予算案作成と予算達成に向けた支援。
総務の立場から課題解決に取り組む。
現在私は、支店の総務グループで総務責任者を務めており、その仕事は多岐にわたります。まず重要な業務が支店予算の作成であり、予算達成に向けた施策の立案です。予算作成というのは、前年度実績や市場環境、必要経費等を考慮し、支店として達成すべき実績目標(売上高、利益等)を示すことです。予算達成に向けて前線で活動するのは、営業や設計、生産各グループになりますので、各グループが活動しやすい施策・環境をつくるのが、私たち総務グループの役割になります。たとえば営業活動において、限られた時間を有効活用するために、事務処理を軽減する施策を立案・実行するなど、各グループが業務を遂行するうえでの課題を見出し、その解決をサポートする役割を担っています。支店が抱える課題を明確にし、原因を掘り下げ、関係者と議論を重ねて、改善に結び付けていく取り組みを進めています。各グループの活動をサポートする役割を担いつつも、主体的かつ能動的に課題解決に向けて動く、いわば「攻めの総務」を実践していきたいと考えています。
ショールーム改装プロジェクトへの参画。
提案の場としてのショールームへ。
最近、総務責任者として支店のショールーム改装という大きなプロジェクトに携わる経験をしました。ショールームとは、各種住宅設備機器をはじめ、フローリングやドアなどの建材、照明やカーテンなどのインテリア、外壁材等、幅広く取り揃えている支店内のスペースのことで、お客様との商談や契約、契約後の打ち合わせの場はショールームが中心になります。従来のショールームは「商品を見る場」としての機能が重視されていましたが、市場調査を実施したところ、近年のショールームに求められているのは「新しい暮らしを提案する場」でした。新ショールームで目指したのは、多くのお客様にショールームにご来場いただいて「新しい暮らし」への理解と生活のイメージを深めていただくための空間です。そして総務責任者としての私の役割は、ショールーム改装に関わる予算立案とその実行です。最小の投資で最大の収益を生み出すことを重視しながらも、掲げたコンセプトを崩すことの無いよう、メンバーと議論を重ね、より少ない予算で「新しい暮らし」を感じることのできるショールームをつくりあげることができました。ショールームの完成後、お客様からはショールームという場で自分たちの新しい暮らしがイメージでき、希望通りの家づくりができたという声を多数いただいています。私自身、大きな投資となるショールーム改装というプロジェクトに携わったことで、組織運営の新たな視点を獲得できたと感じています。今後も、ショールームを核としたお客様に支持される支店、そしてより強い組織の進化に取り組んでいきたいと思っています。
支店の経営、組織運営に携わるやりがい。
様々な経験をすることで成長していきたい。
総務責任者という立場で、支店長を補佐しつつ、支店の経営的側面に携わることができることに、仕事の面白さを感じています。自分の意思や想いで組織が動くこともあり、その責任の大きさの中に確かなやりがいも実感しています。近い目標として大規模支店の業務を経験することで、支店運営に関わるマネジメントスキルを磨き、周囲から頼られる人財に成長していきたいと考えています。現職種である業務企画職の魅力は、支店総務グループのみならず、本社や本部の管理部門へ異動することもあり、様々な経験をすることができる点です。私自身も新しいことにチャレンジすることで、活躍の場を広げていきたいと思っています。
常に問題意識を持つことを継続することです。私の日々の業務の中には、部下や他グループが行った業務の内容チェックがあり、一見ルーティンになりがちです。しかし、業務内容のチェック一つとってみても、問題意識を持って仕事をすることで、わずかなミスや誤りを発見するだけでなく、そこから業務の問題点を洗い出し、業務改善に繋げることができます。平凡に見られがちな仕事でも、意識を変え、それを継続することが、平凡を非凡に変えると思っています。