●わたしらしさを楽しむ家づくり
2016/10/07 公開
思わぬ病気や出張、そして産前・産後のケアに活用できる家事代行サービスが続々登場しています。ハウスクリーニングはもちろん、キッズタクシーなど育児サービスの支援も。いざという時のために知っておくと便利なサービスを紹介します。
今、家事育児をサポートするさまざまなサービスが生まれています。家事代行サービスとは、文字通りサービス会社のスタッフが自宅を訪問し、掃除・洗濯・炊事などの家事を代わりにやってくれるというもの。最もスタンダードなのが「掃除」のサポートです。リビング、キッチンなどの生活空間をはじめ、お風呂やトイレなどの水まわりは、定期的にクリーンにしなければ生活の質が著しく下がってしまうもの。毎日30~40分かけていた掃除を代行してもらえることで、「時間がないから丁寧に掃除ができない」といった心理的な負担をきっと解消できるでしょう。その分できた余裕を、料理やアイロンがけなど、ちょっと手をかけたいと思っていたほかの家事に使ったり、家族と触れ合う時間に回したりすることで、日常感じていたモヤモヤも解消できそうです。
普段掃除している個所を念入りにしてもらったり、子どもがいる家庭であればベビーチェアや子どもがハイハイするリビングの床を念入りに行ってもらったりと、きめ細かいケアができるところもメリットです。ベッドメイキング、洗濯ものの取り込みとたたみ、アイロンがけといったサービスをプラスオンできるところも。また、家事だけではなく育児関連のお迎えを代行できるサービスもあり、「子育てタクシー」「キッズタクシー」といった名称で塾、習い事への送り迎えを提供するタクシー会社もあります。
家事代行で気になるのは、やはり価格帯です。掃除・洗濯・料理・買い物などの家事全般を代行してもらう場合、週1~2回2時間程度の定期訪問で、約5,000~8,000円/1回、トータルで1ヶ月に3~4万円程度(※)の負担になります。
そこで着目したいのが「ファミサポ」と「シルバー」です。「ファミサポ」とは、ファミリーサポートセンターの略称で、全国各地の市町村が家事をサポートするための会員組織として運営しています。支援を頼めるのは主に育児ですが、民間のベビーシッターが時給2,000~3,000円程度(※)に対し、ファミサポは1時間800円~900円(※)で利用できるのがうれしいところ。家計にやさしいサービスとして人気です。
また、一般的な家事代行サービスよりもお手頃な値段で頼むことができるのが、シルバー人材センターが行う「家事援助サービス」です。シルバー人材センターは全国に約1,300か所以上もある公共的な団体。1時間1,000~2,000円程度(※)で庭の草刈り、掃除などを頼めるので割安です。また、近隣のシニアに頼めば、交通費がかからないことがほとんどです。これらのサービスをうまく活用し、スマートに家事を代行してもらいましょう。
※各サービスの価格はあくまでも目安です。サービス内容の詳細および料金等については、事前に各サービス提供会社へご確認ください。
ここまで紹介してきた家事代行サービスを利用するなら、「料金はいくらか」「どんな家事をサポートしてもらいたいか」をしっかりと伝え、トラブルなく利用したいものです。
また、掃除の仕方、洗濯もののたたみ方など、個人によってやり方は様々。長期にわたって利用するなら、遠慮なく希望を伝えて、お互いに気持ちよく頼み・頼まれるのが理想的でしょう。
もちろん、ライフスタイルに沿ったオーダーを意識するのも大切です。いくら汚れが落ちるからといっても、ケミカルな洗剤をフルに使って掃除することに抵抗がある人もいるでしょう。
環境にやさしい自然派洗剤でエアコン、レンジフード、システムキッチン、バスルームなどの汚れ、臭いを丁寧に落としてほしいという方は、住友林業の家事代行サービス「自然派ハウスクリーニングサービス」(※)をチェックしてみてください。きめ細かいケアで、人と環境にやさしいサービスを提供します。
※「自然派ハウスクリーニングサービス」のサービスご提供エリアは一部の地域のみとなります。詳しくはホームページをご覧ください。