●暮らしのおかたづけ
2018/11/02 公開
便利そうでつい買ってしまう調理家電やキッチングッズ。でも気が付くとあまり活用していなかったり、収納場所がなくて困ったり、ということはありませんか? キッチンをすっきり見せるだけでなく、使い勝手も良くなる収納のコツを紹介します。
電子レンジや炊飯器、トースター、電気ケトルなど、日々活用する調理家電はたくさんあります。それに加えて毎日使うわけではないホットプレートや圧力鍋なども含めると、その数は膨大。収納だけでも一苦労です。こういった大き目の調理家電をすっきり収納するには、どうしたらいいのでしょうか?
まずは、毎日使う家電を「一軍家電」、たまに使う家電を「二軍家電」に分けます。当然ながら、棚や引き出しの手前には一軍家電を収納し、棚の上段やパントリーの奥といった見えない場所には、使用頻度の低い二軍家電を収納します。とはいえ、キッチンの収納スペースに余裕がなかったり、パントリーがなかったりということもあるでしょう。そういった場合はキッチンではなく、リビングなどの収納を活用するのもひとつの手です。とくに、直近1年で使用していない調理家電は思い切って処分するか、リビングの収納スペースなどに入れてしまっても不便はないでしょう。
また、いまは縦置きのできるホットプレートやホットサンドメーカーもあります。ちょっとした隙間に置けるので、あらかじめ置き方を考えた上で購入すればあとで収納場所に困ることもなさそうです。
使用頻度の高い「一軍家電」は、収納はせずに使いやすい場所に置くという方法もあります。最近はデザインが洗練された調理家電も多く、インテリアとして見せるのにも適しています。
インテリアとして見せるコツの1つは、「家電の色をそろえる」こと。いまどきの調理家電は「白」「黒」「赤」などカラーバリエーションも豊富です。しかし、炊飯器が白で電子レンジが黒、電気ケトルが赤といった風にバラバラの色でそろえると、散漫な印象になります。家電を購入する際は、まったく同じ色でなくてもできるだけ同系色になるよう意識することで、キッチンに配置したときに統一感を出せます。
もう1つのコツは、「家電の高さをそろえる」こと。市販の調理家電の高さを自分でアレンジすることは不可能ですが、高さを意識して配置するだけでも、だいぶ印象が変わります。サイズごとに配置を決めて、同じくらいの高さのものをまとめて置くようにすると、すっきりとした印象になります。
収納用のワゴンや棚を購入する際は、シンクの高さとそろえると、使いやすくて見栄えも良くなるでしょう。
調理家電以外で収納場所に迷うのが、弁当箱や水筒といった小物類です。種類別に収納しがちですが、毎日お弁当を作るなら、弁当箱、箸セット、弁当袋を1セットとしてカゴやケースにまとめて収納しておくほうが便利です。ランチバッグに入れてフックにかけておいても良いでしょう。水筒は別のケースにまとめてシンク下の引き出しにしまうか、コップスタンドにかけておくと使いやすいです。
イベント時などたまにしかお弁当を作らないという場合は、小物を種類別にカゴやケースにまとめておくことで、棚や引き出しに入れたときもごちゃごちゃせず、使うときもわかりやすいでしょう。
そのほか気が付くと増えているタッパー類は、必要以上に数を持たないのが鉄則です。カゴやケースにまとめて収納し、入りきらなくなったら古いものから処分しましょう。
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