Work Style

キャリア事例

多様な経験とスキルを糧に、
自分らしいキャリアを歩む

多様な経験と
スキルを糧に、
自分らしいキャリアを歩む

一つの部署で専門性を高める人、多様な部署での経験を通してジェネラリストとして成長する人、住友林業では多くの社員が多種多様なキャリアを歩んでいます。当ページでは先輩社員たちのキャリア事例や培ったスキルや経験をご紹介します。

大谷 雄哉さん業務企画職 商社営業大谷 雄哉さん
2010年入社

大谷 雄哉さんのキャリアステップ

20104月〜

木材建材事業本部 建材パネルグループに配属

建材商品を国内の問屋や販売店に販売するB to Bの営業に従事しました。上司の営業先へ同行させていただき一通りの営業手法を学んだ後、単独でお客様を担当するようになりました。しかし、営業先ではお客様が私より経験豊富な業界のプロばかりで、商品知識はもちろん業界事情などを教わることも多く、最初の1年はお客様に育てていただきました。その後、担当エリアやお客様も徐々に増え、メーカーとお客様の間に立ち、Win-Winの関係を築くべく、営業経験を積んでいきました。

201510月〜

木材建材事業本部 繊維板グループに異動

繊維板グループでは、MDFやPBなどの素板の営業を経験しました。お客様は製造工場が多く、実際に私が販売したものがどのような加工を経て製品に使用されるかという過程を知ることができ、自身の仕事の影響力を実感する機会となりました。またMDFやPBは自社の海外製造工場から仕入れていたため、現地駐在員とのやりとりや海外出張での工場視察を経験しました。この頃から海外での業務に興味を持ちはじめたことを覚えています。

20184月〜

ベトナム語学研修

ベトナム語学研修が当社として初めて実施されると知り、新しいことに挑戦してみたい気持ちに加え、海外での業務に興味があったため、社内公募に応募しました。はじめの2カ月は日本の語学学校へ、その後ハノイ大学にて6カ月間語学留学をし、ベトナムの当社関連会社でのトレーニー業務を通じてベトナム語のスキルを磨きました。最初は本当に苦労しましたが、ベトナム語はもちろん、ベトナム文化や慣習にも興味を抱くようになり、当社ベトナム事業の発展に貢献したいという強い思いが芽生えました。

20194月〜

An Cuong Wood Working JSC(以下AC社)に出向

当社が出資するベトナムのAC社へ出向となり、初めての工場勤務を経験しました。同社工場への出向は前例がなく、与えられる業務がなかったため自分自身でゼロから考えて仕事をつくる必要があり非常に苦労しました。上司に相談し助言をいただきながら、自分がやるべきことを考え、2年目には日々の業務内容や活動を会社から評価いただきました。その結果、新たに改善推進部を立ち上げることになり、その部長に就任しました。自分自身で考え行動したことが結果につながったことは達成感もあり、自身の成長を実感しました。

20234月〜

AC社に加え、Sumitomo Forestry Vietnam(以下SFV)を兼務

SFV社では、流通事業におけるトレーディング業務を経験しました。新規顧客をメインに輸入の丸太販売や太陽光発電の営業に従事しました。工場勤務と外回りの営業を兼務していたため、この1年間は対応業務に追われ多忙でしたが、営業先での新しい出会いや新たに学ぶことも多く、非常に有意義な1年間でした。

20244月〜

木材建材事業本部 事業開発部 建材木工グループに異動

国内外工場の管理業務に従事しています。日本、インドネシア、ベトナム、アメリカと管轄エリアも広く、各社への理解を深めるべく、各国を飛び回りながら刺激の多い日々を過ごしています。建材木工事業の成長戦略を描くため、社内外の関係各所と打ち合わせし、各国駐在員や建材木工グループのメンバーと一丸となり、事業拡大を目指して日々業務に邁進しています。日々困難が立ちはだかりますが、常にポジティブに新しいことにチャレンジする精神を忘れず、自身と会社の成長につながる仕事をしつづけたいです。

今後の展望

私の基盤をつくってくれたベトナムに、成長した姿で恩返しを

約6年間、工場での業務や駐在生活を通して、さまざまな経験をさせてもらったベトナムへ恩返しをしたいという思いが強いです。そのために今いる環境で吸収できる知識やスキルはすべて自分の糧にして、成長した姿でいつかまたベトナムに戻り、新たな視点でベトナム事業や経済発展に貢献したいと考えています。

