お知らせ(2018年)

お知らせ一覧へ戻る

2018年11月26日

当社が輸入し東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連施設建設用
に使用されたコンクリート型枠用合板について

 当社が輸入したコンクリート型枠用合板で東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連施設に使用されたものは、すべてインドネシアのSVLK*1(木材合法証明システム)認証を取得しており、クリーンウッド法に基づく合法木材であることはもちろん、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下組織委員会)が定めた「持続可能性に配慮した木材の調達基準(以下調達基準)」に適合しています。

 

 SVLKは、EUが定めたFLEGT*2(森林、施行、ガバナンス及び貿易)行動計画に基づくVPA(二国間協定)によって認証されたシステムであり、一国が独自に定める基準に比べ信頼性が高いものです。

 

 SVLK認証の仕組みに基づいて発行される証明書を確認することで、合板に使われた原材料の木材がどこで伐採されたものなのかを遡って調べることができます(トレーサビリティ)。当社が輸入し東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連施設に使用された合板は、カリマンタン島で合法に伐採された原木が使用されています。

 

 当社は、今後とも組織委員会が定める調達基準に適合した供給を行うと共に、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。

 

以 上

 

*1SVLK (Sistem Verifikasi Legalitas Kayu):インドネシア政府が運用する合法性証明システム。2016年11月、EUとの二国間協定において世界で初めて認められた制度。

林野庁クリーンウッドナビご参照              http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/goho/idn/info.html

*2FLEGT(Forest Law Enforcement, Governance and Trade):森林、施行、ガバナンス及び貿易行動計画は、EU欧州連合によって2003年に策定されたもので、違法伐採への対応を貿易のルールに取り込みながら木材の供給国、需要国(EU)双方で社会又は環境持続可能性を促進しながら行うことを目的としている。インドネシアは2014年にEUと二国間協定を結び、2016年11月にFLEGTライセンスの発行を開始し、EU諸国へライセンスつきの木材製品を輸出している。

林野庁クリーンウッドナビご参照               http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/goho/eu/info.html

以上

企業・IR・ESG・採用