上田 浩之|社員インタビュー|新卒・中途採用情報|住友林業

上田 浩之上田 浩之

Interviews

豪州で展開する
戸建住宅事業。
新たな価値創出に向けて。

豪州で展開する
戸建住宅事業。
新たな
価値創出に向けて。

建築・不動産事業本部アジア・オセアニア事業部
上田 浩之 Hiroyuki Ueda
2020年入社 ビジネス学部 広告学科卒(オーストラリア)
Profile
高校卒業後にオーストラリアに留学し、大学を卒業して現地の日系企業に就職した。その後帰国し、エンジニアリング会社で、東南アジア向けの環境インフラの営業などに従事。やがて自分のキャリアの軸である海外事業に全力で挑戦したいと思い転職を考えた。近年、急速に海外事業が成長している住友林業に着目。海外で勝負する環境が整っているところに魅力を感じ入社を決めた。


住友林業の海外事業は、近年急速に伸長しています。10 年前に全体の5%に満たなかった売上は、約35%を占めるまでに成長。その海外事業の核となるのが、戸建住宅事業。北米およびアジア・オセアニアの現地住宅メーカーとパートナーを組み、積極的な市場開拓を進めています。その中で私は、豪州の住宅メーカー、Henley 社を担当しています。当社とHenley 社は2008 年に合弁会社を設立して戸建住宅の建設・販売を開始、翌2009年にはHenley社の持分を50%取得、その後2013年に持分を追加取得して子会社化しました。現地駐在員と連携しながら、Henley社の情報を本社に報告するのが主な仕事であり、部内では「キャッチャー業務」と呼ばれています。取締役会や経営会議などに向けて資料を作成する定期的な業務に加えて、市場調査や契約書のレビューなども担当しています。ただ淡々とルーティンをこなすだけではメッセンジャーになってしまうので、本社のマネジメント、現地駐在員、Henley 社やその向こうにいるお客様に対して、自分の仕事を通じて何かしらの付加価値を提供することこそが、自分のミッションであると自覚しています。

上田 浩之


豪州ではかつては16mを超えるような大きな間口の住宅が一般的でしたが、近年アフォーダビリティの悪化や都市部の人口増加を背景に、狭小住宅において高いデザイン力を持つ競合他社の台頭が目立っており、Henley社としても狭小地向けのフロアプランの拡充が課題の一つとされていました。入社して3ヶ月、少しずつルーティンに慣れてきたところで、自分の担当する仕事が報告業務に集中し、一方通行になってしまっていることに気付き、私はHenley社が事業を行うエリアの競合他社がオファーしている商品ラインナップを自主的に調査し、Henley 社と比較して相違点が分かるように資料を作成して、『見える化』を図りました。その結果、他社が注力しているボリュームゾーンのトレンドの変化と、Henley社が注力している間口とのギャップが明確になったのです。この調査結果を現地駐在員と共有したところ、現地の経営陣との議論の俎上に乗り、結果、狭小間口住宅の販売強化の一助となることができました。自ら主体的に行動して課題を発見すれば、現地に足を運ばずとも、日本から貢献できる方法があることを実感した取り組みでした。

上田 浩之上田 浩之


私が担当するHenley社は、主に豪州のビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州の3エリアで事業を展開しています。クイーンズランドの州都であるブリスベンは、かつて9年暮らしたことのある街。Henley社のクイーンズランドにおける事業は、本社が位置するメルボルンがあるビクトリア州同様、プレゼンスが非常に高く、更なる飛躍が期待されています。クイーンズランドに長年住み、現地を知っている自分だからこそ、同地の事業の発展に主体的に貢献していきたいと思っています。また、Henley 社とともに事業を開始して10年が経ちましたが、当社とHenley社がより一体化することが求められていると感じています。現地駐在員や日本にいる私たちも、事業ノウハウを共有し、関与を深めることで新たな付加価値を創出していく必要がある。そのためにも情報・知識をインプットして、高い視点と広い視野で豪州での事業に関わっていきたいと考えています。今後、短期的には海外関係会社に駐在して、現場のオペレーションに一番近い場所で経験を積みたいと思っています。将来は新たなプロジェクトを立ち上げるなど、海外に関わり続けることで、海外市場拡大の一翼を担いたいですね。

上田 浩之

あなたにとって、本気とは?

「仕事は常に100 点を取りにいく姿勢で臨め」。これが、私が大切にしている考えです。一般的に80 点は及第点と思われますが、全力で100 点を取りに行くからこそ、80 点の成果が得られると思っています。全力で100 点を取るという思いで考え行動することが、私にとっての「本気」であり、社会人になって約10 年、「100 点を取りに行く」姿勢で仕事に取り組んでいます。

住友林業の好きなところ
社員がポジティブなところです。住友林業の社員は、みんな前向きであり、物事を減点方式でなく加点方式でとらえて前進するという考え方が強い人が多いと思います。また、物事の判断が合理的で、無駄な仕事をしない。周囲の人がポジティブであり合理的であることは、生産性の高い創造的な仕事を遂行する上で重要だと考えています。
住友林業に入って良かったと思った瞬間
毎日、数多くのことを学び、新しい知見を得る機会が多く、日々、仕事をしていて「幸せ」を感じています。上司と仕事について会話のキャッチボールをしていても常に納得感があり気持ち良く仕事ができる環境であることを実感しています。この環境で一層成長していきたいと思っています。
住友林業のオススメポイント
私のように海外を軸にキャリアを積んでいきたい人にとって、その土台が整っているのが住友林業です。今後、住友林業の海外事業はさらなる躍進が期待できます。北米、豪州のみならず、東南アジアをはじめ、世界市場での展開を射程に置いています。海外を舞台に活躍したい人や海外と関わる仕事をしたい人にとって、絶好のフィールドだと思います。
部署の雰囲気を教えてください。
和気あいあいとした雰囲気です。同時に、私の所属する部署は、住友林業の中でも成長事業領域を担っているだけあって、活気があり、輝いている人が多いと感じます。メンバーが多様性に富んでいるのも特徴の一つです。私のようなキャリア採用のメンバーも多く、会計やファイナンスに強い方、海外法務に精通している方など、バッググラウンドの異なるスペシャリストが集まっている部署です。