●わたしらしさを楽しむ家づくり
2015/09/25 公開
育てやすくて、ガーデニングにぴったりのハーブ。香りを楽しむ以外にもさまざまな活用方法があります。上手に取り入れて、体と心を元気にしてみませんか? ハーブの育て方や使い道を紹介します。
香りがあり、薬効成分を含む植物を「ハーブ」といいます。ハーブは生命力が強く、育てやすいためガーデニングに最適。種子から育てる方法と苗を購入して育てる方法がありますが、初心者の人は苗からのほうが失敗は少ないでしょう。
苗で手に入れやすいのは、タイム、バジル、ローズマリー、レモンバーム、ミントなど。ハーブは高温多湿に弱いので、夏の直射日光は避けつつ、日当たりと風通しのいい場所を選んで育てます。気を付けたいのが水やり。多くは地中海原産であることから乾燥に強く、基本的に土が乾いてから水をあげればOKです。ただし種類によってその性質は異なるので、多種類を寄せ植えする場合は、栽培条件の似通っているものを合わせるといいでしょう。
家庭で収穫したハーブは料理に取り入れるのがおすすめ! たとえば、ピリッと刺激の効いたタイム、独特の香りを持つローズマリーは肉料理のおいしさを引き立てます。苦みの少ないイタリアンパセリはそのまま刻んでトッピングすると◎。バジルはチーズやトマト、オリーブオイルと好相性。このほか、製氷皿に水とミントを入れて冷凍すると見た目もおしゃれな「ミント氷」ができます。お気に入りのハーブは乾燥させて、約2倍の重量の塩に混ぜるとハーブソルトが完成。肉や魚料理のスパイスなどとして幅広く使えます。
ハーブはもともと野草で、ナチュラルな愛らしさがあります。庭から葉っぱをつんできてカジュアルにテーブルに飾るのはもちろん、数種類を組み合わせてリースを作ったり、乾燥させたハーブ(ポプリ)をグラスやかごにたっぷり詰め込むと、実用的なインテリアアイテムに。花のハーブはドライフラワーにしてディスプレイすると、ナチュラルシックな雰囲気が漂います。