住宅・建築1グループ
進化する木造建築、驚くような未来へ。
戸建て住宅から中大規模建築まで、幅広く木造建築の技術開発(構造、防耐火、音・振動)に取り組んでいます。
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強靭な木の家、
ビッグフレーム構法を確立日本で初めて、木造住宅において木質梁勝ちラーメン構造を実現した「ビッグフレーム構法」を開発し、強靭で、設計の自由度が高い木の住まいを実現。さらなる進化をつづけています。 -
中大規模建築を支える
ポストテンション耐震技術壁柱、梁などに鋼棒を通して締め上げ、張力によって木質構造の剛性と復元力を高める「ポストテンション耐震技術」。構造試験体による検証を繰り返し、混構造を含む中大規模建築への実装を進めていきます。 -
中大規模建築に求められる耐火性能への挑戦
耐火被覆材として木材を用いた3時間耐火構造部材「木ぐるみCT」を開発。大型耐火炉では、実際の建物を想定した柱や梁、壁部材などの耐火試験を行っています。 -
実大実験によって強度や耐震性能を確認
くぎ1本の接合部実験から実物大の構造体を用いた実験まで幅広く実施。「静的加力試験」や「振動実験」により、シミュレーションでは得られないデータを取得し、強度や耐震性を検証しています。 -
音・振動環境から居住性の向上を目指す
実大の検証棟で遮音評価や室内音響評価、実大の試験体でロングスパン床の歩行振動評価などを実施。居住性の向上に寄与する開発に取り組んでいます。