●ステキに子育てLIFE
2018/02/02 公開
オレイン酸を多く含み、ヘルシーなオイルとして重宝されているオリーブオイル。健康的なだけではなく、その万能性から毎日の時短料理にも役立ちます。シーンに合わせたオリーブオイルのさまざまな使い方を紹介します。
食用油には、オリーブオイルのほかに大豆油、ゴマ油、パーム油などさまざまな種類があります。このうち、炒め物、揚げ物、サラダドレッシングと多彩に使いまわせるのがオリーブオイル。いろいろな調味料を出さなくても済むため、片付けが楽になります。また、ソースやドレッシングなどを切らしてしまったときにオリーブオイルで代用できることも多くあります。常備しておけばいざというときの便利な1本になりそうです。
サラダにはそのままかけたり、塩こしょうをプラスしたりするのが基本。粉チーズやコンソメを振ると子どもが好む味付けになります。オリーブオイルにお好みの量の醤油、酢を混ぜ合わせたら和風ドレッシングに。豆腐にかけるとコクが出て、いつもとは異なるおいしさが楽しめます。レストランなどでもおなじみですが、パンや生ハムにつけたりかけたりして食べるのもおすすめです。
ピザソース代わりにトーストに塗ってシラスとチーズをトッピングして焼いたり、オリーブオイルを塗ってトーストした食パンの上にベーコンエッグをのせたりしても合います。オリーブオイルは味や香りが強すぎず、ほかの食材のおいしさを引き立ててくれるのです。
オリーブオイルには高い抗酸化作用(活性酸素を抑える働き)があるため、ヨーロッパではオイル漬けの保存食もポピュラー。高たんぱく、低脂肪で注目されている鶏むね肉も、一晩程度オリーブオイルに漬けておくとしっとり柔らかになっておすすめ。また、ツナもおいしく手作りすることができます。こちらは水気をのぞいたマグロの柵(さく)を、ハーブやニンニクなどと一緒に熱したオリーブオイルでゆっくり煮ます。中まで火が通って冷めたら、油ごと保存。粗く崩してパスタ、サラダ、おにぎり、カレーとさまざまな料理に使えます。
刻んだニンニクをオリーブオイル漬けにした「ガーリックオイル」もパスタ料理に重宝するでしょう。仕事で遅くなって買い物に行けない日でも、常備しておいたガーリックオイルとパスタさえあれば大丈夫。冷蔵庫の残り野菜などを炒め、茹でた麺とからめればメインの1品になります。
オリーブオイルは意外と和食系にも合います。少量でも風味が出るのでアレンジしたいときにぴったり。たとえば炊いたごはんにオリーブオイルと塩こしょう、パセリ等を合わせると「オリーブオイルごはん」の完成。休日は、オリーブオイル+鮭、オリーブオイル+粉チーズなど少しずつ具材を変えて、子どもたちといろいろな「オイルおにぎり」を作っても楽しいでしょう。このほか味付けした納豆にオリーブオイルを少々加えて、カットしたアボガドやマグロなどと一緒にごはんの上に乗せれば変わり丼に。また、おひたしにレモン果汁、オリーブオイルを合わせるとさっぱりイタリアン風になり、青菜が苦手な人でも食べやすくなります。
オリーブオイルを使うだけで食卓がちょっぴり華やかになり、料理の時短にもつながるのがうれしいですね。とくに共働き家庭だと、家事を少しでも短い時間で済ませたいもの。家事を時短するには作り置きや時短レシピといったアイデア以外に、家事がはかどる間取りにするというもの重要です。住友林業のカタログ「DUE CLASSO」では、家事の時短につながる間取りを提案しています。興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。