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住友林業について
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木が育ち、木材としてあらゆる用途に使用され、再生可能エネルギーとなり、そこで得た利益でまた木を育てる。住友林業グループは世界の脱炭素シフトのパートナーとして、持続可能な社会を実現する「住友林業のウッドソリューション」を提供します。
木を植え、森を育み、資源として活用し、使った分はまた植える「保存林業」の理念のもと、国内での社有林事業や海外における植林事業のほか、森林アセットマネジメント事業や、再生可能エネルギー分野での発電事業等により、社会の脱炭素化に貢献します。また、革新的な森林管理技術により、世界の環境課題に取り組んでいきます。
国内に総面積約4.8万haの社有林を所有しており、SGECの森林認証を取得するなど、生物多様性の保全等を含め、適正な森林管理を行っています。また、ICTを活用した現場作業、施業計画の立案から地域材のマーケティングまでコンサルティングする「森林アセットマネジメント事業」も展開しています。
パプアニューギニア、インドネシア、ニュージーランドで、植林木の生産を目的とした大規模な「産業植林」を展開し、生態系の保全と地域社会の発展に貢献しています。また、地域社会と協働して行う「社会林業」や、環境保全を目的とした「環境植林」に、主にインドネシアで取り組んでいます。
木材を燃料に利用する木質バイオマス発電事業を展開しています。木質バイオマス発電には、立地条件や燃料の違いにより、建築廃材などを燃料に利用し資源の有効活用を実現している「都市型バイオマス発電」と、間伐材や林地未利用木材などを燃料に利用し森林の価値を高め地域の雇用創出や経済にも貢献する「山間地型バイオマス発電」などがあります。住友林業は土地の特性に合わせて最適な発電所を提供しています。
国内外から良質な木材・建材を仕入れ、取引先に販売する流通事業と、国内外における建材製造事業などを行っています。そのほか、グループ会社製品の海外での販売などにも注力しています。ウッドチェンジを進め、伐採木材製品の取り扱い量・製造量拡大を通じて、社会全体の炭素固定量増進につなげます。
適正に管理された森林から良質な木材を安定的に調達しています。木材の調達拠点は、当社の社有林をはじめ、北米、東南アジア、ヨーロッパ、オセアニアなど世界中に広がります。また、再生可能エネルギー市場に向けたバイオマス発電燃料用チップの供給や、伐採期を迎えた国産材の利活用拡大も当事業の使命です。ニュージーランドでは、当社が管理・保有する山林から植林、伐採、流通までのサステナブルな事業サイクルを確立しています。
持続可能な森林から生まれた木質建材、断熱性に優れた高性能サッシなどの金属建材、暮らしを彩る住宅設備機器、外壁・屋根・石膏ボードなどの窯業建材、断熱材や太陽光発電設備および高効率給湯器などの省エネ関連商品を扱っています。
国内では建具や木質内装建材、階段部材などを製造しており、海外では東南アジア、オセアニア、北米の各拠点で合板およびMDFやパーティクルボードなどの木質ボード製品と、床材や家具、キッチンキャビネットなど各種建材類を製造し、日本をはじめ世界各地へ供給しています。
設計提案力、当社オリジナルの木質梁勝ちラーメン構造のビッグフレーム構法（BF構法）を主軸とした技術力で、木ならではの風合いと機能を生かした「より長く住みたい、快適な住宅」を提供しています。また環境配慮型住宅の普及を推進することで、暮らすときのCO₂排出量を削減すると共に、木造建築を推進していくことで建てるときのCO₂排出量の削減にも貢献し、脱炭素設計のスタンダード化推進を通じて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
