●暮らしのおかたづけ
2016/10/14 公開
年々進化している100円ショップには、かわいくて便利なアイテム雑貨がズラリと並んでいます。上手に使いこなせば、おしゃれで、しかも使いやすいキッチンづくりも夢ではありません。100円グッズを使った収納アイディアをまとめてみました。
キッチンの見ばえをランクアップさせたいのなら、100円ショップでも定番の「蓋付き瓶」をチョイス。調味料や乾物などを詰め替えてみましょう。このとき同じ種類の瓶を使い、マスキングテープのラベルを貼って瓶を並べると、まるでカフェや輸入雑貨店のカウンターのような雰囲気が楽しめます。瓶であれば一目で中身や分量が把握できるので、材料が足りなくなる心配がありません。蓋で密封することで、乾燥やダニの繁殖が防げるなど衛生面でも安心です。このほか、キャンディやドライフルーツなどのカラフルなお菓子も瓶収納と好相性。縦置きした木箱に瓶をディスプレイすれば、インテリアのアクセントにもなるでしょう。
また、瓶の蓋を取り外したら、カトラリーや箸を立てて入れることもできます。瓶の口の部分に麻ひもやリボンを飾るとグッとおしゃれになっておすすめ。瓶の素材もガラスだけではなく様々です。子どもが使うお菓子入れは軽量なプラスチック製にするなど、用途に合わせて使い分けるのがよいでしょう。
ナチュラルなデザインで何かと使いやすいのが、100円ショップのかご。キッチンでは冷蔵庫用の収納に活用するのもおすすめです。かごは種類が多く、サイズや深さもさまざま。散らかりやすい野菜室を整理したり、置きどころのないチューブ調味料や納豆のパックなどをしまったりするのに使えます。バターやジャムをかごにひとまとめにしておけば、食卓にサッと出せるので時短にもなるでしょう。100円ショップのかごでは籐(とう)タイプのものが主流でしたが、最近はレトロな黒色のワイヤーかごの人気も急上昇中。こちらは、麻袋や新聞紙をセットして常温保存できる野菜を入れたり、柄物のクロスを入れて、見せ収納にしたりするのもおすすめです。
食器や調理器具、調味料などで物があふれがちなキッチンは、デッドスペースをなくす工夫も大切。お皿の収納には、ボックス型のファイルケースが活躍します。使うのは出し入れ口が斜めになっている、三角形型のファイルケース。書類や本を収納する時とは異なり、ケースの背の部分を下にして置くのがキッチン収納のコツです。あとは書類を入れるようにケースの中に皿を立てて入れれば、ケース1個あたり皿4~5枚程度が収まるはず。食器棚にファイルケースを並べたら、積み重ねるよりもたくさんの皿が収納できます。
シンク下などの戸棚の裏側にはタオルハンガーが便利。鍋蓋をハンガーにひっかけて収納できますし、タオルハンガーを縦に2本、10~20cmほど間隔をあけて左右平行に並べて取り付ければ、扉とハンガーの隙間に丸めたクロスやタオルなどを収納することができます。さらに、棚板の裏面の手前と奥にタオルハンガーを取り付けて、棚とハンガーの間に差し込むようにプラスチックケースなどトレイとなるものを置けば、簡易的な引き出しの完成。ゴミ袋の収納などに役立ちます。
さらに詳しく知りたい方へ
キッチン収納は使いやすさとすっきりした見た目の両立が理想です。そのためには、あらかじめ収納計画を立てておくことがポイント。住友林業のカタログ「seilist(セイリスト)」では、キッチンや洗濯機周りといった水周りのほか、玄関、リビング、子ども部屋など、エリア毎の片づけのコツを紹介しています。こちらを参考に、理想のキッチンを目指してみてくださいね。
カタログ無料プレゼント♪