木の家は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の家に比べ、増改築がしやすいという特長があります。鉄骨造や鉄筋コンクリート造の場合、増改築の工事が大掛かりになり、建て替えたほうが費用が安くなるということもあります。木の家なら、階段や建具などを新たに設置しやすく、ライフステージの変化に合わせた暮らしを考えて増改築できます。
通常の平屋の構造は、主に屋根荷重を計算しているため、2階を増築した際に階下にかかる荷重は考慮されていません。「グランドライフステージ」は、設計段階で2階の増築を想定した構造計算を行ない、1階の柱や壁を設置します。そのため、2階を増築した場合も荷重を階下でしっかり支えることが可能となり、万一の地震などにも優れた耐震性を確保できます。
容積率や斜線規制などを考慮しながら、2階を増築。部分2階建てなら平屋の形状を活かしながら、必要な空間を効率よく増築できます。
寄棟屋根を組み合わせた落ち着きあるたたずまい。変化のある屋根形状が、外観の美しさを際立たせます。
平屋の屋根を一部残し、立体感も豊かに増築された部分2階建て。バランスのとれたシルエットを形成します。
総2階建てへの増築なら、ゆとりある暮らしのスペースを生み出すことが可能です。2世帯での暮らしを考慮して、家族みんなが集うスペースも確保しやすくなります。
平屋のシンプルな美しさが際立つ外観。道路に面した白い壁がモダンな印象を醸し出すデザインが魅力です。
総2階建てになっても、外観のシンプルな美しさは変わりません。寄棟屋根の形状が空にくっきりと映えます。
平屋の小屋裏部分を大きく確保しておき、将来的にはそこを改築して、2階居室を設けることも可能です。この場合、屋根を架け替える必要はありません。
小屋裏を大きく取った片流れの屋根が印象的な外観。広い屋根面積を確保できるので太陽光発電に最適です。
片流れの屋根はそのまま活かし、小屋裏部に窓とバルコニーを新たに設置して子ども部屋をつくっています。