高齢化社会に応える事業

事業を通じた高齢化社会への貢献

高齢化社会を踏まえた住まいや生活サービスの提供など社会的ニーズに合致・対応した事業を推進することも、住宅事業を展開する当社の重要な社会的役割であると考えています。そのために、介護施設の新設・運営、デイサービス事業などを展開しています。

ICTや最新の研究成果を活用した介護施設の開設・運営

団塊の世代が全て後期高齢者に到達する2025年以降、要介護高齢者が急増することが予想され、提供される介護サービスの質の向上と、サービスの担い手である介護職員の確保とその労働環境の向上が、社会的課題となっています。また同時に認知症高齢者の急増も懸念されています。

首都圏と阪神圏で介護事業を展開する株式会社フィルケア(現:住林フィルケア株式会社)では、2016年度に開設した有料老人ホームにICTを活用した入居者見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」を導入しました。従来は単独センサーからの情報で入居者の状態を判断していましたが、このシステムでは、ベッドセンサー、人感センサー、温湿度センサーなど複数のセンサーからの情報を分析することにより、居室内の入居者の状態を詳細にリアルタイムで把握することができるようになりました。

これらの情報は入居者の転倒防止や健康管理に役立つほか、ナースコールと組み合わせて機能させることにより、入居者からのSOSの一元管理を可能にします。また携帯端末を利用しこれらの情報を入居者のご家族と共有する事ができ、さらに職員間の情報共有や連携が強化されることにより職員の負担軽減にもつながるものと期待されています。

この新システムは、2016年11月開設の有料老人ホーム「グランフォレストときわ台」、2017年2月開設の「グランフォレスト学芸大学」、同年5月開設の「グランフォレスト鷺宮」、同年12月開設の「グランフォレスト哲学堂」2018年2月開設の「グランフォレスト神戸御影」並びに2018年5月開設の「グランフォレスト練馬高松」に導入されました。

2017年度は、住友林業筑波研究所での研究成果を活用した新しい試みを導入しました。まず「快眠システム」では、木質内装と間接照明を組み合わせコントロールしリラックス効果のある寝室環境を提供することにより、入居者の睡眠の質の改善を図りました。夜間の深い快適な睡眠が生活リズムの乱れを調整し、昼間の健康的な活動をもたらすことが期待されています。そして、「グランフォレスト学芸大学」では、ADL(日常生活動作)の改善や認知症の予防効果が認められている四季の変化が豊かな庭「花笑みの庭」を設置し、入居者により身近に触れていただけるよう、庭の花を利用したレクリエーションプログラム「木の花レク」に取り組んでおります。

また、「安全配慮床」は、衝撃吸収材と組み合わせた特殊な床構造を採用することにより、入居者を転倒時の衝撃から守ることを目指します。

さらに運動機能を「見える化」するべく「グランフォレスト練馬高松」からは加速度センサーと独自のアルゴリズムで、人の歩行を計測、評価するシステム「Q'z TAG™walk(キューズタグウォーク)」を導入し、入居者の歩行機能の維持・向上に役立てます。15グラムという軽量のセンサーを腰につけて10m歩くだけで、「動き」「バランス」「速さ」「リズム」をレーダーチャートで見える化して歩行状態を評価し、改善ポイントと推奨の運動プログラムをアドバイスするシステムを導入しています。

これにより歩行能力および日常生活動作の維持や健康寿命が伸びることが期待されています。

グランフォレスト学芸大学

グランフォレスト学芸大学

グランフォレスト鷺宮

グランフォレスト鷺宮

良質な木材の効果を生かした住宅

木材にさまざまな効果があります。たとえば、木材の香りにはストレス解消効果や鎮静作用、リラクゼーションの効果があり、認知症予防や症状の軽減に効果があることが期待されています。また、触れるとぬくもりを感じられ、木の床材の上を歩いても足が疲れにくいです。こうした木の素晴らしさを最大限に生かした施設づくりを行っています。

木の温もりあふれるエントランス

木の温もりあふれるエントランス

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