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2023/04/28 公開

キャンプ用品の収納術7選!自宅をスッキリ&おしゃれにするアイデアを写真事例つきで解説

キャンプ用品の収納術7選!自宅をスッキリ&おしゃれにするアイデアを写真事例つきで解説

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キャンプを楽しんでいる人にとって悩みの種となるのが、自宅でのキャンプ用品の収納場所ではないでしょうか。キャンプ用品は大きさも種類もバラバラで、すっきり片付けるのが難しいですよね。家族でよくキャンプに出かけるほどのキャンパーなら、道具がかなりの量となるため、しまいきれずに仕方なく部屋に出しっぱなしということもあるでしょう。また、道具のしまい方やしまう場所に悩み、キャンプを始めたくても始められないという方もいるのではないでしょうか? 今回はそんなお悩みを解消すべく、キャンプ用品を上手に収納するアイデアをご紹介します。

見せる収納と隠す収納を使い分ける

キャンプ用品は、玄関やクローゼットなどにまとめて収納した方が、使うときに便利で室内もスッキリすると思うかもしれません。ただ、キャンプ用品の量に対して収納スペースに余裕がないと、全部をまとめて収納するのはなかなか難しいですよね。

そんなときにおすすめなのが、「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けるアイデアです。

キャンプ用品の中には、ランタンやダッチオーブンのようにそのまま置いてサマになるアイテムも多いですし、お気に入りの道具は、眺めるだけでも楽しいものです。これらを「見せる収納」としてスチールラックなどの収納棚に飾れば、居心地の良い空間が手軽に完成します。 収納用の家具を新調するなら、置くスペースや飾る道具のサイズ(横幅・高さ・奥行)を事前に測っておくことが大事です。

一方で、出しっぱなしにしたくないモノは「隠す収納」に分類しましょう。置き場所は、道具を出し入れするときのことを考慮して決めるのがおすすめです。例えば、テントなどの大きなモノは、玄関に収納した方が使うときの出し入れがスムーズです。調理器具や食器は、キャンプ場から帰宅した際、収納する前に再度洗うこともあるためキッチンを置き場所にするのが最適です。

このほか、BBQ用品や焚き火台といった、家の中に持ち込みたくない道具は土間収納、シュラフ(寝袋)のように普段は使わないキャンプ用品は、クローゼットや屋根裏に収納すると良いでしょう。もし家づくりを考えているなら、これらの収納スペースを作ることもぜひ検討してみてください。ちなみにシュラフは袋から出してハンガーなどに吊るして保管すると良いです(ダウンがつぶれませんし、湿気対策にもなります)。

▼写真イメージ

折りたたみチェアやテーブルなどはもちろん、バックパックなどのファッションアイテムも「見せる収納」でおしゃれに見せています。

折りたたみチェアやテーブルなどはもちろん、バックパックなどのファッションアイテムも「見せる収納」でおしゃれに見せています。

長野展示場(長野県長野市中御所5丁目14-1 長野住宅公園)


ランタンなどの小物類を、「見せる収納」にするのもおすすめです。ランタンなどの小物類を、「見せる収納」にするのもおすすめです。

立川第三展示場(東京都立川市泉町935-1 ABCハウジング ハウジングワールド立川)

自宅でもキャンプ用品を普段使いする

最近のキャンプ道具はデザイン性に優れ、インテリアにもマッチするので、収納せずに普段使いするのもおすすめです。例えば、テーブル&チェアはBBQ用品と一緒にベランダやウッドデッキに置いておけば、屋外でのランチタイムやティータイム、読書を楽しむ際にも使えて便利です。省スペースになるだけでなく、新しい家具やグッズを買い足す必要がなくなるため、コストパフォーマンスの面でもメリットがあります。

ベランダやウッドデッキでゆったり過ごしたいときに、折りたたみチェアなどは欠かせません。ベランダやウッドデッキでゆったり過ごしたいときに、折りたたみチェアなどは欠かせません。

立川第三展示場(東京都立川市泉町935-1 ABCハウジング ハウジングワールド立川)


