01DX推進体制
住友林業グループのDX推進にあたっては、コーポレート本部・各事業本部の方針に沿った変革(Transformation)にデジタル(Digital)を活用するため、ITソリューション部はその企画立案を、住友林業情報システム㈱はその実行をそれぞれ支援します。

マネジメント
- デジタル基盤の刷新、業務変革と効率化を図るとともに、サイバーセキュリティ対策等のリスク管理の観点から、ITやDXの知見や経験を持つ取締役会メンバーが配置されています。
IT戦略委員会
- 住友林業グループのIT投資に関するマネジメントを構築、運用し、IT投資の効率化、リスク管理に繋げるため、ITソリューションの統括であるコーポレート本部長が「IT戦略委員会」を開催しています。この委員会ではITに関わる外部環境や内部状況、IT・DXに関する方針や戦略、IT投資計画、情報セキュリティリスク管理等に関して、定期的に報告および協議を行い、社長、各本部長等から施策の指示を受けています。
IT投資評価委員会
- 一定額以上のIT投資における導入時の妥当性評価及び導入後の活用評価手続きにあたっては、ITソリューション部長を委員長、経営企画部・各事業部の管理部門の長を中心に委員長が選任する者を委員とする「IT投資評価委員会」にて行っています。「IT投資評価委員会」は、原則月1回開催し、IT投資案件実施の妥当性、実施後の目標達成状況を客観的に評価し、IT投資案件の実施可否の判断を行います。
認証・組織
- 2022年10⽉にCSIRT※1 を発⾜し、セキュリティインシデント防⽌のための監視や、発⽣時に適切な対応を実施する組織を整備しました。また、2023年11⽉に⼀般社団法⼈⽇本シーサート協議会に加盟しました。さらに、情報セキュリティインシデント発⽣時の対応を模擬体験する訓練を実施しています。今後も引き続き、インシデント対応能⼒の向上、情報セキュリティリスクの軽減、情報共有と連携の促進を図っていきます。
- 住友林業グループ内外の住宅CAD業務やシステム運⽤、バックオフィス業務などのBPO受託事業を⾏うDalian Sumirin Information Technology Service(⼤連ITS)社及び⽊材建材事業本部でサービス提供を開始した業界向け⾒積作成サービス(JUCORE 見積)において、情報セキュリティマネジメントシステムISO27001を取得しています。
※1 Computer Security Incident Response Teamの略。