●みんなのいえ かぞくのへや
2016/02/05 公開
風邪やインフルエンザが猛威を振るう時期がやってきました。小さな子どもは症状が重くなることもあるので、感染には要注意! 何より、外から家庭に細菌やウイルスを持ち込まないのがポイントです。家族全員で予防を心がけ、冬を元気に過ごしましょう。
冬にかかりやすい感染症といえばインフルエンザ。例年、12月~3月頃の冬季に流行し、幼児が感染すると肺炎を併発するなど重症化することも。鼻水、せきなどの症状から風邪に間違われやすいインフルエンザですが、喉や鼻などピンポイントに症状が現れる風邪と違って、頭痛、筋肉痛や関節痛など全身に症状が出ます。また、風邪はゆっくり症状が進みますが、インフルエンザは高熱と共に急激に症状が悪化し、かかり始めに放っておくと重症化しがちです。インフルエンザが疑われる場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。
このほか、冬は保育園、幼稚園で流行することが多い感染性胃腸炎も危険。こちらは細菌やノロウイルス、ロタウイルスなどによる感染症で、下痢、嘔吐、腹痛、発熱を伴います。潜伏期間が1日~3日と短く、家族内での二次感染も多くあります。
インフルエンザはせきやくしゃみなどで飛び散ったウイルスで、ウイルス性胃腸炎は病原体が付着した手で口に触れたり汚染された食品や水を摂取したりすることで感染します。これらの感染症、そして様々なウイルスが原因の風邪が、冬にはやっかいな敵になるのです。
ここでは、日常生活で感染症を防ぐために注意すべきポイントをまとめてみました。ウイルスが活発化しにくい環境づくりに加え、規則正しい生活習慣が風邪予防に役立ちます。
(1)定期的な換気に加えて、湿度は50~60%をキープ
冬の感染症はくしゃみやせきなどの飛沫も感染源になります。定期的な換気を心がけ、きれいな空気を保つようにしましょう。また、ウイルスは乾燥している状態で活性化し、湿度が高くなると激減します。加湿器を使用して室内の湿度を50~60%に保つと◎。
(2)バランスのいい食事をとる
三食をしっかり食べ、炭水化物・たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどバランスよく栄養をとりましょう。野菜たっぷりのスープ、みそ汁、鍋物、煮込みうどんなど体を温める食事も免疫力アップを助けるのに効果的です。
(3)十分に睡眠をとる
睡眠不足になると免疫力が低下しがち。早寝を習慣づけて、しっかり疲れを癒しましょう。
(4)帰宅後だけでなく、食事や調理の前などにも手洗いを
手に付着した細菌、ウイルスをしっかり洗い流すことが何よりの予防策です。帰宅後だけでなく、食事前やトイレの後、調理を行う前などのタイミングでこまめに手を洗いましょう。石鹸を使って指先や指の間まで30秒間程度かけてしっかり洗うのがベストです。
一人でうまく手洗いができない幼児は、親が手助けしてあげましょう。自分で手が洗えない赤ちゃんは、しぼったタオルなどで手や顔を拭いてあげます。そして何より、外からの細菌、ウイルスをシャットアウトするのも大切。仕事から帰ってきたパパはそのままお風呂にゴー! してもらい、さっぱりしてもらうのもいいでしょう。
このように、環境づくりや生活習慣まで含めたトータルな予防策が、感染症のリスクを減らしてくれます。そのなかでも重要な空気の清浄ですが、冬だと窓を開けると室内が冷えてしまったり、全室分の空気清浄機が用意できなかったりしてうまくいかないことも......。住友林業では、家族が快適・健康に暮らすことをめざした健康維持増進住宅を展開中。機械と自然の力を融合した全館空調システム「エアドリームハイブリッド」はわざわざ窓を開けなくても、家全体の空気をクリーニングする電子式エアクリーナを搭載。快適な室温をキープしながらウイルスの一部、花粉、ほこりなどを除菌して家の中の空気をきれいに保ちます。詳しい内容をご覧になりたい方はエアドリームハイブリッドのサイトをチェックしてみてください。