重要課題1:持続可能性と生物多様性に配慮した木材・資材調達の継続

基本的な考え方

住友林業グループでは、「木」を軸に事業を展開しており、国内外において持続可能な森林経営や木材調達を推進しています。また、生物多様性を育む森林を直接的な事業フィールドとしているため、当社グループでは、生物多様性保全をCSR重要テーマの一つとして位置付け、2020年までの目標を設定しています。

世界の森林面積は、規制の緩い市場への違法伐採木材の流入や、ブラジル、インドネシア、マレーシアなどでのパーム油や大豆、牛肉などの生産増を目的とした無計画な農地転用などにより減少し続けています。 これらを背景とし、各国で違法伐採木材を市場から排除する法令の導入や規制の強化が進められており、今後違法伐採対策の強化へ向けさらに強い施策がグローバルに実施されることが予想されます。一方、日本の森林、特に人工林は、林業従事者の減少や高齢化などにより整備が進まず、一部では荒廃が懸念されています。

こうした中、世界の森林減少につながる違法伐採等の課題解決に向け、日本又は原産国の法令に適合する木材伐採及び加工製品の流通と利用の促進を目的に2017年5月にクリーンウッド法が施行されました。住友林業は2017年11月、登録実施機関である一般社団法人日本ガス機器検査協会の第一号登録事業者として、「第一種登録木材関連事業者」に登録されています。

住友林業グループは、持続可能な木材の取り扱い増加と合法性確認を通じた持続的な森林資源の活用や生物多様性の保全と両立する山林経営の確立と自然資本としての価値評価として以下のKPIを定め、今後さらに期待される社会課題の解決に貢献していきます。

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CSR中期計画の進捗

現状の課題認識
および基本戦略
評価指標 2017年度
目標
2017年度
成果
評価 2018年度
目標
2020年度
目標数値
環境共生社会 持続可能な木材の取り扱い増加と合法性確認を通じた持続的な森林資源の活用 輸入材における森林認証材販売比率(%) 11.0 12.8第三者保証マーク 12.0 12.0
国産材原木の輸出量(千m³) 100 120第三者保証マーク 183 200
植林木・森林認証材・国産材(日本)の取扱量(千m³)
(海外流通拠点の取扱材)
964 1,163 626 783
燃料用チップの取扱量(千m³) 861 847第三者保証マーク 1,316 1,380
森林認証材(SGEC材)取扱量(国内流通拠点の取扱材)
(千m³)
60 78第三者保証マーク 68 85
国産材における未利用木材の取扱量(千トン) 200 286第三者保証マーク 236 236
新築戸建注文住宅における国産材使用比率 マルチバランス構法比率(%) 72.0 71.0第三者保証マーク 71.0 75.0
(住宅事業) ビッグフレーム構法比率(%) 51.0 50.0第三者保証マーク 50.0 55.0
合法性を確認した直輸入材・木材製品の取り扱いのための木材製品仕入先の審査実施率(%)
(木材・木製品調達部門)
100 100 100 100
生物多様性の保全と両立する山林経営の確立と自然資本としての価値評価 新規取得等による経営管理山林のSGEC森林管理認証カバー率(%) 100 100 100 100
新築戸建住宅における自生種植栽本数(本) 35,000 31,248第三者保証マーク 36,000 210,000
/6年

※ 達成度評価について
目標達成:◯ 目標比70%以上:△ 目標比70%未満:✕

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