、多用途な土間収納があるプランなど、平屋の魅力が詰まった7つの間取りをご紹介します。


1.効果的な仕切りで、家族のつながりとプライバシーの確保を両立した間取り

延床面積:70.38㎡(21.28坪)



横長の平屋の中央にLDKを置いて、その隣に夫婦それぞれの寝室を縦にレイアウトした間取りです。


LDKと寝室どちらも南側に面しているので日当たりは良好です。北側にも窓を設けて風の通り道を確保しています。LDKと寝室をしっかり仕切ることで、パブリックスペースとプライベートスペースを明確に分け、プライバシーを確保しています。


また、寝室の中央にウォークインクローゼットを置き、空間を緩やかに仕切っています。夫婦の生活リズムが異なる場合でも、音や光を遮ってくれるため、心地よく過ごせるでしょう。


2.ひろびろLDKや和室で、暮らしの幅が広がる間取り

延床面積:83.63㎡(25.29坪)



ゆとりある広さのLDKや、多目的に使える和室が特徴的な間取りです。


20帖を超えるLDKは、ダイニングテーブルや大型のソファも置ける広さです。キッチンとダイニングテーブルを横並びに配置しているので、配膳や片付けがスムーズなのも魅力的です。


また、LDKの隣に和室があり、和室の引き戸を開ければ、LDKとの一体感が生まれ、より開放的な空間になります。年末年始などに家族や友人とごはんを食べる際は、和室スペースも活用すれば、にぎやかな食事会を楽しめるでしょう。テレワークや趣味の空間としてはもちろん、収納スペースなど多用途な使い方としても和室は大活躍します。


水回りは北側にまとめており、キッチンから洗面室や浴室へ横一直線に移動できるよう、家事動線の工夫も注目ポイントです。


3.家族それぞれのプライバシーを守る間取り

延床面積:83.63㎡(25.29坪)



この間取りは、中央に廊下や和室があるのが特徴的です。


和室を来客対応スペースとすれば、左側の寝室や水回り、右側LDKのプライバシーも確保できます。来客対応でLDKを使う場合、急に片付けが必要になったり、他の家族がLDKでくつろげなくなったりしますが、このプランならそういった問題も解決できそうです。


また、エントランスクローク、ウォークインクローゼット、パントリー、和室の押入れなど、収納が各所にあるので、モノがスッキリ片付き、キレイな部屋をキープできるのもうれしいポイントです。


4.ライフスタイルの変化に対応する和室のある間取り

延床面積:76.18㎡(23.04坪)



2人家族はもちろん、子どものいる3人家族にもおすすめの間取りです。


キッチンのすぐ隣に水回りスペースをまとめているので、動線がコンパクトになり効率的です。


6帖の和室は、読書スペースやテレワークスペースとしても使えますが、子どもがいるご家庭の場合、子どもの成長にあわせて、子ども部屋や夫婦の寝室にすることも可能です。


LDKが住まいの中心にあり、各部屋へ行くにはリビングを必ず通るため、子どもが大きくなっても家族の自然なコミュニケーションを育んでくれます。



5.たっぷり収納や広々LDKなど、家族のうれしいが詰まった間取り

延床面積:86.95㎡(26.3坪)



収納スペースが充実した間取りプランです。エントランスクロークやウォークスルーのクローゼット、キッチン収納などが、生活動線や家事動線に沿って、最適な場所に設けられています。


例えば、洗面室の南側にある3帖のウォークスルークローゼットは、双方向から出入りできるようになっています。LDKも近いため、朝の身支度や入浴の準備もスムーズです。ウォークスルークローゼットとつながる小部屋で部屋干しをすれば、洗濯物を干すのも乾いた洗濯物をしまうのも、少しの移動でできるので、洗濯家事がかなりラクになりそうです。


また、中央のLDKは21帖もの広さがあり、L字型で窓も多いため、明るく開放的な空間で、ゆったりとくつろげるでしょう。


このプランの場合、もし、南面にウッドデッキを設ければ、天気の良い日に屋外で食事を楽しむこともちろん、洗濯物の外干しもできるなど、平屋ならではの心地よい暮らしが叶いそうです。


6.北側玄関&南側居室の、居心地がいい長方形の間取り

延床面積:89.02㎡(26.92坪)


3人家族におすすめの長方形の間取りプランです。横長の間取りをいかし、北側に玄関、南側には長い時間を過ごすLDKや寝室をまとめています。どの部屋にいても、日当たりの良さと風を感じてゆったりくつろげそうです。


特にLDKの窓面積が広く、開放感を感じられるプランになっています。このプランでも、南面いっぱいにウッドデッキがあれば、各部屋から出入りできる屋外のリビングとなり、中と外が一体となった、平屋ならではの暮らしをより一層楽しめそうです。


また、セミクローズドになったキッチンの奥にはパントリーがあるので、ストックできる食品や消耗品、調理器具もたっぷり置けます。収納が近くにあるおかげで料理は楽になり、家で食事をする時間もますます楽しくなりそうな、どこにいても居心地のいい間取りプランです。



7.土間収納やワークスペースで、オンもオフも充実する間取り

延床面積:96.88㎡(29.3坪)


玄関に設けた土間収納が特徴的な間取りです。


土間収納には、キャンプ用品やベビーカー、スーツケースやゴルフバッグなどの大きな荷物のほか、ペットボトルの水といったストック品もしまうことができます。


そのほか、ウォークインクローゼットや納戸など、豊富な収納が各所に設けられているのもこのプランの特徴です。季節の服や家電、こまごました雑貨なども収納できるので、居住空間をいつもスッキリと保てそうです。


