●みんなのいえ かぞくのへや
2017/10/27 公開
共働き世帯が年々増加していることから、家族で家事を分担することに注目が集まっています。とはいえ、家事に不慣れな男性も多く、うまくできずに戸惑ってしまうこともあるでしょう。家族みんなで上手に家事分担するコツを紹介します。
家事の分担でまず考えたいのは、パパの担当分野です。結婚生活のスタート時点や子どもが生まれた時など、生活環境が変わるタイミングで家事の分担を決めてしまうとスムーズでしょう。例えば「ゴミ出し、風呂掃除、洗濯物を畳むのはパパ」など夫婦のライフスタイルや得意不得意を考慮し、お互いが納得する割り振りを考えてみては。帰宅時間が遅めの場合は休日だけでも役割を決めたり、出社のついでにできるゴミ出しだけはやってもらったりと、無理のない範囲で相談していきましょう。
ただ、役割に固執しすぎるとトラブルの原因になることもあります。どちらかが疲れ気味の時や体調が悪い時などに、パートナーから「掃除ができていない」などと責められるのはつらいもの。状況によってお互いにフォローし合えるようにしましょう。やはり大切なのは、夫婦間の思いやりです。
結婚してしばらく経っていて、家事の負担がママだけにのしかかっている場合、これから家事を分担するには少し工夫が必要です。
そこでおすすめなのが、分担したい家事の項目の"見える化"。100円ショップなどで売っているホワイトボードに、必要な家事の項目を1つ1つ記入してみましょう。例えば「朝食をつくる」「朝食の食器洗い」「洗濯機を回す」「洗濯を干す」「掃除機をかける」......など、できるだけ細かく書きます。そして、ママとパパの担当をマグネットなどで色分けすると、家事の負担度が一目瞭然になります。新たに担当分けをしたホワイトボードは冷蔵庫など目につきやすいところへ設置しておきましょう。ほかにもカレンダーを使って日付ごとに家事の分担を見える化する方法もあります。
ある程度大きくなったら子どもも家事に参加できます。年齢にもよりますが、自然にお手伝い習慣が身につくことは、しつけの面でもプラスになるはず。最初は「ママがやったほうが早い」ことも多いかもしれませんが、粘り強く見守り、できたらたくさん褒めてあげましょう。そうすることで、家事の貴重な戦力として成長してくれるはずです。子どもの家事も"見える化"してあげたらモチベーションもアップ! 家事をがんばったらお気に入りのシールを貼る、といったルールを作っても楽しそうです。
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