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2024/12/26 公開

安心につながる一戸建ての防犯対策21選。侵入の手口や経路のデータ、狙われやすい家の特徴も解説

安心につながる一戸建ての防犯対策21選。侵入の手口や経路のデータ、狙われやすい家の特徴も解説

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マンションなど共同住宅と異なり、外とつながる開放的な暮らしがしやすいのが一戸建て住宅の魅力です。一方で、玄関以外にも勝手口や窓など侵入できる経路が多く、周囲からの死角もできやすいことから、一戸建ては防犯対策を十分にした方が良いといわれます。ここでは警察庁のデータから、実際の侵入手口をふまえた効果的な防犯対策を紹介します。ぜひ家族で自宅に合った防犯対策について考えてみてください。

侵入手口や侵入場所がわかる、一戸建ての侵入窃盗や侵入強盗のデータ

ここでは一戸建ての侵入窃盗や侵入強盗に関するデータをご紹介します。防犯対策の参考にしてください。


●住宅の中で一戸建住宅を狙った強盗は多い

凶器などを使って住人を脅して金品を強奪する「侵入強盗」のうち、住宅を対象とした「侵入強盗」は2023年で152件と全体の36.7%程度を占めています。内訳を見ると、一戸建て住宅が20%、共同住宅(3階建て以下)が8.7%、共同住宅(4階建て以上)が8%で、一戸建てで発生している割合が最も高くなっています。

※出典:警察庁HP 「住まいる防犯110番」をもとに作成


●一戸建てを狙った窃盗も多い

不法侵入により金品を盗む「侵入窃盗」は、2023年は4万4,228件で前年比+20.9%と増加しています。発生場所は、一戸建て住宅が30.5%と最も多く、一般事務所が9.7%、生活環境営業(ホテル・旅館、深夜飲食店など)が8.1%と続いています。

※出典:警察庁HP 「住まいる防犯110番」をもとに作成


●鍵をかけていない窓などから侵入

侵入者は、なるべく時間をかけずに最も簡単に侵入できる方法を考えて、手口を研究しています。以下のランキング表の通り、いずれのタイプの住宅でも、鍵をかけていない「無締り(むじまり)」での被害が最多となっています。また、ガラス破りやドア錠破りの被害も多く発生しているほか、合鍵を使った方法も上位に入っています。

大掛かりなホームセキュリティなどを検討する前に、鍵を施錠する、窓を開けたままにしない、鍵は必要最低限の本数として郵便受けや玄関付近に置かないなど、注意すれば簡単にできることが重要なのかもしれません。「侵入窃盗」に遭う一戸建て住宅の件数が多いのは、玄関や勝手口、窓などの侵入しやすい開口部がたくさんあることが要因になっていると考えられます。

※出典:警察庁HP 「住まいる防犯110番」をもとに作成(その他、不明を除く)


※出典:警察庁HP 「住まいる防犯110番」をもとに作成(その他、不明を除く)

侵入者に狙われやすい一戸建ての特徴

侵入者は捕まる危険を回避するため、発見されるリスクのなるべく低い、手間や時間のかからないターゲットを探しています。どんな条件に当てはまる一戸建てが狙われやすいのでしょうか。代表的な例をご紹介します。


●玄関や窓の鍵をかけないことが多い

前述のとおり、空き巣や強盗は鍵をかけていない箇所からの侵入が最も多いことがわかっています。近所へのお出かけは鍵をかけない、夜2階で寝るときは窓を開けたままなど、戸締まりを徹底していない場合はあらためた方が良いでしょう。


●人目につきにくい

人通りが少ない、隣家と離れている、街灯が少なく夜歩く人も少ないなど、人目につきにくい一戸建ては、侵入者の視点から見れば狙いやすいと言えるでしょう。


●侵入に利用できそうなものがある

エアコンの室外機は窓から侵入するための格好の足場になる場合があります。室外機を二つ重ねているケースや、エコキュートなど高さがある設備は、窓が開いている2階へ侵入するための足場になってしまうことも考えられます。