一緒に働きたい
仲間について

住友林業は幅広く事業展開をしている会社ですので、特定の知識や経験が必ずしも必要というわけではありません。ただ、「ここだけは人に負けない」と思える強い意志を持つ人たちは何事にも前向きにチャレンジし、自身のキャリアアップにつなげているように思います。私自身も私にしかないものや他人に負けないものを追求する日々です。互いに刺激し合いながら一緒に成長していける方と働きたいです。

三井 清香さん業務企画職 管理企画三井 清香さん
2006年入社

三井 清香さんのキャリアステップ

20064月〜

事務企画職として財務部 国内資金チームに配属

木材・建材の販売代金として回収された受取手形の管理、預金口座の残高管理、本社勤務の従業員の経費精算や支払い依頼のチェックを担当しました。学生時代に簿記検定2級を取得していましたが、実際の業務を目の前にすると自らの知識不足を痛感しました。先輩方の的確なご指導のおかげで、専門知識やビジネススキルを身につけることができました。目の前の業務をこなすことに精一杯でしたが、少しでも先輩に追い付きたいと思う気持ちで仕事をしていました。

20084月〜

経営企画部に異動

経営企画部担当役員の秘書業務と、経営会議事務局の補佐を担当しました。秘書業務では、役員のスケジュール管理、出張・会食等の手配、支払い対応など、役員がスムーズに仕事をするために幅広くサポートします。会議資料や役員のスケジュール管理を通して、当社事業部の業務内容やそれに関わる人たちの熱量を知るごとに、事業に対する興味が強まりました。将来は自らもプレーヤーになって事業に関わりたいと思うようになり、業務企画職への職群転換を決意しました。

20104月〜

業務企画職として経営企画部 連結決算チームに異動

事務企画職から業務企画職に職群転換し、同部署の連結決算チームで、業績管理や決算業務を担当しました。事務企画職としての仕事とどう違いをつけていくかが大きな課題でした。また業務では専門的な知識が必要となり、再度壁が立ちはだかったことを覚えています。関係会社も含めた当社グループの事業内容を知る機会が増え、新会社の設立や新規投資により木を軸に幅広く事業拡大していく様子が頼もしく、当社グループの一員として役に立ちたいと思う気持ちが大きくなりました。

201411月〜

木材建材事業本部 国内流通事業部 総務グループに異動

業績・決算・予算資料の作成や月次の管理を行うと共に、取引先を招待した講演会やゴルフコンペの企画など営業部の支援業務を担当しました。当社事業を営業部という最前線の現場で実感し、営業部の活気や業績にかける熱意、商品のスケールなど、これまで数字で把握していたさまざまなことが意味を持って感じられるようになりました。またこの時期からキャリアについて考えることが多くなり、空いた時間を見つけ英語の勉強を始めるなど、業務の幅を広げたいと思うようになりました。

20164月〜

住友林業商貿有限公司(中国・大連)に出向、管理部長に就任

中国を拠点に世界各国と木材建材を取り扱う大連商貿に出向し、商取引に関する契約書の確認やL/Cの管理、業績管理や決算資料の作成、従業員の採用や給与計算など、管理部長としてより経営に近い立場で業務を統括しました。
これまで経験してきた財務・会計・商社部門の断片的な知識がつながり、会社の仕組みを大枠で捉える意識が高まりました。給与や評価制度を見直す中で人事業務の難しさに直面し、会社方針やメッセージの伝え方に悩みつづけました。この経験を経て、帰任が迫ったときに自ら人事部への異動を希望しました。

20194月〜

人事部に異動

人事部グローバル人事グループで、各国駐在員の支援、海外での安全管理、給与計算、税務対応などを担当しました。世界各国に派遣される駐在員とそのご家族に対し、地域の特性や個別事情を踏まえ、当社規程の範囲で公平なサポートを提供します。給与業務を通し、所得税や社会保険等の一般的な知識習得ができました。体系的に知識を身につけるためファイナンシャルプランナー2級を取得、また国内外の税務対応のため、会計知識についての情報収集も続けています。

20234月〜

産休・育休を取得

20245月〜

人事部にて復職

休業前の業務に加え、社員意識調査や公募・FA(希望異動制度)等も担当しています。当社の人事方針をより意識して業務にあたるようになりました。社員意識調査の業務を通し、国内外の関係会社の人事制度や方針に触れる機会があり、会社運営のヒントを学んでいます。また上司・部下間の1on1面談では、後輩のキャリアやモチベーションを意識した会話を心掛けるなど、マネジメント職としての役割も意識するようになりました。何より育児と業務の両立のため、タイムマネジメントの意識が格段に上がりました。

