●ステキに子育てLIFE
2016/11/25 公開
街全体がクリスマスに向けて準備し始める季節。街路樹やビルがウキウキするような聖夜ムードに彩られますが、最近は自宅の庭、ベランダ、窓などを電飾で飾る一般家庭も増えています。子どもと一緒に簡単にできるイルミネーションのコツを紹介します。
様々なライトアップや、ファッションビルの前に立つ大きなクリスマスツリー。街の彩りに負けじと自宅の庭やベランダなどにイルミネーションを飾り付けて、クリスマス気分を盛り上げる家庭が増えてきました。
中には、観光名所ばりに多くの見物客を集める気合の入った家庭もありますが、自宅でのイルミネーションは、実は意外と簡単かつリーズナブルに始められます。LEDが普及したことで、ランニングコストである電気代もしっかりコストダウン。楽しく、そしてリーズナブルにイルミネーションを楽しめる環境が整ってきたのはうれしいですね。
子どもと楽しみたいビギナー家庭なら、「イルミネーション基本セット」をホームセンターやインターネットのショッピングサイトなどでチェックしてみましょう。電飾アイテム一式が揃っているため、庭やベランダにかけるだけで簡単にイルミネーションが楽しめます。
ソーラーパネルが付いたタイプなら電源のないところにも設置でき、電気代もかからないので、気軽に始められそうですね。
キャラクターやメッセージで玄関や窓をキラキラ飾りつけたい。そんなイルミネーション中級者なら、イメージに沿ったライトをセレクトし、飾りつけてみましょう。下記のように、ライトには様々なタイプがあります。
●ストレートタイプ
ひも状になっていて、庭木やクリスマスツリー、ベランダなどにフックをかけて飾れる。
●ツララタイプ
ライトがツララのように何本も垂れ下がっているコードタイプ。軒下やベランダ、出窓に飾りつけるのがおすすめ。
●ネットタイプ
ライトが網目状になっていて、フェンスに飾ったり、ツリーを覆ったりすることができます。
●チューブタイプ
チューブ状になっていて曲げるのも自由自在。庭のアプローチを光の線で彩って。
●モチーフ・キャラクタータイプ
サンタクロース、トナカイなどを模したライト。地面に直接置くだけでも様になる簡単さが魅力です。
必要に応じて結束バンドやフック、ペグ(地面に打ち込む杭)なども購入して、しっかりと固定するのがポイントです。マンション住まい、または構造上外を飾れないという方は窓、出窓などの室内、あるいはベランダにストレートタイプ、ツララタイプをセットするのがおすすめ。簡単に、それでいて印象深いイルミネーションができます。お家や庭の作りに応じて、そして親子で話し合ってイメージを決め、自由にピックアップしてみましょう。
設計図やスケッチを書きながら、子どもと楽しくワクワク進められる。それがおうちイルミネーションのいいところ。ただ、家の外に設置するだけに、注意点もいくつかあります。まずは「電源の確保」です。無資格での電気工事はNGですので、配線はできるだけシンプルに。自宅の外壁にコンセントボックスがある場合は問題ありませんが、屋外コンセントがない場合、室内から延長コードを延ばす必要があります。換気口など、防犯上問題のないルートを探しましょう。接続部が濡れると漏電や感電の原因にもなるので、防雨加工が施されたものを選ぶのも忘れずに。イルミネーションを本格的に飾りたい場合、電気店に相談して屋外コンセントを設置してもらうのも手です。
また、近隣への配慮も欠かせません。イルミネーションにはタイマーをつけるなどして、深夜の点灯は避けるといった気遣いが無用なトラブルを防いでくれるでしょう。自分らしいイルミネーションは周囲の理解があってこそです。