●ステキに子育てLIFE
2017/10/06 公開
屋外の施設で快適にアウトドアを楽しむ「グランピング」が注目されていることもあり、近年では自宅の庭やベランダでアウトドア気分を楽しむ人も増えてきています。庭でバーベキューを満喫するのも一種のグランピングと言えるでしょう。自宅でバーベキューをするときの注意ポイントをまとめました。
アウトドアといえば郊外のキャンプ場や川辺などでテントを張って楽しむのが主流でしたが、近年は自宅の庭やベランダなどで、快適に楽しむスタイルが注目を集めています。小さい子どもがいると、火おこしや本格的なテント設営はハードルが高いもの。わざわざキャンプ場にいかなくても、庭の木陰にハンモックを設置したり、サンシェードで遊び場を作ってあげたりするだけでも、アウトドア気分は十分に満喫できます。火を起こして調理をしなくても、キッチンで作った料理やテイクアウトやデリバリーした料理を庭で食べるだけでも楽しいものです。
自宅アウトドアといえば、庭でのバーベキューも人気です。自宅なら食材等の準備も簡単にでき、移動などの手間もありません。
日本人にとってバーベキューは「炭火焼き」を連想する人が多いかもしれませんが、炭で火を起こすのは時間も手間もかかり、後始末も大変です。自宅で使うにはあまりおすすめできません。そこでぜひ試してほしいのが卓上用コンロなどのロースター。これならすぐ着火でき、後処理も簡単です。さらに溶岩プレートも使用すると、煙も匂いもかなり抑えられます。
そのほか、料理を作るときに活用したいのが「アルミホイル」です。オイルとニンニク、ハーブなどと一緒に野菜や魚を焼けば、煙もあまり出ずに絶品の"ホイル焼き"が完成! 子ども用にはチーズを入れてもいいでしょう。最近は100円ショップなどにアルミホイル皿もあるので、こちらを活用してもよさそうです。
ただ、炭火などの煙や肉が焼ける匂い、大きな話し声などの騒音は、近隣住民にとっては迷惑となり、苦情を持ち込まれてしまう可能性もあります。
そんなトラブルを防ぐためにも、自宅の庭でバーベキューをする際は、近隣住民への配慮が不可欠。最低限のマナーとして、隣近所へ報告を兼ねて事前に挨拶をしておきましょう。そこで快い返事をもらったとしても、2~3時間程度で済ませ、夕方までには切り上げるほうがいいでしょう。とくに夜は近隣も静かになるので、ちょっとした話し声でもとても目立ちます。大音量で音楽をかけるのも控えましょう。
また、自宅の庭とはいえ、ごみや食べ残しなどの処理をきちんとすることも重要です。食べ残しをあさるカラスやハエなどで近隣に迷惑をかけないように、後始末も抜かりなく行いましょう。
これらの点に配慮して、気持ちよく自宅アウトドアライフを満喫してくださいね。