自然災害が多い日本で安心して暮らしていただくため、耐震・耐火・耐久・断熱性にこだわるのはもちろんのこと、価値観やライフスタイルの変化にも合わせた家づくりを大切にしています。住まいに対する考え方が多様化している現代において、一邸一邸のお客様の想いに耳を傾け、長年培ってきた技術力と当社の特徴を生かした木質感溢れる自由設計で、お客様の想いをカタチにしています。
木を知り尽くした住友林業ならではの魅力溢れる賃貸住宅・事業用建築を提供しています。デザイン性や業界トップクラスの遮音性能をはじめ、高い付加価値がオーナー様の長期安定経営をサポートします。また保育や医療・介護施設、事務所や店舗等の事業用建築においても、確かな品質と保証制度をご用意、高い事業価値の提供に努めています。
注文住宅事業や緑化事業で蓄積した技術をもとに、良質な戸建分譲住宅を提供しています。地域の歴史や環境、文化を尊重し、用地の選定・仕入れからまちなみ設計、空間設計、施工管理まで一貫したまちづくりで、自然や周辺環境と調和した付加価値の高いまちなみ・住まいをご提供します。
有望な成長マーケットへの新規参入を進め、現在は米国、豪州、欧州、アジア地域などで住宅・建築・不動産事業を展開しています。また、国内外で中大規模木造建築を展開しています。幅広い領域の事業を展開することで収益基盤の安定化と多角化を進め、グローバルに木造建築を広く普及させることで、脱炭素社会の実現に貢献します。
50年以上にわたって木材・建材の流通拠点を置いたワシントン州シアトルにおいて、2003年より分譲住宅の販売を開始し、以降、アメリカ独自の住文化や風土、建築工法を大切にしながら、 現地の有力ビルダーのM＆Aなどを通じて高品質な木造住宅を供給しています。また、戸建用地を開発・造成する宅地開発事業や賃貸用集合住宅、商業複合施設、物流施設等の開発を行い、各エリアの需要に合わせたさまざまな施設の開発事業を通じて地域の社会と暮らしを支えています。
2008年に豪州を代表する住宅会社とともに合弁会社を設立し、日本のハウスメーカーとして初めて豪州で戸建住宅事業に進出。現在では全豪規模で住宅事業を展開し、注文住宅、分譲住宅、マンション・宅地開発事業など事業領域は多岐にわたります。日本で培った環境にやさしい住まいづくりの技術とノウハウを積極的に提供することで、豪州における住宅産業のさらなる発展に貢献していきます。
タイやベトナム、インドネシアにおいても、分譲マンション開発事業や戸建分譲事業を現地企業と共同で取り組んでいます。いずれも中長期的な経済成長とともに安定した住宅需要が見込まれるエリアであり、実需に基づく事業を展開しています。また、中国で住宅CAD業務を中心にBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）の受託事業を行っており各国住宅事業における業務の効率化と品質向上の一端を担っています。
多様な事業を通じて蓄積してきた木に関する知見と、住宅事業で培った技術力と設計力を生かして、児童施設、福祉施設、宿泊施設、低層ビルといった非住宅分野における木造化・木質化を進める建築事業の拡大に注力しています。
住宅・建築事業で培った建築技術や住まいのノウハウなどグループのシナジーを生かし、介護事業を中心に人々の暮らしをサポートする幅広いサービスを展開しています。また、産官学の協働プロジェクトとしてオープンした商業リゾート施設の開発に参画し地域経済の活性化に取り組むなど、社会課題を解決し、あらゆる人生のステージに安心で豊かな暮らしを提供します。
「人と木の温もり」と「時代の変化にふさわしい介護サービス」の提供をテーマに高齢者の方が安心して健康的に住み続けられる環境を提供しています。超高齢社会において、サービス利用者とその家族の生活に寄り添い、先進的で高品質なサービスを提供し、一人ひとりが生き生きと健康的に暮らせる社会の実現に貢献してます。
三重県多気における複合施設「VISON(ヴィソン)」の宿泊施設の開発・運営に携わっています。住宅事業や緑化事業、自然保全事業などを通じて培った「人」と「木」の温もりのある快適な空間、環境を創造するノウハウを生かし、地域活性化に貢献していきます。