●みんなのいえ かぞくのへや
2016/06/03 公開
日本でペットとして飼われている犬や猫は約2000万匹(※)に及びます。室内飼いの犬や猫の平均寿命もどんどん伸び、家族に寄りそうパートナーとしてかけがえのない存在になってきました。人もペットも長く快適に暮らせる理想の家づくりを考えてみましょう。
※出典:平成27年 全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人 ペットフード協会)
日本で飼われている犬は推計1034万匹、猫は995万匹(※)。犬はこの数年でやや減っているのに比べ、猫は右肩上がりで急増しており、1~2年後にはその数が逆転するのでは?とも言われています。餌や飼育用グッズのほかにも、猫をテーマにした写真集や猫カフェの売り上げも好調。ローカル線で駅長を務めた「たま駅長」が全国から猫ファン呼び寄せて観光客が増えるなど、その経済効果は「アベノミクス」ならぬ「ネコノミクス」という言葉が生まれるほどです。この空前の猫ブームの理由は、ペットが飼育可能なアパートやマンションが増え、ひとり暮らしや共働き世帯でも飼えるようになったこと、散歩やきちんとしたしつけなど手間のかかる犬に比べて猫は負担が少ないとされることなどが挙げられています。
犬と猫、どちらも室内飼いが増え、家で過ごす時間が以前よりも長くなってきました。人間と同じようにペットにとっても家は「わが家」。安心して暮らせる空間にしてあげたいですね。
※出典:平成27年 全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人 ペットフード協会)
室内で暮らす犬や猫たちの環境はどんどん恵まれたものになり、平均寿命ものびています。15年以上という長い年月を暮らすことを考えると、子どもにとっては仲良く成長していく仲間、大人にとっては、ともに年を重ねるパートナー。わが家にやってきたペットたちには、できるだけ長く、いきいきと過ごしてほしいものです。
そんな中、家族とペットが楽しく快適に暮らせるツール、家づくりのノウハウもどんどん進化しています。たとえば、留守中でも決まった時間に餌をあげられる自動給餌マシンや、外出先からもペットの様子がわかる室内カメラなどのペット見守りシステムなどです。
犬猫が快適に暮らせるアイデアがつまった家づくりも活発です。天井まで届くキャットタワーや、部屋から部屋へ自由に出入りができる猫専用の出入口など猫目線のツールは豊富ですし、散歩から帰った時に足を洗う専用の洗い場、出入りしやすい庭、子どもといっしょに遊べる安全なバルコニーなど、犬仕様の設備も取り入れやすくなりました。
犬は外歩きの際は首輪とリードが必須。散歩の機会を増やしてもストレスがたまりがちです。室内飼いであっても、犬が自由に遊びまわれる庭が作れたら理想的。敷地に余裕があればドッグランやプールなども設置できるでしょう。庭には雨よけや日よけ、犬が外に飛び出さないための柵の設置を忘れずに。そのほか、犬が口にすると有毒となる植物の除去、フィラリア感染のリスクとなるボウフラの繁殖を防ぐために水たまりは埋める、プールを使わないときは必ず水を抜いておくなどの配慮も必要です。また、サンルームを活用できるなら、空調設備次第でオールシーズン快適に過ごせる遊び場もできます。家とペットの個性に合わせて、犬、そして家族全員が心地よく過ごせるスペースを考えてあげましょう。
ペットたちと私たちの毎日が、ともに快適で心地よいものになるような住まいをどうつくるか?
お互いのしあわせのためにできることは何か?
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