庭に置いてある脚立やバケツ、庭木、カーポート、サイクルポート、さらには自転車やバイクなども足場として利用して侵入されることがあります。また、家の外に置かれたままの工具などが、侵入のための道具や武器として利用される危険性もあります。


●塀や庭木などの死角が多い

庭木や生け垣、塀などはプライバシーを保つには効果的ですが、いったん侵入されてしまうと周囲から内部が見えなくなるため、防犯上はデメリットとなる場合もあるでしょう。


●防犯カメラやセンサーライトなどがない

侵入しやすく、逃亡しやすいかどうかが、ターゲットに選ばれるポイントになります。防犯カメラやセンサーライトなどは大きな効果を発揮しますので、これらが設置されていない防犯対策のない住まいが狙われやすいでしょう。


●近所づきあいがない家に見える

普段から近所づきあいがなく不審者がいても気にされないと、下見がしやすく、犯行に及びやすいといえるでしょう。逆に頻繁に挨拶されたり、声をかけられたりすると、その家や地域を敬遠するかもしれません。

以上の点も踏まえながら、一戸建ての防犯対策を見ていきましょう。

一戸建ての防犯対策のポイント

具体的な防犯対策をお伝えする前に、一戸建ての防犯対策のポイントをご紹介します。

これまでのさまざまな調査などから、侵入者が嫌がることや、侵入にどのくらい時間がかかるとあきらめるのかなどもわかってきています。ポイントをしっかりおさえることで、より安心して暮らすことができます。


●一戸建ての防犯対策の種類

一戸建ての防犯対策は以下のように分けることができます。

(1)空き巣や強盗などの標的にされない対策
(2)万が一標的にされても簡単に侵入されない対策
(3)万が一侵入されたときの対策

予防できることが理想ですが、一戸建ての場合は、建物そのものが防犯対策をしていても、周辺が犯罪に遭いやすいエリアだったり、誰も住んでいないエリアの一軒家だったりすると、侵入のリスクは高まります。そこで、標的にされても簡単に侵入されないようにするために防犯ガラスの設置などを検討する必要があります。そして、万が一侵入されたときのために、防犯カメラの設置、ホームセキュリティへの加入、護身用の道具の備えなどもあると安心です。


●侵入者が嫌う「目」「光」「音」「時間」を意識する

具体的な対策を考えるにあたっては、侵入者が嫌う要素をしっかり取り入れることがポイントです。侵入者が嫌うこと=発見されるリスクが高くなることです。

「目」・・・・・ 防犯カメラなど
「光」・・・・・ センサーライトなど
「音」・・・・・ 防犯アラーム、防犯砂利など
「時間」・・・ 防犯ガラス、防犯フィルム、補助錠など
出典:兵庫県警察HP 「泥棒や強盗などの侵入を防ぎましょう!」より


●侵入に10分以上かかる対策を心がける

特に「時間」については、財)都市防犯研究センターがまとめた犯罪者が侵入をあきらめる時間のデータがあります。侵入に手間取り、侵入をあきらめる時間について、2分以内が約17%、2分を超えて5分以内が約51%、5分を超えて10分以内が約23%となっています。つまり、侵入に5分かかれば約7割が、10分かかれば約9割が、侵入をあきらめることになります。

侵入に少なくとも5分以上、できれば10分以上かかるよう、玄関ドアや勝手口ドア、すべての窓などの開口部に対策を行うようにした方が良いでしょう。これは1階だけでなく、2階についても同様です。塀や庭木、カーポートなどが足場になって2階に侵入されないようにしなければなりません。

侵入者の攻撃に対して5分以上耐えることが認定されたCPマークがついた防犯建物部品を選んだり、容易に破壊されない位置に防犯カメラを設置したりすると、より防犯効果が高まります。

CPマーク

※出典:警察庁HP 「住まいる防犯110番」より


※CP製品は、客観的に評価された防犯性能を有する部品ですが、侵入を完全に防ぐものではありません。従って、侵入犯罪による部品の損害も同様に損害賠償の対象とはなりません。

ただし、必要な防犯対策やかけられる費用はご家庭ごとに異なることはもちろん、うっかりと鍵をかけ忘れる可能性もゼロではないため、防犯対策に絶対はないと言えるでしょう。

