人とデジタル技術で創る 新しい「森」と「木」の未来
人とデジタル技術で創る 新しい「森」と「木」の未来
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MESSAGE
光吉 敏郎

住友林業株式会社 代表取締役社長

光吉 敏郎

01TOP MESSAGEトップメッセージ

デジタル技術で私たちの事業のあり方や
仕事のやり方を再定義し、
「森」と「木」を次世代につないでいきます。

光吉 敏郎

住友林業株式会社 代表取締役社長

光吉 敏郎

長期ビジョン「Mission TREEING 2030」で掲げる地球環境への価値、人と社会への価値、市場経済への価値提供のためには、「森林」 「木材」 「建築」の分野での将来の成長と脱炭素化への貢献に向けた基盤づくり、さらなるグローバル化の推進や新たな事業領域への挑戦、そして既存事業の変革が不可欠です。この実現のために、全ての事業領域においてデジタル技術の活用を進めていきます。

デジタル技術の活用にあたり重要なことは、デジタル化そのものではなく、事業のあり方や仕事のやり方を再定義し、デジタル技術を活用し業務を変革することです(DX)。リアルデータや生成AIなどのデジタル技術を、自動化・効率化、そして新たな付加価値創造へと発展させるためのツールとして活用を進め、感性や想像力が求められる仕事に人的リソースを投入していきます。2025年からは、高度人財を育成するための研修プログラムのトライアル運用も行います。

SNSやインターネットの普及・進歩により私たちの生活は大きく変わりました。今後も変わり続けるでしょう。国内外の多くのビジネスパートナー、ステークホルダーとともに、持続可能で豊かな社会づくりに貢献するため、同じく変わり続ける当社にご期待ください。

IT・DX STRATEGY

02IT・DX STRATEGYIT・DX 戦略

住友林業のIT・DX 戦略

長期ビジョン
「Mission TREEING 2030」で掲げた
①地球環境への価値、
②人と社会への価値、
③市場経済への価値
この3つの価値提供を支える
IT・DX戦略を実行していくことで、
私たちは「森」と「木」の価値を
次世代につなげていきます。

3つの基本方針

  1. 全員参加のDXによる
    デジタル化の“シンカ”
    (親化・深化・進化)
  2. デジタルを活用した
    業務変革で生産性向上
    (自動化・省人化・省力化)
  3. 事業のグローバル化に
    対応できる
    ITの仕組みづくり

注力分野

  • 基幹システム刷新

    • 業務変革の実現
    • データ基盤との連携
  • データ活用の仕組みづくり

    • 経営管理データ可視化
    • リアルデータの集積と活用
  • 市民開発
    デジタル民主化

    • RPA・ノーコード市民開発
    • 日常業務での生成AIの活用
  • デジタル基盤の再構築

    • クラウドシフト
    • 業務特化型AIの活用
  • デジタル人財の育成

    • ITリテラシーの向上
    • 高度人財育成
  • グローバル対応

    • 情報セキュリティ支援
    • ITガバナンス向上
  • 情報セキュリティ強化

    • サイバーセキュリティ対策
    • サプライチェーン対策
  • 運用・管理の向上

    • デジタル資産管理の向上
    • 外部認証・認定の活用
  • 長期ビジョン 「Mission TREEING 2030」
  • 中期経営計画 「Mission TREEING 2030 Phase2」

ITソリューション部長メッセージ

「Mission TREEING 2030」の達成に向けて、デジタルの力を最大限に活用した持続可能な成長と変革を

戸崎 富雄

住友林業株式会社 執行役員
コーポレート本部 ITソリューション部長

戸崎 富雄

「Mission TREEING 2030」の達成に向けて、
デジタルの力を最大限に活用した持続可能な成長と変革を

当社は、長期ビジョン「Mission TREEING 2030」の下、全員参加のDX、業務変革による生産性向上、グローバル化の対応を基本方針として、段階的かつ戦略的なアプローチでデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいます。

この長期ビジョンでは、Phase 1:始動・整備、Phase 2:展開、Phase 3:浸透・拡大の3つのフェーズで推進しており、現在はPhase 2の段階にあります。この段階では、DX施策の本格的な展開と成果の創出を目指しています。具体的な重点分野として、基幹システムの刷新、データ活用の仕組みづくり、市民開発やデジタル民主化、デジタル基盤の再構築、デジタル人財の育成、グローバル対応、情報セキュリティの強化等に取り組んでいます。

これら注力分野の施策を通じて、お客様との双方向のアクセスや業務プロセスの効率化、経営の意思決定の迅速化、ビジネスインサイトの創出、社員のデジタル化への参画促進、働き方の改革と仕事の質の向上、国内・海外拠点の安全なデジタル環境の提供等を実現していきます。

「Mission TREEING 2030」の達成に向けて、デジタルの力を最大限に活用した持続可能な成長と変革を追求し、今後もステークホルダーの皆様とともに、デジタル時代における新たな可能性を探求し、企業価値の向上に努めてまいります。

IT・DX戦略のマイルストーン

IT・DX戦略のマイルストーン
CASE
ACTION
KPI

05KPI指標

3つの基本方針との対応 注力分野との対応 指標 2024年実績 2027年目標
全員参加のDXによる
デジタル化の“シンカ”
(親化・深化・進化)
&
デジタルを活用した
業務変革で生産性向上
(自動化・省人化・省力化)
デジタル人財の育成 ITパスポート試験
合格者数(累計)
267 1,000
DX企画推進人財・
データ活用人財認定数(累計)
- 150
デジタル基盤の再構築
&
市民開発 デジタル民主化
住友林業AIプラットフォーム
活用人数(累計)
1,800 10,000
住友林業AIプラットフォーム
トーク数(日あたり)
500 3,000
RPA市民開発参加者数(累計) 169 500
RPA市民開発における
業務削減推計時間(年間)
20,000 30,000
以上
事業のグローバル化に
対応できる
ITの仕組みづくり
グローバル対応 海外関係会社
情報セキュリティレベル
社内基準達成会社の割合 調査時点での対象会社のみ
74% 100%

関連コンテンツ

  • 長期ビジョン 「Mission TREEING 2030」
  • 中期経営計画 「Mission TREEING 2030 Phase2」
  • 総合報告書 アニュアルレポート
  • サステナビリティレポート