基本的な考え方

海外製造事業は大きく「素板・ボード事業」「建材・木工事業」の二つに分けることができます。素板・ボード事業は、再生可能な資源である「木」を主原材料とし、熱硬化型の接着剤を使用して、合板やMDF(中密度繊維板)、パーティクルボードを製造しています。建材・木工事業は、素板・ボード事業で製造された合板やMDFを使用して、住宅に使用される建材や家具、楽器などを製造しています。

国内製造事業では、海外で製造された合板、MDF及び集成材などを使用して、木質系住宅関連部材、階段部材、カウンター等の製造・販売を行っています。

製造時に使用される原材料は、住友林業グループ調達方針に基づき合法かつ持続可能な調達を行っています。

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持続可能な木材調達の推進

インドネシアにおける生産拠点の一つであるクタイ・ティンバー・インドネシア社(KTI)では、原材料に占める植林木の割合を高めていくため、現地植林共同組合と協働して、持続可能な植林地経営のしくみづくりに取り組んでいます。

KTI社は1999年よりファルカタ等の早生樹の植林に着手。地域住民に無償で苗木を配布し、住民が持つ土地に植林して育ててもらい、成木したら木材として同社が市場価格で買い取り保証をする「社会林業」のしくみにより、環境・社会・経済の両立を目指してきました。また、KTI社が支援する植林共同組合 KTI(KBM KTI)、KTI(KAM-KTI)が所有する山林においてFSC-FM認証を取得しました。

今後KTI社は、より多くの取引先の要望に応えるため認証面積の拡大も視野に入れながら、持続可能な木材調達を行い、環境価値の高い製品の製造・販売の拡大に注力します。

※ KAM KTI:FSC-C023796, KBM KTI:FSC-C133562

写真:植林地風景

植林地風景

植林木・認証材の利用推進

PT.Sinar Rimba Pasifik社は、環境に配慮したサステナブルな木材を使用しながら、良質で意匠を統一した木質内装材(床、階段、カウンター等)の製造を行い、「住友林業の家」を中心に商品を供給しています。主原材料である木材においては、植林木、認証材のみを調達しています。

2018年度、使用した木材全体の約60%を海外から輸入しており、海外調達先からの輸入材は全て、AHEC(アメリカ広葉樹輸出協会)、QWEB(ケベック木材製品輸出振興会)に基づいた合法材となっています。木材全体の約40%については、インドネシア国内の森林公社(プルフタニ)から購入した植林木で、SVLK(インドネシア合法証明制度)を受けた材料のみ調達しています。

今後も、責任ある木材調達に徹し、合法性・持続可能性が確認された木材を使用した付加価値の高い製品の製造・販売に努めます。

写真:木材保管倉庫

木材保管倉庫

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企業・IR・CSR情報