●暮らしのおかたづけ
2015/06/09 公開
梅雨シーズンは傘やレインコートの出番が多くなります。毎回気持ちよく使うためには、こまめなお手入れが必要に。汚れや水気をきちんと取り除けば色あせ、カビ・サビの防止にもなって、長く大切に使うことができます。
傘のお手入れの基本は「乾燥」。使ったあとは、可能ならばタオルで雨水を拭き取ります。とくに雨水がたまりやすい骨の中心部分の水気をしっかり除くと◎。傘はすぐに巻かず、乾くまで軽く閉じた状態にしておきましょう。傘を干すときは直射日光に当てると生地を傷めてしまうので陰干し(もしくは室内干し)にするのが鉄則。汚れが気になったら台所用の中性洗剤で洗ってもOKです。キッチン用のスポンジでやさしく汚れを落としましょう。
折りたたみ傘のお手入れ方法も同様ですが、傘カバーも一緒に干すのを忘れずに。雨水で濡れたままのカバーを放っておくと雑菌が繁殖し、嫌なにおいがついてしまうことも。折りたたみ傘をよく使うのなら、マイクロファイバーが内蔵された吸水傘ケースを使うと便利でしょう。なお日傘にも使える晴雨兼用タイプの場合、丸洗いは禁物です。洗いすぎると防水効果が弱くなってしまうことがあるので、汚れが気になったときに表面のみ希釈した中性洗剤でやさしく洗います。
レインコートも使用後は陰干ししてしっかり乾燥させてからしまいます。においや汚れが気になったり、はっ水効果がダウンしていたらお手入れのタイミング。ただしレインコートは素材により、洗い方や使用できる洗剤が異なるので洗濯表示を必ずチェックしましょう。洗濯機で洗える場合でも洗濯ネットに入れ、手で絞って脱水するとしわがつきにくくなります。においがとれにくい場合は、中性洗剤液に10分程度つけ置きしてから洗う方法もあります。アイロンマークがついていれば、表示にしたがってアイロンがけをしてもいいでしょう。さらに完全に乾いた後、はっ水スプレーをかけ乾かすとはっ水効果がアップして新品のような感覚で着用することができます。はっ水スプレーは傘に使うと水はけがよくなるので、一緒にスプレーするのもおすすめです。
レインブーツは素材によってお手入れ方法が異なります。ざぶざぶと丸洗いできるビニール素材のものもあれば、専用スプレーが必要な天然ゴム素材のものもあります。素材に合わせてメンテナンスをしましょう。
共通して注意したいのが履き方です。レインブーツは雨水を通さない反面、靴内部に汗がたまりやすくなっています。一日中履き続けたり、薄手の靴下やストッキングに合わせたりすると足が蒸れるのでNG。収納するときも、新聞紙などを入れて湿気を効率よく逃しましょう。
ロングサイズのレインブーツの収納には靴3足分の高さのスペースが必要です。子どものレインブーツはデザインにもよりますが、20cm前後の高さがあります。レインブーツを購入する場合は、下駄箱に収納できるのか考慮すると◎。
レイングッズを使ったらすっきり片づけて、じめじめしたこのシーズンを気持ちよく爽やかに乗り切りたいですね。
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