そのため、これまでご紹介した侵入に関するデータや狙われやすい一戸建ての特徴と照らし合わせて、今からご紹介する対策をひとつでも多く検討してみてください。そして家族全員あるいは地域全体で、防犯への意識を高めて行動していくことが重要です。

安心につながる一戸建ての防犯対策21選

一戸建てに有効な防犯対策をお伝えします。今の家で感じている不安を解決したい、新居では安心して暮らせるようにしたい、そんな人に参考になる情報を集めました。


<立地>

1. 街灯が多い立地を選ぶ

家の周りが明るいと侵入者が姿を見られる可能性が高くなるため、抑止する効果が高まります。購入を決める前に、十分な明るさがあるか夜に歩いて確かめるのがおすすめです。夜間の一人歩きで犯罪に遭わないためにも、最寄り駅までのルートも一緒にチェックしておきましょう。


2. 夜間でも人や車の通りがある立地を選ぶ

昼間は交通量や人通りが多くても、夜間は雰囲気が変わって静かになる街もあるため、いつも人の気配が感じられるエリアを選びましょう。また、ご近所と挨拶をしたり、気軽に話をしたりできる雰囲気がある街なら、防犯意識を共有しやすいはずです。


※上記はあくまで防犯対策の観点から見たときの立地選びのポイントです。防犯対策において立地選びは重要ですが、住みやすい住環境は人それぞれなので、以下でご紹介するその他の防犯対策とあわせて、総合的な対策を検討しましょう。

<家全体>

3. 防犯カメラを設置する

敷地の様子を監視する防犯カメラがあれば、万が一侵入されたとき犯罪の証拠映像を残せるだけでなく、存在に気づかせることで抑止効果も発揮します。「太陽光パネルと一体で電源不要」「Wi-Fi接続でインターネットを経由してスマホから操作が可能」「AI検知機能により自動的に人間だけを撮影・録画」といったように高機能な製品もあるようです。

個人で購入して設置するタイプには、数千円~数万円の商品もあり、それほど費用をかけずに比較的手軽に導入できます。ただし、撮影範囲に死角が発生しないために必要な台数を、簡単に撤去できない位置にきちんと設置するには、専門業者に相談して提案してもらった方が良いでしょう。


4. 人感センサーライトや防犯アラームを設置する

人の動きを感知して自動的に点灯する人感センサーライトなどがあると、急に照らされて目撃される可能性が高まるため侵入者は嫌がります。また、夜間に帰宅した際に足元が明るくなり安全性を高めてくれるメリットもあります。ホームセンターなどで手軽に購入でき、比較的簡単に取りつけられるため、玄関付近や庭など気になる場所に設置すると良いでしょう。


5. ホームセキュリティに加入する

ホームセキュリティは、「侵入者を感知する人感センサー」「窓ガラスの破壊・振動センサー」「ガス漏れ・火災センサー」などのセキュリティシステムを住まいに設置して、24時間365日監視してくれるサービスです。非常時には警備員が駆けつけるほか、緊急車両の手配、警察への通報などの対処を専門のオペレーターがしてくれます。

加入すれば防犯だけでなく生活全体の安心感を得られそうです。さまざまな種類があり、価格を抑えたプランもあるため、自分に合ったホームセキュリティプランを選ぶと良いでしょう。ホームセキュリティに加入すると玄関付近に警備会社のステッカーが貼られますが、これ自体が侵入の抑止力になる可能性があります。


<玄関まわり>

6. 鍵つきの門扉を設置する

一般的なシリンダー錠のほかに、リモコンキーやカードキーなど玄関ドアについているのと同レベルの高性能な鍵もあり、玄関ドアと門扉の両方を同時に施錠・解錠ができるタイプもあるようです。門扉は、簡単に乗り越えられない高さや形状で、スリットなどにより外側から内側の様子が見えると防犯性能が高いようです。


