四季を愉しむ
七十二候と住まい
暮らしの中で、
七十二候を愉しむ
日本には、春夏秋冬の四季だけでなく、それを細かく分けた七十二候という季節があります。
いつもの日々のふとした瞬間に、新しい季節の訪れに気づく歓び。
そんな、古来の日本人が大切にしてきた豊かな感性とすこやかに暮らすための知恵を、設計に活かしました。
七十二候とは
涼温房 (りょうおんぼう)
四季のある日本の知恵を活かした涼温房
夏は風の通り道をつくり、緑で日差しをさえぎる工夫。冬は日差しをとり入れ、北風をさえぎり温かく暮らす。
太陽、風、緑などの自然エネルギーを活かして、一年中快適に過ごせる住まいを実現しました。
夏の涼温房

- 緑の力で
周辺からの
熱を防ぐ。 - 高度が高い
太陽の日差しを
ブロック。 - 天井や壁の断熱性能で
屋外の熱をブロック。 - 風で熱気を外へ。
- 北側の緑が
生み出す
冷気を室内へ。
深い軒と断熱材、庭の樹木で夏の強い日差しをさえぎります。
さらに、住まいに風の通り道を生み出すことで、室内にこもった熱気を外へ逃がします。
また、樹木の周囲の温度上昇を抑える効果を活用。
夏の住環境そのものを涼しく保つことで、エアコンの利用効率を高め、エネルギーの消費量を抑制します。
冬の涼温房

- 落葉する樹木で
日差しを室内へ。 - 高度が低い
太陽の日差しを室内へ。 - 天井や壁の断熱性能で外の冷気を
ブロックし、
室内の温かさを逃さない。 - 常緑樹で風を防ぐ。
室内へ太陽の光が入るように南側に大きな窓を配置します。
南側には広葉樹を植栽。冬には葉を落とすので、日差しをさえぎることがありません。
北側には常緑樹を植栽。防風の役割を果たします。
高い断熱・気密性であたたかさを逃がさず、エアコンの利用効率を高め、エネルギーの消費量を抑制します。