●みんなのいえ かぞくのへや
2020/10/09 公開
お部屋のインテリアを手軽に変えてみたい…そんなときは「ウォールデコレーション」に挑戦してみませんか? 壁のちょっとしたスペースに写真や絵、植物などを飾ると、お部屋の素敵なアクセントになりますよ。
ウォールデコレーションのアイディアや100均アイテムでDIYするウォールグリーン、フォトフレームの飾り方などをご紹介します。
ウォールデコレーション、通称「ウォールデコ」とは、その名の通り「壁を飾り付けること」。壁に絵や写真、小物などを飾ることでインテリアのアクセントになり、お部屋全体の印象も変わります。家具やカーテンなど大きなものを変えるのは大変ですが、ウォールデコなら手軽にお部屋のイメージチェンジができます。
飾るアイテムに特に"コレ"と決まったものはなく、絵画やフォトフレーム、ポスター、ファブリックパネル、シールなど様々です。子どもが描いた絵や旅行のパンフレットなどの「思い出ギャラリー」を作るのも素敵ですね。また最近では、植物を飾る「ウォールグリーン」も人気です。
賃貸住宅で壁に釘を打てない場合は、跡が残りにくい細いピンやマスキングテープ、貼ってはがせるシールなど使用しましょう。
最近人気のウォールデコレーションのパターンに、「ウォールグリーン」があります。鉢植えを置くスペースはないけれど、お部屋の中に植物を取り入れたいという方にはオススメです。
ウォールグリーンには、リアル(本物)の植物を使用するパターンと、フェイク(造花)を使用するパターンがあります。
水やりや土の管理などが必要な植物は、ウォールグリーンにするとお手入れが難しくなります。本物の植物を使用する場合は、葉や茎などに水を貯められるため水やりの手間が少ない多肉植物や、土を必要とせずに空中で成長する「エアープランツ」などを選ぶとよいでしょう。
壁にかけるために作られた「ハンギングプランター」やフレームタイプの植木鉢などを使用するのも便利です。また切り花などを束ねたブーケ「スワッグ」もナチュラルな雰囲気が人気です。そのままドライフラワーにして、長く楽しむこともできますよ。
左上:多肉植物、右上:エアープランツ、左下:ハンギングプランター、右下:スワッグ
造花であれば、当然お手入れは不要です。よく出来た造花は、まるで本物と見分けが付きません。
フェイクグリーン
手軽に楽しみたいのであれば、100円ショップやホームセンターにある材料でもDIYできます。フォトフレームやワイヤーネットに、グルーガン(棒状のプラスティックスティックを溶かして接着する工具)で造花を接着するだけ。一部に天然の流木や石などを組み合わせると、よりリアルな雰囲気を出せますよ。
思い出の風景や家族の写真は、いつでも目にして家族みんなで楽しみたいもの。ごく当たり前のスナップ写真も、飾り方一つで素敵なインテリアになります。
例えば以下のような一工夫を加えるだけでも、ぐっとオシャレになりますよ。
①同一のフレームを整然と並べる
②素材や大きさがバラバラのフレームをランダムに配置する
③大きめのパネルに複数の写真を入れコラージュ風にする
④麻ひもなどを渡し、クリップなどを使用して吊るす
(A)フレームを使用せず、マスキングテープなどでラフに留める
(B)写真だけでなく、イラストや旅のチケットなども一緒に飾る
(C)カラー写真をモノクロでプリントしてみる
(D)子どもの成長や旅の行程など「ストーリー仕立て」にする
その他にも 一面を埋めるようにぎっしり飾ってみるなど、写真のテーマによって飾り方は自由自在。気分やお部屋の雰囲気に合わせて、思いつくままに飾ってみましょう!
ウォールグリーンやフォトフレームのほかに、代表的なウォールデコをご紹介します。
お気に入りの映画や気に入ったモデルのポスターは、いつも目にしていたいもの。
できるだけポスター本体を傷つけたくないという方は、サイズに合った専用フレームを使用しましょう。ポスターのデザインを邪魔しない、細縁のシンプルなものを選んでください。
北欧生まれのファブリックパネルは、木製のボードやフレームに布(ファブリック)を貼ったもので、絵のように壁にかけるインテリアのアイテムです。軽くて貼りやすいスチレンボードを使用することもあります。
ファブリックパネル
市販されているものもありますが、家庭でも簡単にDIYできます。
服や小物を作った時に余った小さな布でも、ファブリックパネルにすれば立派なインテリアに! パネルに貼る前には、布にしっかりとアイロンをかけておくのがポイントです。
ウォールステッカーとは、壁紙の上に直接貼り付けるインテリアステッカーのことです。手のひらサイズから壁一面を埋め尽くすような大きなものまで、バリエーションは豊富。
お部屋の大きさに合わせて調整でき、比較的安価なものが多いので手軽に挑戦できるのも魅力です。家族や友人とワイワイ言いながら貼る作業も楽しいですね!
基本的には"貼って剥がせる"製品が多いのですが、壁紙に跡が残る場合もあるので事前によく確認しましょう。
ウォールステッカー
もしウォールデコで壁紙を傷つけてしまったら...。「今すぐできる! 壁紙の簡単補修方法」を参考に、応急処置をしておきましょう。
インテリアのイメージをガラリと変えてくれるウォールデコレーション。まずはお気に入りのものを一つ、壁に飾るところから始めてみませんか?
リビングやプライベートルームの壁をオシャレに飾り、自分好みのインテリアを楽しみたい...。
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