7. 防犯性能の高い玄関ドアにする

侵入者によってこじ開けられないためには、玄関ドアとドア枠の強度が高いことが重要です。ドア本体が高強度のスチールで作られたものや、採光窓に破壊されにくい防犯ガラスを入れたものなどを選ぶようにしましょう。なお、スマートキーに対応した、鍵穴がカバーで隠れている玄関ドアはピッキングの対象になりにくいといわれています。


8. 防犯性能の高い錠前にする

侵入者は手間や時間がかかることを嫌うため、防犯のため玄関ドアは二つの錠がついた「1ドア2ロック」が一般的になっています。ピッキングや複製が困難な「ディンプルキー」、鍵以外のものでは開かない「ウェーブキー」、専用カード・スマホ・指紋認証などを利用する「スマートキー」が安心です。


<外構・庭>

9. オープンな外構にする

高い塀や生け垣、生い茂った樹木などによって、外から庭や建物が全く見えない状態だと、侵入者が身を隠しやすくなります。なので、敷地内に侵入すると人目につくように、オープンな外構にして死角を減らすことが効果的です。

一方で、完全にオープンな外構にすると生活が丸見えになってしまうため、適度に視線が通るフェンスなどが良いとされています。

豊田第二展示場(愛知県豊田市秋葉町4丁目75番 とよたハウジングガーデン)


10. 防犯砂利を敷く

「防犯砂利」と明記された、70~75db以上の大きな音を発するように加工されているもの、を選ぶといいでしょう。ただし、隣家との距離や近隣の静けさの状況により音の感じ方に差がある場合があります。


<窓>

11. 防犯性の高い窓にする

いくつか種類がある窓ガラスのうち、防犯性能が高いのはガラス2枚の間に特殊な中間膜を挟んだ「合わせガラス」です。挟まれている中間膜を厚くしたりして、割れにくく貫通しにくい性能を高めたものは一般的に「防犯ガラス」と呼ばれています。「防犯ガラス」の方を窓ガラスに使うようにしましょう。また、ガラスの上に貼る防犯フィルムなら、破られにくい性能を手軽に得られます。こちらは費用を抑えることができ、DIYすることも可能ですが、ガラス全面に貼ることが望ましいので、有資格者に施工を依頼することが推奨されます。

※全国防犯協会連合会でも錠前周辺だけでなく、全面に貼ることを勧めています。

※出典:警察庁HP 「住まいる防犯110番」より

間違えやすいのですが、2枚のガラスの間に空気層を持たせた「複層ガラス」(単板ガラス2枚)については、防犯性はあまり期待できません。ただ、単板ガラスに比べれば複層ガラスの方がガラスを2枚割る必要があるため耐久性能は高いと言えそうです※。
※出典:静岡県警HP 「防犯ガラスの耐久性能の実演研修」より

また、火災時にガラスの飛散を防ぐワイヤーが入った「網入りガラス」、面の力には強くても点の力には弱い「強化ガラス」なども、ガラスを破って侵入されやすいためおすすめできません。


12. 補助錠をつける

一般的なクレセント錠だけでは防犯性能が低く、解錠されやすいため補助錠をつけるようにしましょう。サッシのレールやガラス面、水返しに取りつけるストッパータイプの補助錠は手軽に設置可能で、一定の防犯効果が期待できます。侵入者が取り外しにくいロック機能のあるものがおすすめです。迷ったときは、不正な侵入に対して5分以上耐えることが認定されたCPマーク(防犯建物部品)が付与されているかを確かめると良いでしょう。

※出典:警察庁HP 「住まいる防犯110番」より


13. 窓にシャッターをつける

シャッターがあると、ガラス破りの前にシャッターをこじ開ける必要があり、手間が増えるため侵入の抑止効果が高いと考えられます。特に電動タイプのシャッターは、室内からリモコンで操作する仕組みのため、手では開けにくいものが多くなっています。侵入経路として狙われることが多い掃き出し窓には、シャッターを設置するのが効果的です。


14. 窓に面格子をつける

面格子もシャッターと同じように、侵入の際に破壊する手間が増え、時間を要するため一定の抑止効果があると考えられます。防犯性能を高めるため、強度のある部材や構造を採用したり、一度しめると逆方向にまわせなくなるワンウェイねじを使用したりしたタイプの方が安心かもしれません。人目につきにくい場所にある、トイレや浴室の窓から優先的に取りつけるようにしましょう。エアコンの室外機に乗れば侵入しやすい高さにある窓も要注意です。

