●わたしらしさを楽しむ家づくり
2016/05/20 公開
30代~40代女性が家事に費やす時間は1日4~5時間といわれています(※)。そこに仕事や学校行事などが加わると、ママたちは自由時間をキープするのも大変です。効率のよい家事で自分の時間を確保するために、「朝家事」「夜家事」の段取り術を紹介します。
※出典:平成23年社会生活基本調査 生活時間に関する結果「男女,年齢階級別家事時間」(総務省)
家事が集中しがちなのは朝、そして夕方です。
朝は、起床後に洗濯機を回しながら朝食やお弁当作りをこなして、時計を見て家族を起こし、家族が食事をしている間にごみをまとめ、子どもの登園や登校の準備を手伝って......と、慌ただしくしていると自分が食事をする時間すらとれないことも。
夕方は夕食作りや子どもをお風呂に入れたりしてバタバタ。
朝夕のピークタイムを乗り切るためには、家事の時間を上手に分散するといいでしょう。
たとえば子どもを寝かしつけたあとに翌朝に行う家事を進めておけば、朝、やることが集中することがなくなります。
洗濯物は夜に室内干ししておき、朝はそのまま外に出せば時短になります。ゴミも寝る前にまとめておけば、朝、出がけに収集所に持っていくだけ。出かけるパパや子どもにお願いしてもいいですね。
さらに余裕があれば、使ったものを就寝前に元の場所に戻しておくなど軽く片付けをしておくと、掃除の手間が省けるだけでなく、次の日気持ちよく一日を迎えることができるでしょう。
朝・夜に家事を割り振るためのファーストステップは、1日にどんな家事を行っていて、それぞれどのくらい時間がかかっているのかをリスト化すること。
掃除ひとつでも「リビングの掃除機がけ」「玄関の掃き掃除」「風呂掃除」「洗面台の掃除」など、スペースごとに細かく書きだしてみましょう。そして、時間帯をシフトできる家事がないか見直してみます。
たとえば、夕方、浴槽に湯を張る直前にお風呂掃除をしているなら、「入浴後」に行うようにしてみても。入浴後は浴室内が温まるため、汚れが落としやすいといわれており、掃除が楽に済みそうです。
「買い物」も日中に子連れで行くのは大変です。帰宅したパパに子守を頼み、1人で出かける夜買い物のほうがスムーズ。
家事は午前中にこなすのが一般的ですが、子どもの年齢やライフスタイルに合わせて、常識にしばられない自分なりの「家事時間」を組み立ててみましょう。
夜家事・朝家事がはかどる便利グッズやサービスも要チェックです。
タイマー予約機能付きの電気タイプをチョイスすれば、朝の仕込みで旨みたっぷりのレシピを夕食に用意できます。
1万円台から購入可能。おまかせ掃除が身近になっています。
最新タイプはマットレスで手間がなく、パワフルになって乾燥時間が短くなっています。ちょっとしたすきまの時間に活用できれば、日中のふとん干し・収納の手間をカットできるはず。
インターネットで食料品などが注文できるネットスーパーは、前日のうちに注文しておけば翌日の夕方までに商品を受け取れることがほとんど。1,000円未満の買い物にも対応しているところが多く(別途宅配料が必要)、毎日手軽に使えます。
朝・夜の活用で家事を効率的にこなせたら心にもゆとりができ、自分の時間を楽しむ余裕が生まれるかもしれません。
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