寝室スペースの一角には、並んで作業できるワークスペースがあり、夫婦ともにテレワーク中心の働き方だったとしても、これならストレスなく仕事ができそうです。


のんびりしたい趣味の時間も、集中したい仕事の時間も、両方とも充実する間取りプランです。


平屋で2LDKの間取りを考えるときのポイント5選! 天井高など平屋の特長をいかそう


平屋の2LDK間取りを検討するとき、どんなポイントを押さえておけば良いのでしょうか。平屋の魅力を最大限にいかせるように、動線や収納など、気を付けたいポイントを紹介します。


1. 高い天井・大きな窓・ウッドデッキとのつながりで、開放的な空間をつくる


住まいの広さには限りがあるので、生活の中心となるLDKだけでなく、寝室や子ども部屋、収納スペースなど、他のスペースとのバランスを考慮しなければなりません。比較的コンパクトな2LDKの間取りでも、平屋の特長をいかせば、開放的なLDK空間をつくることができます。


平屋は2階がない分、天井を高くしやすいのが特長のひとつです。そのため、上の写真のように勾配天井と大開口を組み合わせたLDKにすれば、上部の広がりと外への視線の抜けで、面積以上の広さを感じられる空間となります。


また、LDKに面したウッドデッキを設け、つながりを演出することで、室内と屋外の一体感が生まれ、より一層の開放感を得られるでしょう。



2. 廊下やホールを減らし、生活スペースの広さを確保する


コンパクトな敷地条件で2LDKの平屋を検討する場合は、廊下や玄関ホールをなくし、他の空間の広さを確保するのもひとつの方法です。LDKと各部屋、玄関、水回りを隣接させることで廊下をなくせば、建物の面積を抑えながら、広い居住空間を確保できます。


玄関ホールの代わりに土間を広くとるなど、理想のライフスタイルに合わせたプランにはいろいろな選択肢があります。その際、玄関を開けてすぐLDKが見えるのが気になる場合は、土間をクランク型にするなどの工夫で、プライバシーを確保することができます。



3. 天井高をいかし、小屋裏収納やロフトを設ける


2LDKの平屋を検討する中で、土地の広さや建ぺい率の制約があって、理想の広さを確保するのが難しいという問題にぶつかるかもしれません。


そんなとき、平屋ならではの天井高をいかして、上部空間にロフトや小屋裏収納を設けるという方法もあります。そこに例えば、使用頻度の少ない季節家電などをしまえば、その分、居室スペースがスッキリ片付き広さを確保できるかもしれません。


家族が増えたりライフスタイルが変わったりする中で、荷物は増えていきます。後から収納家具を買い足していくと、どんどん空間が狭まるため、将来を見据えて余白のある間取りを考えておくことが大切です。


4. スムーズな家事動線を考える


ワンフロアの平屋は、階段の上り下りがないため、快適な家事動線がつくりやすいのも特徴です。まずは、洗濯や食事の準備など、どんな順序で家事を行っているか、どのように家事をしたいかを考え、キッチンや洗面室を一直線に配置するなど、ご自身が一番作業しやすい間取りを考えてみましょう。


特に比較的コンパクトな2LDKの間取りなら、家事動線も生活動線も、工夫次第でスッキリコンパクトにまとめられるでしょう。


5. 家族間のプライバシーの確保を考える


「夫婦2人もしくは家族3人でコンパクトに暮らしたい」と思い、2LDKを検討している人も多いでしょう。


ただし、ワンフロアの平屋でコンパクトに暮らす場合、家族間のプライバシーにも配慮が必要です。
コンパクトな間取りでは部屋同士の生活音が気になるかもしれません。そこで、居室と居室の間にクローゼットなどの収納を設けたり、LDKと寝室の距離をなるべく離したりするなど、間取りの工夫で音のストレス軽減も考えましょう。


また、2LDKの平屋に限りませんが、人通りが多い立地などは特に、外からの視線が気になる場合もあります。その場合は、植栽や中庭を設けることで、採光や通風を確保しながらも、視線を遮ることができます。



そのほか、平屋の間取りのポイントを網羅的に知りたい方は、ぜひ下記のコラムもチェックしてみてください。


新築で平屋を建てたい! 平屋のメリット・デメリットや間取りプランはどんなものがある?

平屋の間取り11選! 坪数や部屋数ごとに違う、間取りの魅力を徹底解説


間取りシミュレーションで理想の平屋間取りを探そう


ワンフロアでシンプルに暮らせる平屋ですが、自分たちの暮らしを知り、自分たちに合う間取りを実現できれば、平屋暮らしはもっと楽しく快適になるはずです。


ただ平屋の間取りを探しても、自分たちにピッタリの間取りを見つけるのはなかなか難しいかもしれません。そこでおすすめしたいのが、無料登録で利用できる住友林業の間取りシミュレーションです。


「平屋」や「2LDK」といった階数や部屋数だけでなく、延床面積、玄関方向、その他「和室」「ワークスペース」「エントランスクローク」などの自分のこだわりを組み合わせて、間取りを探すことができます。



この記事でご紹介した2LDKの平屋間取りはその一部です。2LDKに限定しなければ、平屋だけでも300を超える間取りプランの詳細を見ることができます(2024年4月時点)。間取りの人気ランキングも見ることができるので、人気の間取りに共通するアイデアなどを見つけるのも楽しいかもしれません。


気になる間取りはお気に入り登録できるので、後から比較検討したり、家づくりでの打ち合わせで活用したりと、使い方は多彩です。気になる価格の目安や設備の仕様を詳しく知りたければ、お問い合わせも可能です。


たくさんのアイデアを見て、理想の間取りをぜひ見つけてください。


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