住友林業グループは、CSR経営に関わる各課題に対して個別に方針を策定し、それら方針に基づき取り組みを実施しています。

 

住友林業グループ調達方針

住友林業グループは、再生可能な資源である「木」を活かした事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献するため、以下の方針に基づき経済・社会・環境に配慮した調達活動を行います。

  1. 合法で信頼性の高いサプライチェーンに基づく調達
    法令や社会規範を遵守し、調達先との相互理解と信頼関係に基づく調達活動を行います。また、高品質の商品・サービスを提供するために、調達先と協力してサプライチェーン全体に健全で公正な調達活動を働きかけます。
  2. 公正な機会と競争に基づく調達
    国内外のすべての調達先に公正な取引の機会を提供します。調達先の選定においては、企業としての信頼性や技術力、調達品の品質・経済性・納期・環境性能、人権や労働者の基本的権利の擁護や腐敗防止、その他CSR(企業の社会的責任)への取組み等の観点から総合的に判断します。
  3. 持続可能な木材および木材製品の調達
    再生可能な資源である「木」を積極的に活用するために、木材および木材製品の調達については、調達先と協力して以下の項目の実践に努めます。
    • 持続可能な森林経営が行われている森林からの調達を進めます。
    • 調達する木材および木材製品のトレーサビリティの信頼性向上に努めます。
    • 伐採国・地域における法令等の遵守に加えて、生物多様性や保護価値の高い森林の保全、森林と共存する地域の文化、伝統、経済を尊重します。
  4. コミュニケーション
    調達の透明性を確保するために、適正な情報開示を行います。また、ステークホルダーとの対話を調達活動の改善に役立てます。

2015年7月23日改訂

 

グリーン調達ガイドライン(抜粋)

企業活動評価

  1. ISO14001の認証取得や環境方針・理念をもっていること
  2. 地球温暖化防止、生物多様性保全など地球環境保全に取り組んでいること
  3. 労働安全衛生、人権尊重などCSR全般に取り組んでいること

商品評価

  1. 環境や健康に影響を与えるような有害物質を使用していないこと
  2. 施工時および使用時に有害物質の溶出がないこと
  3. 使用後にリユース、リサイクルが可能なこと
  4. 長寿命化となる処理や材料を使用していること

2013年1月改訂

 

住友林業グループ女性活躍推進宣言

住友林業グループは「多様性を尊重し、自由闊達な企業風土をつくる」という行動指針のもと、多様な人財の活用および多様な発想による事業戦略が重要だと考えています。ダイバーシティ経営の一環として女性活躍を積極的に推進することは、社会の要請にも応えることになると共に企業価値を高めます。
ここに女性の活躍機会を拡大し、女性ならではの発想力を活かし、多様な価値観の融合による新たなイノベーションを創出することを宣言します。

  1. 女性が働きやすい環境を創出する
    国内において、少子高齢化が進み労働人口の減少が見込まれる中、価値観、年齢、性別、国籍にとらわれない多様な人財を活用し、女性社員が個々の生活を大切にしながらも、働きやすく意欲的に仕事に取り組むことができる職場風土醸成や環境整備を進めていきます。
  2. 女性ならではの発想力を活かす
    各企業において、女性目線での発想を活かした新しい商品やサービスが生まれるなど、事業上での女性の活躍が顕著になっています。当社のあらゆる事業領域において、新たな価値の創造に繋がる女性ならではの発想が自然と活かされる風土づくりや仕組みづくりを進めます。
  3. 女性の活躍で、新たなイノベーションを創り出す
    価値観、年齢、性別、国籍など、ダイバーシティ(多様性)に富んだ社員が活発に交流することは、新しい発想につながります。特に女性社員の活躍の場を拡げることを通じて、営業手法や商品開発、事業戦略、業務効率改善などのあらゆる領域においてイノベーションを創り出していきます。

2013年12月24日

 

住友林業グループ環境方針

住友林業グループは、創業以来、森を育てる実体験を通じて、木の素晴らしさと自然の恵みの大切さを学んできました。自然を愛する企業として環境と経済を両立させ、持続可能な社会の実現に貢献する事業活動を行います。

