出社 資料作成
週末の打ち合わせに向けて、資料を作成します。お客様のご要望に応じて図面や見積を作成します。
内田 明日花2019年入社
地域に入り込み、地元の人と協働して行う街づくりに興味があり、大学では都市計画専攻へと進みました。そこで行っていたのは、滋賀県の集落にある古民家改修。現地の方と話し合いながら地域を良くしていくことに楽しさを感じる一方で、理想を言語化できてもそれをカタチにする知識や技術が足りないことにもどかしさを感じました。そこで、自分でカタチにできるスキルを身につけたいと思い、大学卒業後に建築設計を学べる芸術学校へ入学。ビルや橋などの大規模な建築よりも、対話を通じてカタチにできる住宅設計へ興味を持つようになりました。学校に通いながら個人設計事務所でアルバイトを始め、そのままそこに就職することも考えましたが、先輩から「住友林業は、型に当てはめるのではなく一棟一棟お客さんに寄り添って設計している会社だよ」と聞き、調べてみることにしました。ホームページや実例集、展示場で実際の住宅を見る中で、住友林業の設計の質の高さに驚き、惹かれました。特に魅力に感じたのは、設計の自由度と木質感でした。お客様に合わせた自由度の高い設計ができ、かつ内装材にも木材をふんだんに取り入れ、木の温もりを感じられる設計ができる住友林業でなら、一人ひとりに寄り添い、お客様の人生を豊かにできる住宅を設計したいという私の想いを実現できると感じ、入社を決めました。
住友林業ではお客様ごとに、営業、設計、生産(施工管理)、インテリア各1名ずつのチームを組んでおり、私は設計を担当しています。設計は図面を描く人というイメージを持たれるかもしれませんが、ご契約前のお客様に夢や理想を伺うところから打ち合わせに参加します。そして、営業担当と相談しながら、このお客様はどんな暮らしを望まれているのかを徹底的に考え、それぞれのご家族に合わせてご提案します。家族ごとに異なるご要望にお応えしながら行う家づくりの道のりは平坦なものではありません。お客様のご要望が必ずしも自分の得意なテイストとは限りませんし、自信を持ってご提案しても、お客様の表情が明るくないときもあります。お客様と顔を合わせ直接お話しするからこそ、その反応は肌で感じます。そんなときは、何度もプランを描いてお客様にご提案し、何としてでもご期待を超えられるように全力を尽くします。その結果、お客様に喜んでいただけるようなご提案ができても、そこで終わりではありません。その後10回近く打ち合わせを重ね、棚の一枚、金具の一つに至るまで細かく決めていきます。SNSの普及に伴いお客様のこだわりもどんどん細かくなっているので、特殊な納まりや特注品のご要望も多く、設備や電化製品などの知識も必要になります。長い時間をかけて一人ひとりのお客様と共に悩み、とことん話し合い、深く寄り添いながら、ようやく引き渡しの瞬間を迎えたときは、これまでの苦労が報われる瞬間でもあり、お客様の喜びが最も高まる瞬間でもあります。この引き渡しの場に立ち会えることが一番のやりがいです。
設計を担当したお客様の家に遊びに行かせていただくことがあります。その際、自分が設計した家で生活が営まれている様子を目の当たりにすると、私の仕事がお客様の人生の一部をつくっているのだと実感します。また、お客様から「近所の方から声をかけてもらえるようになりました」とお声をいただくこともあります。「心が安らぐ素敵なお家ですね」「お庭の木々が色づいてきましたね」などと、ご近所様との会話の中でお家をお褒めいただくこともあるそうです。そうしたお話を聞くと、自分の設計した家が街の景観の一部となり、周りに住む方の暮らしにも彩りを添えているのだと嬉しく思います。家づくりの中で私は、家が街になじむよう植栽を配置するなど、街に対して開くような設計を心がけています。要塞のように閉ざされた空間ではなく、見た人の心が安らいだり、ご近所様との会話が生まれたり、街を訪れた人が「いい雰囲気だな」と感じたりするような心に安らぎをもたらす家づくりを目指しています。そんな家づくりにこれからも携わっていきたいです。
明確な目標に向かっていくというより、挑戦をやめない自分でありたいです。過去に似たような事例を担当したからとそれを踏襲するのではなく、お客様ごとに異なるアプローチで打ち合わせに臨む、新しい材料を使ってみるなど、一棟一棟で新しいチャレンジを行うようにしています。そのためには、常に情報をインプットをすることが必要です。先輩が手がけた物件を訪ね設計手法を学ぶこともありますし、SNSで情報収集して気になったものをストックしておくなど、常に新しい引き出しを増やせるよう意識しています。そして、最も大切にしていることは人と話すことです。住友林業には、さまざまな個性を持った設計担当がたくさんいるので、常に刺激をもらえます。困ったときに助言を求めるだけではなく、「ここはもっとこうすると良くなるんじゃないか」とお互いにアドバイスし合うなど、設計に対して前向きな方が多いのでとても頼りになります。仕事終わりに一緒にご飯に行き「ここの設計はどんな意図だったんですか?」「何の部材を使って設計したんですか?」と詳細に聞いたり、実際に図面を見て議論を重ねることもあります。いろいろな物件に触れ、そこに至る思考や意図まで理解することで知見も広がり、設計に深みも増します。こうした地道な努力の積み重ねが、お客様の晴れやかな笑顔につながると信じて、これからも挑戦し、変化しつづける自分でありたいと思います。
週末の打ち合わせに向けて、資料を作成します。お客様のご要望に応じて図面や見積を作成します。
お客様からのご要望を具体的にどう実現していくのか、業者さんとご相談します。机の上で図面を描くだけでは気づけないことも多いため、現場に足を運ぶことはとても大切です。
図面は夕方以降に書くほうが集中できます。お客様の喜ぶ姿を想像しながら、試行錯誤を繰り返しています。
同僚と退社時間が合うときには、一緒にご飯に行くことが多いです。
月曜日の場合は翌日がお休みのため、「華月」と呼んだりもします。
お客様の生活スタイルを伺い、パースを描きながら暮らしのイメージを膨らませます。
お客様の好みのテイストを聞きながら、床材や扉の部材などを決めていきます。
早い段階から設計も前に出てお客様とコミュニケーションするのが、住友林業の進め方。お客様に寄り添った設計ができるよう、お客様の大切にされていることを丁寧にお伺いします。
観葉植物を育てるのが好きで、水をあげたり、眺めたりしながら癒やされています。
林 宏樹2012年入社
松田 未由2020年入社
内田 明日花2019年入社
青木 理名2023年入社
西脇 健太2015年入社
市村 直也2007年入社
佐原 健太2017年入社
松岡 頌子2021年入社
猶原 丈雄2007年入社
伊豆 善崇2017年入社
井原 将吾2020年入社
川田 真里亜2020年入社
角 遼太郎2020年入社
鈴木 洸明2017年入社
白井 さおり2016年入社