お客様の家づくりに対する、
考えや想いを理解する。
私が入社以来担当している注文住宅の営業の仕事は、土日等休日に住宅展示場をご来場されたお客様との出会いから始まります。初回接客と呼ばれる最初の対応が極めて重要であり、それが次につながるかどうかのポイントとなります。私が大切にしているのはお客様の本音を引き出すこと。そのためにはお客様が話しやすい雰囲気作り、対応が求められます。当社商品のセールスや他社と異なる優位性を訴求するのではなく、お客様の考えや想いを理解する対応を心がけています。そうした中で、少しでも良い関係をつくることができれば、お客様に今後のお打合せのお時間をいただくことが可能となります。その活動を通じて、お客様との信頼関係を構築する中で具体的なお打合せを進め、そして最終的にご契約をいただくことがミッションとなります。もちろん、ご契約後も着工、施工、そして竣工まで、お客様の要望や問い合わせに、的確かつ迅速に対応していくことも営業担当の重要な役割です。そして、自分の努力の結果としてお客様の家が建つこと、成果に対して、報酬を含めて正当な評価があることなど、文字通り「自分の成果が目に見える」ことに大きなやりがいを実感しています。
お客様にとって何が一番幸せか。
全力で取り組んだ8ヶ月。
入社2年目、上司に頼らず、初めてご契約をいただくことができた経験は、強く印象に残っています。お客様は土地探しも含めて住宅建築を考えていた方で、展示場にご来場していただいてから約8ヶ月間一緒に土地を探しました。最終的には、3件目の土地で決定しましたが、お客様は不安に感じている様子でした。その不安を払拭し、安心してもらえるよう、販売物件周辺の夜道を撮影したり、小さなお子様がいたので小学校までの安全な通学路や保護者の見守り当番があるか、買い物の便利性や雪道の安全性を調べるなど、思いつくことはすべてやりました。土地が見つかった際、まだプランも金額も出そろっていない状態の中で、お客様から「入野さんに任せる」と言っていただけたときは、心から感動しました。通常であれば、他のハウスメーカーとの競合となることがほとんど。確かな信頼をいただけた実感がありました。私が土地探しの間に常に考えていたことは「お客様にとって何が一番幸せか」ということ。だからこそ、お客様の不安の払拭に全力を注いだのです。自分なりの営業スタイルを見出した取り組みでした。
厳しい局面を乗り越える意志。
主体的にお客様の立場に立つ。
注文住宅の営業は、様々なお客様との出会いがあり、それも醍醐味の一つですが、厳しい局面に立たされることも少なくありません。あるお客様は、非常に家づくりに対するこだわりが強い方でした。競合の中、常に高いレベルの細かな説明を求められましたが、上手く説明出来ないことが続き、心が折れそうになったこともあり、逃げ出したくなったこともありました。それでもめげずに、冷静に現状を把握し、どうすればリカバリーできるかを考えた結果、これから質問される可能性がありそうなこと全てを事前に調べメモにまとめ打合せで話せるようにし、これまでの要望を全て組み込んだ提案を再度準備して臨みました。お客様にとってベストな提案という自信がありました。入念な準備もあり、提案当日は自信を持って話すことができ、結果的にご契約を実現することができました。このように、住宅の営業は厳しい場面が少なくありません。しかしそこから逃げ出さず難局を乗り越えた先に、大きな達成感と感動があります。今後、これまで以上に主体的にお客様の立場に立って考え、お客様にとってベストな提案ができる営業担当者に成長したいと思っています。そして、営業成績トップ50が表彰される式典に参加することを目指します。
常にお客様の立場に立って考え行動することを継続していくことです。営業担当は、お客様から数千万円という大切なお金を託されています。大切なお金を託されており、その分お客様の高い期待も大きなものとなります。その期待に応えられるよう、常にお客様の立場になって考え行動し、それを継続することが大切です。