●みんなのいえ かぞくのへや
2015/05/26 公開
インドアのグリーンも、庭の木も、青々した若葉をつける初夏はガーデンパーティーのベストシーズン。太陽の下で子どもたちやママ友といっしょにランチを囲みましょう。大きめのピッチャーにハーブティー、大皿のサンドイッチを用意して自由に食べられるように。センスを生かして楽しい時間を演出します。
「家と庭つくりに情熱を傾ける」といわれるイギリス人。毎年、庭の草花が見頃を迎える季節になると、自慢の庭でガーデンパーティーを開きます。大きな敷地にいくつものテントを張って、ウエイターまで揃える大パーティーから、親しい友人たちの集まりまでパーティーのスタイルはさまざま。食事は軽食でじゅうぶん。なによりも自然の美しさを取り入れた庭や会話を楽しみましょう、というイギリスらしい文化です。
高級な食事やお酒がなくても、みんなで集まって季節を楽しむ豊かな文化をとり入れてみたいですね。イギリス流でなくても、私らしさが光る小さなガーデンパーティーを開いてみませんか? みなさんをお招きするのは初夏の日差しがふりそそぎ、新緑がきもちいいわが家の庭とテラスリビング。花やグリーンに囲まれた「もうひとつのリビング」はみんながくつろいで過ごせるパーティー会場になります。
お昼のパーティーはラクに気軽におもてなしが、キホン。キッチンにこもって煮たり焼いたりしていると、楽しい時間がすぐに終わってしまいます。
ひと口サイズのサンドイッチ、サラダ、フルーツポンチなどあらかじめ作って冷蔵庫に入れ、自由に食べてもらえば、キッチンとリビングを行ったり来たり... をしなくていいですよね。5~6人以上が集まるなら、サンドイッチはデリバリー利用もおすすめ。大皿に盛ったもの以外にも、チキンや果物といっしょにボックスに詰めたお弁当タイプもあるので、子どもたちには人数分のボックスを用意しておけば、ピクニック気分で大喜び! サラダは前日からでも作り置きが可能な、底の部分から色とりどりの野菜を詰めていく「メイソンジャー」風に。透明で蓋つきのドリンクカップを使えば、食べやすくて見た目もキレイな一品に。 フルーツポンチは、たっぷりしたボウルに作り、食べる直前に炭酸系のグレープジュースなどを入れるとピンクの華やかな色に変わります。
色とりどりに咲く庭の花、グリーン、テーブルに並んだサラダやフルーツの色など、色彩があふれるガーデンパーティー。花やグリーンがいきいきと咲くテラスは飾りつけをしなくてもそれだけでステキな空間ですが、誰かをお招きする「もうひとつのリビング」として使うなら、テーブルやチェアにもこだわりたいもの。フラワースタンドとしても使えるベンチ、タイルを張り合わせて装飾したテーブルなどホームセンターで手に入る素材で作ったり、アレンジしたりするのもまた楽しいもの。木製のベンチやチェアはエイジングリキッドやクラック塗料(経年加工用の塗料)などを塗るだけで、あっという間に長年使いこんだようなアンティークな色合いに。自然な風合いがウッドデッキになじみます。
住む人の温かさがあふれる家とガーデン。住友林業の「konoka」でも、"リビングから広がるおもてなしの庭"として広くアイデアをご紹介しています。ご興味のある方は、お気軽に下記のボタンからご請求ください。季節の美しさや暮らしの楽しさを、みんなでいっしょに味わってみましょう。