  1. 木や森を軸とした事業展開
    豊かな生態系を支え、森林機能を維持・向上させる森を育成し、生物多様性の保全や木の積極的活用を図るとともに、新たな価値の創造に取り組みます。
  2. 環境に配慮した商品・サービスの開発と提供
    商品のライフサイクルを考慮し、環境に配慮した商品・サービスの開発と提供を進めます。
  3. 環境への負荷低減と改善
    環境への影響を考慮し、環境汚染の予防や気候変動対策、環境に配慮した調達、資源の有効活用を推進し、環境への負荷低減と改善を図ります。
  4. コンプライアンス
    環境関連法規、規則、国際基準、自主基準、ステークホルダーとの合意事項等を遵守します。
  5. 環境マネジメントシステム
    事業活動における環境関連リスクと機会を適切に把握し、中長期的視点に立って年度毎に環境目標等を設定し、その達成に取り組みます。また、環境マネジメントシステムを定期的に見直し、継続的な改善を進めます。
  6. 環境教育
    当社グループの事業活動に関わる全ての人たちに環境教育を実施し、自主的な環境行動を推進します。
  7. コミュニケーション
    環境方針や環境への取組みを、積極的に公開するとともに、木や森の素晴らしさ、自然の大切さを伝える活動にも力を注ぎます。

2015年7月23日改訂

 

住友林業グループ生物多様性長期目標(要約)

グループ共通目標

  1. (森林の持続可能性の追求)
    木に関わる川上から川下まで全ての事業で、森林の減少防止に努め、森林の持続可能性を追求します。
    • 再植林や天然更新など森林の再生や、森林の生長力を考慮した持続可能な計画伐採に努めます。
    • 森林認証材・植林木・国産材など持続可能な木材の調達や利用を拡大します。
    • 木材の有効利用と循環利用を進めます。
  2. (森林および木材による二酸化炭素の吸収・固定の拡大)
    健全な森林を育成し、木質建材・木造建築物により木材利用を推進することで、木材による二酸化炭素の吸収と固定を大きく拡大し、生物多様性保全と気候変動緩和に貢献します。

個別目標

  1. (森林)
    生物多様性を再生・維持・拡大する森林管理を推進します。
    • 生態系や生物の生息環境を守るゾーニングを進めます。
    • 国内社有林では環境保全を重視する環境林の面積を20%以上確保します。
    • 国内社有林は森林認証100%を維持します。
    • 国内社有林では生物多様性モニタリング結果に基づき、施業現場における生物多様性を維持、向上していきます。
    • 海外植林では、地域社会・経済・教育への貢献に配慮しながら事業を行います。
  2. (商品)
    森林認証や環境評価などの生物多様性に配慮した商品やサービスを提供します。
  3. (設計)
    自然環境や街並みに調和した家づくり、まちづくりに努めます。
  4. (建設)
    建設・施工では、ゼロエミッション推進により廃棄物の発生を管理・抑制します。
  5. (緑化)
    周辺の生態系や植生に配慮し、自生種を積極的に植栽します。
  6. (工場)
    汚染物質、廃棄物、騒音を管理・抑制し、生物多様性への影響を減らします。
  7. (広報)
    お客様、取引先、地域社会などのステークホルダーに生物多様性の大切さを積極的に伝えます。
  8. (研究)
    生物多様性への取り組みのため、最新の情報を収集し保全技術を開発します。
  9. (社会貢献)
    歴史的・文化的に貴重な樹木やその遺伝子を保護します。
 

国内社有林における「生物多様性保全に関する基本方針」(抜粋)

  1. 生態系の多様性
    自然公園法などに指定された厳格な保護地域は法律に則り適正に管理する。それ以外の区域は、特に皆伐作業を行う場合にその面積を限定することにより森林の連続性に配慮する。
  2. 種の多様性
    天然林について、拡大造林などの樹種転換を伴う生態系に大きな影響を及ぼす極端な施業を行わないことにより、森林に存在する種数の減少を防ぐ。希少動植物の保全については、あらゆる作業において、レッドデータブックを活用し、その保護に留意する。
  3. 遺伝的多様性
    遺伝子レベルの変異とそれを維持するための個体数の維持が問題となるが、この分析は容易ではなく、行政や公的機関が実施しているモニタリング調査の結果が存在すれば、それを注視するなどを、今後の取り組み課題としたい。

2006年6月

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