ライスクッカーでご飯を炊けば、自宅でも手軽にアウトドア気分が味わえます。ライスクッカーでご飯を炊けば、自宅でも手軽にアウトドア気分が味わえます。

立川第三展示場(東京都立川市泉町935-1 ABCハウジング ハウジングワールド立川)

用途ごとに分けてコンテナボックスなどに収納する

キャンプ用品の保管はコンテナボックスが便利です。収納力はもちろん、キャンプに出かけるときはそのままサッと持ち出せるので、手早く準備できます。コンテナボックスに収納するモノは、テント関連、調理器具関連、ライト関連、食べ物関連、食器関連など、用途ごとに分けて入れておけば、お目当てのモノもすぐに見つけられて便利です。中に何が入っているかは、インデックスカードなどでわかるようにしておきましょう。中身は、道具や小物類を入れたバッグやワイヤーバスケット(カゴ)などで仕分けし整理整頓しておくと、さらに使いやすくなります。

食器や調味料などをまとめてバッグに入れた様子です。食器や調味料などをまとめてバッグに入れた様子です。

コンテナはできるだけスタッキング(積み重ね)できるモノを使用する

コンテナボックスはデザインとカラーを揃えると、並べたときに統一感が生まれて見た目もスッキリします。自宅の雰囲気に合わせたカラーなら、収納スペースにしまいこまなくてもインテリアを邪魔することはありません。

また、ボックスを選ぶ際は、容量や耐荷重などの頑丈さといった機能面もぜひチェックしたいポイントです。フタが付いてスタッキング(積み重ね)できるタイプは自宅で収納しやすいうえに、車への積みやすさとキャンプ場での作業のしやすさもアップします。

デザインとカラーを揃えたコンテナをスタッキングしています。上に積めることで省スペースになります。デザインとカラーを揃えたコンテナをスタッキングしています。上に積めることで省スペースになります。

大きい収納ボックスひとつにたくさんのモノを入れるより、小さめの収納ボックスに小分けする

サイズが大きい収納ボックスは収納力が高い一方で、たくさんのモノを入れると重くなり、運ぶのが大変になったりハンドル部分などが破損したりする可能性があります。また、ハードタイプのボックスは中にしまうものの形状によってはスペースに無駄ができやすく、案外多くのモノは収納できないこともあります。そのため、大きいボックスひとつにたくさんのモノを詰め込むよりも、小さめのボックス複数に小分けした方が、スペースに無駄も生まれず、持ち運びにも便利です。荷物が小さければ、子供たちでも積極的にお手伝いすることもできます。

大きめの収納ボックスを使うときは容量の大きさに任せて闇雲に入れず、軽いモノを入れるなど工夫しましょう。

▼写真イメージ

写真はアウトドア用のボックスではないですが、手をかけられる穴もあるので持ち運びがしやすいです。写真はアウトドア用のボックスではないですが、手をかけられる穴もあるので持ち運びがしやすいです。

収納ボックスとバッグや袋を上手に使い分ける

コンテナボックスと併用したいのが、スタッフバッグと呼ばれる布地を使った収納バッグや袋です。ハードなコンテナと違って生地がやわらかく、形状を変えられるので、コンテナの中の仕分けとして使えるのはもちろん、車への積載時は、コンテナボックス同士の間のデッドスペースにも入れやすいので、スペースを有効活用できます。使わないときは折りたためば場所をとらずに収納できます。

布製のバッグや袋は、収納しやすいだけでなく、ボックスにしまわず持ち運びたいものなども入れておけます。布製のバッグや袋は、収納しやすいだけでなく、ボックスにしまわず持ち運びたいものなども入れておけます。

なくなりやすいモノは複数用意し、複数の箇所に収納する

ナイフや軍手などは、ないと困る必需品ですが、細々しているため、どこにあるかわからなくなりがちです。そんな困った状況に陥らないために実践したいのが、ナイフや軍手をそれぞれ多めに用意して、いろいろな場所に分散させて収納する方法です。