今後の展望

あらゆる部署での経験を武器に、経営に貢献したい

入社以来、会計業務を軸に管理部門でさまざまな経験をさせていただきました。特に中国駐在で、一つの企業を包括的に見る経験をしたことは会社経営に対する興味を強くしましたが、一方で人事業務の難しさや奥深さを肌で触れ感じる機会となりました。今後は人事業務をもう一つの軸とできるよう、人事部で経験を重ねたいと考えています。将来的にはこれらの経験を生かし、住友林業の経営に貢献していきたいです。

一緒に働きたい
仲間について

当社の場合、各本部により事業内容が大きく変わるため、一つの部署の知識だけで完結することは少ないです。そのため、どの部署にいても幅広く興味を持って知識を吸収できる人、変化を楽しめる人が、当社で生き生きと働けると思います。住友林業では、自分の中で強みや軸を持ちながら、キャリアを柔軟に考えられる人が活躍している印象があります。

小口 修平さん業務企画職 管理企画小口 修平さん
2013年入社

小口 修平さんのキャリアステップ

20134月〜

住宅事業本部 総務グループに配属

住友林業の家を建てる上で必要となる契約書等の管理や、支店予算の作成等に従事し、家一棟の受注~竣工に至るプロセスを理解し、全般的な管理業務を経験しました。またお客様の対応や、各担当者とのコミュニケーションを積極的にとることで現場の感覚を肌で感じました。当時から楽しく仕事をしようと心がけていました。未経験の分野に挑戦し新しい知識を獲得することに喜びを感じるので、何でも自分でやってみる、いろいろなことに首を突っ込んでみるという姿勢で仕事に臨んでいました。

20154月〜

新規事業戦略開発室に異動

社長直轄の部署として新規事業戦略の立案、M&Aのエグゼキューション、ベンチャー投資の仕組みづくりおよび経営計画の策定業務に従事しました。経営陣の方針を見極め、自身の分析・考察をもとに、新規事業の方向性を定めカタチにしていくことは挑戦的でした。仮説をつくりその検証を繰り返す中で、選択肢を網羅的に考え、何が最適か、なぜ最適なのかを人一倍考えました。高い視座と広い視野で、将来を見据え企業を経営する経営陣を見て、私もこうした力を身につけたいと思うようになりました。

20165月〜

資本業務提携により事業拡大に従事

2016年再生可能エネルギーを開発・運営する株式会社レノバとの資本業務提携を行いました。社会情勢を鑑み、住友林業として当該事業に取り組む意義や目的、将来を見据えて新規事業を進めることの大切さを学びました。その後は非住宅建築市場を木造に転換していくことに、大きな意義とチャンスを感じ、中大規模木造建築事業の拡大を目的に、ゼネコンや内装施工会社と業務提携しました。事業投資という観点だけでなく、この事業の成長にコミットしたいという気持ちが芽生え、現部署へ異動を希望しました。

20224月〜

建築・不動産事業本部 建築事業部に異動

国内における中大規模木造建築事業を成長させるため、事業戦略検討から施工体制の整備や木材調達力の強化など課題解決に向け業務に従事しています。お客様や事業パートナーから期待されている木材調達力を強化するべく、木材調達の競争優位の源泉をつくるため、木材建材事業本部と連携しながら、中大規模木造建築市場におけるサプライチェーンづくりを推進しています。関係部署のメンバーと打ち合わせする中で、当社は木に関する豊富な知識を持った人財が多いと改めて実感しています。

今後の展望

中大規模木造建築事業を国内事業の柱へ

当社は木材建材事業本部が専門商社として、住宅事業本部がハウスメーカーとして認知されている部分が大きいと感じています。国内の中大規模木造建築事業の課題を一つずつ解決していくことで事業拡大を実現し、木材建材事業本部、住宅事業本部に次ぐ、国内事業の柱に成長させたいです。

一緒に働きたい
仲間について

「Mission TREEING 2030」や「WOOD CYCLE」に共感できるかは重要です。私も業務する上でこれらのビジョンを非常に大切にしていますし、悩んだときはいつもビジョンに立ち戻るようにしています。また難しい課題に直面しても、前向きな発想ができ、さまざまなことに挑戦しようとする意気込みのある人と共に働きたいです。自ら考えることが多く、裁量の幅が広いことも当社の魅力なので、それを楽しむことができれば自身の成長にもつながります。