※出典:警察庁HP 「住まいる防犯110番」より


<間取り>

15. 道路に面した開口部を減らす

道路側の窓は、なるべく小さく少なめにするのも方法のひとつです。

ただ、家全体の開口部を少なくすると通風や採光に影響が出るため、中庭とそれを囲む窓をたっぷり設けることで、防犯対策と通風・採光の確保を両立することができます。


16. 外から見えない場所に洗濯物を干す

侵入者は下見などの際に、外に干されている洗濯物を見て、家族構成や在宅時間帯などを把握しているといわれます。女性の一人暮らしかどうか、また子どもの年齢や通学先といった、細かな情報まで読み取られてしまいます。

これから家づくりを検討される方は、外から見えない場所に洗濯物を干せるスペースを検討してみてはいかがでしょうか。例えば、室内に洗濯物を干せるランドリールームや、通風・採光を確保できる中庭があると、外の視線を気にせず洗濯物を干すことができます。

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17. バルコニーやベランダを設置しない

2階のバルコニーやベランダは壁に囲まれていることが多く、内側にいったん侵入してしまえば、外から見えにくいためじっくり解錠作業ができるといわれています。昨今は、共働きで洗濯物の部屋干しをする家族が増え、2階にバルコニーやベランダを設けないケースもあります。防犯も考慮して設置しないという判断もあるかもしれません。


<その他>

18. 家族全員の意識を高めて戸締まりを徹底する

家族の一人だけ気をつけていても、ほかの人が戸締まりや鍵の管理をちゃんとしていなければ意味がありません。家中の窓やドアを出かける前に指差し確認をする、鍵は郵便受けや新聞受けなどに置かず各人が責任を持って管理するなど、徹底する必要があります。子どもに鍵を持たせるときは防犯の大切さをきちんと伝えましょう。


19. 近所づきあいを増やす

近所の住民同士が顔見知りだと、見知らぬ不審者がいるとすぐ気がつきやすくなります。下見している犯罪者の方も、そんな街の雰囲気を感じて侵入をためらうこともあるでしょう。また、旅行や帰省で長期間不在となることを伝えられる隣人がいると、それだけで少し安心できるものです。近所で助け合いができることが、防犯の大きな力になります。


20. 地域の人と防犯パトロールをする

活動の主な目的は犯罪を未然に防ぐことにあります。パトロールしている地域の住民の防犯への意識を高めることで、結果的に犯罪が起こりにくい街づくりにつながります。町内会や地域で活動している団体があれば、ぜひ参加してはいかがでしょうか。


21. 二世帯で暮らす

仕事を引退した親世帯が昼の時間帯ずっと家にいる、家族の人数が多いので全員そろって不在になることが少ない、そんな二世帯住宅は侵入者のターゲットになりにくいかもしれません。子世帯が共働きでも、親世帯に子どもの様子を見てもらうことができれば、防犯上も安心でしょう。親世帯と子世帯が互いに協力して暮らすことが前提になります。親世帯(もしくは子世帯)と同居が難しい場合は、程よい距離感でプライバシーを守りながら暮らす近居も、お互いの家の行き来がしやすくなるという点では、検討してみると良いでしょう。

効果的な防犯対策で、安心快適な一戸建てライフを

住まいの防犯は立地、周辺環境、住まいの構造、家族構成、暮らし方など、すべてをセットにして総合的に防犯を考えることが大切です。ご家族全員で防犯意識を高めて、適切な防犯対策を進めていきましょう。

今の家の防犯対策をしたい方はもちろん、家づくりを進めている方、これから家づくりを始める方も、今回の内容を参考にしていただければ、より安心で快適な戸建てライフを送れるはずです。

住友林業には経験豊富な建築士が多数在籍しており、防犯対策はもちろん対策をしながら快適に暮らすことができるプラン提案も可能なので、ぜひ気軽にお問合せください。


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