●ステキに子育てLIFE
2018/03/09 公開
1日の預け時間が長い保育園では、着替え用の服やその日に使う食事用エプロン、紙おむつなど、多くの持ち物が必要です。入園までに揃えておくもの、活用すると便利なグッズを紹介します。
保育園グッズのうち、どんなものを持たせればいいのか迷いがちなのが「着替え」です。昼寝後に着替えさせる保育園も多く、また外遊びや食事などで汚れることもあるため、保育園のロッカーには毎日3セット(服上下、下着、靴下)以上を常備しておきましょう。
保育園で履かせるズボンは通称「保育園ズボン」や「保育園パンツ」と呼ばれ、かわいらしいものがたくさん売られていますが、動きやすくて脱ぎ着しやすいものがおすすめです。さらに、1日2回以上着替えることを考えると、洗濯機でジャブジャブ洗えて乾きやすい素材のものが良いでしょう。実用性だけではなく、チクチクしないか、子どもの肌に合う素材かどうかもチェックしておくと安心です。
なお保育園では事故防止のため、フードやひも付きの服、オーバーオール、スカートなどを禁止していることがあります。子どもが小さいうちは食事のたびに必要になる食事エプロンも、カビにくいシリコン製や肌に優しいタオル素材など、園によって指定や推奨があることも。買い揃える前に、園に確認しておくと良いでしょう。
子どもの年齢が低いうちはどうしても持ち物の準備が多くなります。手間に感じることは便利グッズに頼ってみるのも良いかもしれません。保育園の持ち物は記名が必須ですが、紙おむつにも1枚1枚名前を書かなければいけない場合は、名前スタンプがあるとラクに済みます。登園前に体温計測が必要なら、耳式体温計など秒検温ができるタイプを使ってもいいでしょう。
着替えに名前を書く場合は、布用の油性ペンを使えばにじむ心配はなくなります。黒だけではなく、濃い色の衣類にも書ける白インキのペンもあるので用意しておくと便利。弟や妹にお下がりを着せたいなどで、衣類に直接名前を書くのを控えたいときは「名前タグ」を活用する手もあります。こちらは名前を書いたタグを洗濯表示タグなどに留め、着なくなったら取り外すだけ。服の素材をいためることなく、再利用することができます。
子どもが保育園に通うことになったら、親自身の仕事バッグも見直してみましょう。着替えやおむつといった保育園グッズを持って、さらに子どもを抱っこするとなったら両手が開くリュックサックやショルダータイプなどが重宝します。子どもの工作の持ち帰り、汚れものの大量発生などで急きょ、荷物が増える日も。折りたたみ式の大きめのエコバッグを保育園ロッカーに入れておくと、いざというときに役立つかもしれません。
また、大きくなると子ども自身の通園バッグや上履き入れも必要になる場合があります。子どもの好きなキャラクターの生地で手作りしたいけれど時間がない、裁縫が得意ではないという場合は、手芸店などで縫製を頼めることもあるので調べてみてもいいでしょう。
最初のうちは大変な保育園準備ですが、通ううちにコツがつかめてきます。園ごとの特色もあるので、悩んだときは周囲や園にアドバイスを求めてみましょう。子どもの成長につれてバッグが増えて大変という方は、「部屋に散らかる子どものおけいこバッグ! の解決法」もチェックしてみてくださいね。