古川 知世さん住宅営業職 戸建注文住宅営業古川 知世さん
2012年入社

古川 知世さんのキャリアステップ

20124月〜

住宅事業本部 西九州支店 営業グループに配属

お客様の記憶に残るモノに携わりたく住宅営業職を志望、住友林業の手がける家や社員の人柄に魅力に感じ、私もこの会社の一員となりたいと入社しました。入社当初は右も左もわからず、また業務内容も煩雑でつらいと感じることや知識不足からお客様にご迷惑をおかけすることもありましたが、先輩方のフォローや同期の絆、そして何よりお客様の優しさに助けられ、1年目を乗り越えられました。

2014

入社3年目、新規契約がない月が続く

社内勉強会のおかげで知識量も増え、業務内容にも慣れてきた頃です。今まではできていたお客様との打ち合わせのアポイントが取得ができなくなり、契約がとれない月が続きました。何かを変えなければずっとこのままだと思い、先輩方にロールプレイングをお願いし、とにかく手当たり次第に先輩の真似をするなど、若手としてのこれまでの在り方を変えようと無我夢中で試行錯誤しました。

2015

入社4年目、年間12棟のご契約をいただく

地道な努力が結果に結びついた年です。お引き渡し後のお客様アンケートで「古川さんと出会ったから家づくりを始めました」「古川さんだから住友林業で契約しました」というお言葉をいただく機会が増えた時期でもあります。1〜3年目はとにかく仕事をこなすことで精一杯でしたが、自分一人で商談をする機会が増え、お客様の理想の暮らしについて改めて向き合うことに尽力しました。また設計担当からの影響で提案する楽しさやお客様にご満足いただける家をお引き渡しできたときの達成感を感じられるようになりました。

2019

住宅事業本部業績表彰にて営業担当優秀賞を受賞

ご契約数年間19棟を達成し、住宅事業本部業績表彰にて営業担当優秀賞を受賞、初めて表彰式に参加しました。式典で交流した他支店のトップセラーの方々は、皆さん熱量が高く、勉強熱心で住宅営業としてもっと上を目指したいととても刺激になりました。

20197月〜

第一子出産により、産休・育休を取得

住宅営業の仕事に楽しみを見出しており、仕事を辞める選択肢はありませんでした。産育休中も安心してお客様が家づくりできるよう支店メンバーが誠心誠意フォローしてくれたことにも感謝しています。初めての子育ては仕事と異なる大変さがありましたが、この経験によりさらに提案の幅やお客様との話の幅が広がったと思います。またこのタイミングで、子どもがいても仕事ができるよう自宅を新築しました。普段なかなかチャレンジできない計画を自邸で取り入れるなど、改めて家づくりの楽しさを実感することができました。約1年間の産休・育休を取得後、復職しました。

202111

2度目の産休・育休を取得

第一子の出産時と同様に、支店メンバーが快く引き継ぎ対応してくれたため、安心感をもって育児に専念できました。まだまだ男性社会と呼ばれる住宅営業職で育休産休の実績は多いとは言えませんが、支店メンバーのみんなが住宅営業職の未来を見据え「何とかしよう」という心持ちで対応してくれる気概があります。だからこそ企業として成長していけるのだと思います。第二子の育休は少し長くいただいたので、このタイミングで宅建を取得し、二児の母親として住宅営業職へ再び復職しました。

20241月〜

店長職に就任、若手社員のトレーナーも兼務

店長就任はまだまだ先のことだと思っていたので正直驚きました。加えて2歳児、4歳児の子育て中の私には到底務まらないと思いましたが、このタイミングで店長に就任することが私自身や支店にとってもプラスになると思い、お引き受けしました。とはいえ、店長業務は新しいことばかりで、支店やチームメンバー、また家族の支えに救われることも多いです。チーム運営や若手への指導は、困難の連続ですが、いろいろな考え方に触れることは刺激にもなります。少しでも支店に還元できるようチームも私自身も成長していきたいと思います。

今後の展望

すべての社員が生き生きと仕事を楽しめる職場へ

結婚出産育児をしながらも楽しく仕事を続けられるというモデルケースとなりたいです。そのためにも、まず私が仕事と家庭を両立できる基盤をつくりたいと考えています。また、私にとって先輩方がそうであったように、支店やチームにとって刺激となる存在でいたいです。あと個人的には、古川さんが担当で良かったとお客様から言っていただけるような家づくりを今後もしていきたいと思います。