『3.用途ごとに分けてコンテナボックスなどに収納する』でご紹介したように、キャンプ用品を用途ごとに分けて収納したら、ナイフと軍手を焚き火グッズ関連、調理器具関連、設営グッズ関連など、それぞれの収納ボックスに分散して入れておくのです。

これならひとつのコンテナボックスの中から見つけることができなくても、別のコンテナの中にあるので問題ありません。もし軍手が破けていたりした場合も、スペアとして使えて便利です。

このほかにも、複数揃えて分散しておきたい道具はいろいろあります。例えば、ライト類は設営グッズ関連と焚き火関連といったように分けておくと便利です。使用シーンに応じて複数を用意しておきましょう。

なお、これらのボックスは、家の中でも分散して置くのがおすすめです。なぜなら、防災グッズとしても活躍するキャンプ用品を、いくつかの場所に収納しておけば、災害時に一番近い場所や行きやすい場所で取り出せるからです。例えば、ライトを寝室と玄関の2箇所に収納しておけば、夜に地震で停電したときでも、最小限の移動で取りに行けるため、暗闇を歩いてケガをするリスクなどを減らすことができます。

ナイフ、軍手、ライトなどは複数を用意し、いろいろな場所に分けて保管すると良いです。ナイフ、軍手、ライトなどは複数を用意し、いろいろな場所に分けて保管すると良いです。

【番外編】 車で出かけるときのカーパッキングは取り出しやすさを考える

オートキャンプの場合、荷物をどう積むかが、移動中の快適さやスムーズなテント設営に大きく関わってきます。まず、重いモノや丈夫なコンテナボックスは下に置き、その間にやわらかいバッグや寝袋、狭いスペースには差し込みやすい折りたたみチェアを入れるなどして、デッドスペースをできるだけなくすようにしましょう。また、サブトランクがある車なら、救急キットや天候が急に変わったときのための防寒具や防水バッグなど、普段はあまり使わないモノを入れるのがおすすめです。

移動中に使うモノ、設営時にすぐ必要なモノは取り出しやすい位置に入れましょう。例えば、クーラーボックスは途中で食材を買い足したときに使うことがあるので、手前に置くのがおすすめです。

さらに、ゴミ捨て場が離れている、あるいはゴミの持ち帰りが義務付けられているキャンプ場へ行くなら、ゴミを積み込むスペースも確保しておきましょう。万が一、汚水が漏れたときのことを考え、ゴミ袋も用意しておきましょう。ゴミ袋は、ゴミを入れるだけでなく、軍手やトングなど汚れたモノを入れて持ち帰る際も重宝します。

重たいコンテナを下に置き上にバッグを載せます。運転中に後方が見えるように、ルームミラーの視界を確保しながら積みましょう。重たいコンテナを下に置き上にバッグを載せます。運転中に後方が見えるように、ルームミラーの視界を確保しながら積みましょう。

【まとめ】 キャンプ用品収納のアイデアを取り入れて、キャンプ時も家の中も快適にしよう

キャンプ用品をすっきり収納するには、何をどこにしまうのかを考慮しながら収納計画を立てることが大切です。それによっては居室のクローゼットだけでなく、土間収納、屋根裏収納なども必要になることもあるでしょう。戸建てなら、ガレージや倉庫があればたっぷり収納することができるかもしれません。これから家をつくる方はぜひ、自分にぴったりの収納空間を検討してみてください。

土間収納(玄関収納)があれば、屋外で使うキャンプ用品を室内に持ち込まなくても良いですね。土間収納(玄関収納)があれば、屋外で使うキャンプ用品を室内に持ち込まなくても良いですね。

玄関に土間収納を検討するときのポイント4つ。おしゃれなアイデアや間取り事例も紹介)


屋根裏収納があれば、普段使いしない大型のキャンプ用品などを収納できて、室内をさらにスッキリと保てそうです。屋根裏収納があれば、普段使いしない大型のキャンプ用品などを収納できて、室内をさらにスッキリと保てそうです。

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