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2019/09/13 公開

工夫や配慮で変わる!今すぐできる防音・遮音対策

工夫や配慮で変わる!今すぐできる防音・遮音対策

子どもが部屋の中を走り回る音、下の階の人にうるさいと思われていないかしら?上の家のテレビの音が気になって眠れない…など、生活音について悩んでいませんか?
もちろん、多くの集合住宅は防音・遮音に配慮して建築されていますが、それでも毎日生活する中で様々な音は気になります。今日からできる防音・遮音対策をはじめてみましょう。

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どんな「音」が気になる?

様々な種類の生活音の中で、特にどのような音が気になるのでしょうか?

横浜市の調査によると、「横浜市によせられた騒音に関する相談の内、発生源が生活騒音に分類されるものは154件」で、「発生源の内訳では、約1/4をマンションなどの集合住宅上下階の物音が占めました。続いてエアコン給湯器等の設備音、楽器の音の順」となっています。

生活騒音

出典:「横浜市における生活騒音の発生源内訳(平成25年度)」

やはり、一番気になるのは上下階の物音。自宅の物音を上下階に伝えない、そして上下階の物音を自宅に入れないための工夫や配慮が必要です。

音を伝えない・入れないために

音を伝えない・入れないために

新たに自宅を建てるのであれば防音に配慮した建材を使用することもできますが、集合住宅や賃貸住宅では大掛かりな工事はできせん。

そこで、家を傷めずにできる防音対策の一部をご紹介します。

【防音アイテムの利用】

壁の防音

  • 吸音材や防音壁マットを壁に取り付ける。

窓の防音

  • 防音カーテンや窓用シートを使用する。クッション性のあるテープで窓の隙間をふさぐ。

床の防音

  • 厚みのあるカーペットやコルクマットを敷く。

また、上記調査でも2番目に挙げられている「エアコン給湯器等の設備音」を防ぐためには、以下の方法が有効です。

【機器設置場所の工夫やメンテナンス】

設置場所

  • 音や振動する機器は、壁から離して設置する。

アイテムの利用

  • 設置場所に「防振マット」を敷く。

メンテナンス

  • エアコンの室外機に落ち葉やほこりが詰まると動作音が大きくなるため、定期的にチェックして清掃する。また機器の老朽化で動作音が大きくなることもあるので、メンテナンスを行う。

そして、できるだけ不快な音を出さない、伝えないための生活環境の見直しも行ってみましょう。

【生活の見直し】

家具配置の変更

  • 隣家との間の壁に本棚やタンスなどを設置する。
  • 小さな子どもがいる場合は、飛び降りたときの衝撃音を減らすため、椅子などを一時的に撤去して低い家具を使う。

配慮する気持ち

  • 夜間や早朝には掃除機や洗濯機を使用しない、楽器を演奏しない、大声で会話しない。ドアの開閉を静かに行う。
  • 音楽を聴く場合は音量に気を付ける。

思いやりの気持ちや配慮をもって

たとえば「赤ちゃんが生まれた」「仕事が夜勤で昼間は睡眠をとっている」など、集合住宅には、様々な状況の方が生活しています。生活音に悩んでいる場合は、集合住宅の管理事務所に相談をしながら、感情的にならずに対応していきましょう。

どんなに気を付けて生活していても、ある程度の生活音が出るのは当然のことです。日頃からコミュニケーションを取りながら、お互いの生活リズムや環境に配慮して過ごすことが大切ですね。

矢印

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