一緒に働きたい
仲間について

何かに本気で打ち込んだことのある方が、活躍できる仕事だと思います。お客様にとって一生に一度の家づくりなので、お客様の本気度に負けない熱量が私たちにも必要です。その分、大変な仕事ではありますが、完成した家を引き渡す際は、お客様の喜びを肌で感じられる仕事でもあります。お引き渡し後も何年にも渡ってお客様と関わっていくことができます。こんなに人の人生に深く関われる仕事はないと思いますので、やりがいのある仕事を求めている方とぜひ一緒に働きたいです。

根里 大介さん住宅営業職 戸建注文住宅営業根里 大介さん
2005年入社

根里 大介さんのキャリアステップ

20054月〜

住宅事業本部 千葉支店 営業グループに配属

大学時代は剣道部で団体戦メンバー入りを目指し切磋琢磨しました。目標は叶いませんでしたが、その想いを胸に舞台を住友林業へ切り替え「住友林業に必要な人財になる」と目標を立てました。新入社員研修では当社の歴史や理念、事業内容を改めて学び、また接客の基本スキルを習得しました。支店配属後は学生と社会人の違いを痛感し、打ちひしがれることもありましたが、目標に向かい業務に打ち込みました。

20104月〜

トレーナーを拝命、後輩育成に尽力

徐々に業務に慣れ、住宅営業職の楽しさを見出しはじめた頃、昇グレード(昇格)と共に若手の育成担当であるトレーナーも拝命しました。人に教えることの難しさを肌で感じると共に、住宅営業職の楽しさや素晴らしさを後輩たちに知ってもらえることに喜びを感じました。

2012

全国住宅営業部門優秀賞を受賞

社内業績表彰にて、全国住宅営業部門優秀賞を受賞しました。入社時に掲げた「住友林業に必要な人財になる」という目標を少し達成できた気がしました。また優秀賞を受賞したい、次は最優秀賞を目指そうという思いと共に、後輩にもこの喜びを味わってもらいたいという新たな目標ができました。

201510月〜

店長代理に昇格

1棟の住宅展示場を任され、展示場の運営と年間受注予算の管理も担当することとなりました。自身の営業目標を達成するだけでなく、展示場メンバーのフォローも行わなければならず、時間の使い方の難しさを痛感しました。翌年、店長として初めて、全国住宅営業展示場部門にて優秀賞を受賞しました。個人で業績評価されることももちろん嬉しいですが、仲間と勝ち取った優秀賞はその何倍も嬉しく、またようやく会社から必要とされる人財になれてきたと実感しました。

20241月〜

営業統括に昇格

店長というプレイングマネージャーからマネジメント専門の役職に昇格しました。最初の数カ月間は、異業種に転職したかと思うほど苦労することばかりでした。複数の展示場を管理しマネジメントすることの難しさを痛感しつつ、私の言動で支店全体の営業目標を達成に導くことができることに新たなやりがいを感じています。人に与える影響力の大きさにマネジメントの奥深さと魅力を感じ、日々仕事に取り組んでいます。

今後の展望

住宅営業職の喜びややりがいを、伝えていく責任がある

住宅営業職は、お客様にとって人生で最も幸せな瞬間に立ち会える素晴らしい仕事です。今は現場の最前線で、後輩たちにそんな住宅営業職の魅力を身をもって伝えているところです。上司から「役職が上がるということは与えられた役割が大きくなることだ」と言われたことがあります。この言葉を胸に、大きな責任ある仕事にこれからもチャレンジしていきたいです。

一緒に働きたい
仲間について

人が好きな人!情熱を持っている人!仲間のために一生懸命になれる人!と一緒に働きたいです。そんな方々が仕事にやりがいを持って働いていけるよう、私はマネジメントを理論的に学び、多くの優秀な社員が心身共に健康で働きがいのある職場づくりをしていけたらと考えています。

林 真弓さん建築技術職 戸建注文住宅設計林 真弓さん
2011年入社

林 真弓さんのキャリアステップ

20114月〜

住宅事業本部 大阪南支店 設計グループに配属

学生の頃から人々の暮らしのあり方に興味があり、住宅の設計担当を志しました。設計グループの先輩たちは設計やデザインに対して意欲の高い人が多く、新しい知識や視点に触れるたびにわくわくしつつ仕事に臨みました。1年目で二級建築士を取得し、2年目から一つの案件の設計担当をするようになりました。どうすればお客様にとって、より素敵な暮らしを提案できるか、それを考えるプロセスはとてもやりがいがあり、毎日がとても楽しく天職だなぁと感じました。

2014

設計部門デザインコンペで新人賞受賞

社内の設計部門デザインコンペにて、ありがたくも新人賞をいただきました。最終選考では全国の意欲的な設計担当たちと知り合い、さまざまな魅力的なアイデアに触れることができました。また副賞で海外建築視察にも参加することができ、設計としてスキルアップする機会に恵まれました。2016年にも同コンペで優秀賞を受賞しました。お客様が手放しで喜んでくれたのを今もよく覚えています。受賞有無にかかわらず、どれもそのお客様らしい暮らしを提案できたのではないかとずっと大切に思っています。

2017

設計部門デザインコンペ 最優秀賞受賞、チーフデザイナーに昇格

同コンペにて、初めて最優秀賞をいただきました。プレゼンの際はいつも「こんなに素敵なお客様の家ができたよ」とお客様自身を自慢する気持ちで臨んでいます。その想いを最優秀賞という形で残せたことはやはり嬉しく、とても良かったなと思っています。またこの時期に一級建築士を取得、チーフデザイナーに就任すると共に育成担当であるトレーナーも拝命しました。これまでは私自身の「楽しい」気持ちを設計に込めていましたが、後輩たちがいかに「楽しく」設計しつづけていけるかを考えるようになり、視野が広がりました。

20214月〜

住宅事業本部 神戸支店 設計グループに異動

入社して10年、これまでの経験を踏まえてもっと広い世界も見てみたい、新しい環境で設計をしたいと思っていたタイミングで神戸支店への異動の話をいただきました。新しい拠点にも意欲が高く、知識量も多い仲間たちがたくさんいて、刺激的な日々を送ることになりました。

2022

設計部門デザインコンペで優秀賞受賞

仲間たち全員でつくったと自負できる住まいで、コンペの優秀賞受賞が叶いました。入社当初は私自身が「楽しい」と思うことに設計へのモチベーションを感じていましたが、今は同僚や多くの仲間たちと議論を重ね、経験を積むことで一人では成し得ない素敵な暮らしを共創できることにやりがいを感じるようになっています。この気持ちの変化は、当社で出会ったすべての仲間やお客様、そしてここで経験したすべての出来事によりつくられており、私自身の嬉しい変化です。

今後の展望

お客様の暮らしが輝く家を誠実に追求しつづけたい

入社以来変わらず、お客様の新しい暮らしが、私が関わったことによってよりキラキラと輝くものになるような設計をしたいと思っています。これからもチームによる化学反応を楽しみながら、家づくりに携わりつづけていきたいです。

一緒に働きたい
仲間について

人や人の暮らしに興味があり、美しいカタチとはどんなものだろうと考えることを楽しめる方が、住友林業の設計担当に向いていると思います。住友林業にはお客様のために何ができるかを追求し、常に新しい知識や視点を得ながら成長することに貪欲な仲間がたくさんいるので、そんな仲間と楽しく仕事をしたいと思える方と共に私も成長したいと思います。

川上 晋平さん建築技術職 戸建注文住宅生産
(施工管理)川上 晋平さん
2012年入社

川上 晋平さんのキャリアステップ

20124月〜

住宅事業本部 大阪支店 生産グループに配属

戸建注文住宅の現場監理を行うとともに、工事中のお客様の窓口となり、工事進捗に合わせてお客様を工事現場にご案内し着工から完成まで導くことで「家づくり」の価値を最大化します。研修において、一人で進められる仕事ではなく多くの関係者に支えられている業務だと実感しました。入社当初に育成担当のトレーナーからいただいた「住友林業の看板で仕事をしてはならない。個人として頼られる仕事をしなさい」という言葉は今でも私の指針となっています。1年目で二級建築士の取得し、2年目から仕事を任せていただけるようになりました。

20174月〜

昇グレード(昇格)し支店運営にも参加

担当する物件数が増え、今までの業務方法ではうまくいかずお客様からお叱りを受けることもありました。基本の業務に立ち返りフローを見直すと共に業務全体の流れを可視化することで、自身の強みと弱みを理解し、優先順位や丁寧に進めるべきポイントを整理することで、仕事の量と質の両方を高め業務に取り組めるようになりました。この頃から支店運営も任されるようになりました。社内外のさまざまな会議のファシリテーション、事前準備などを通し、通常業務と異なる視点やアプローチを獲得、組織としての仕事の重要性を学びました。

20204月〜

昇グレード(昇格)、高額・高難易度物件を任命

業務の質が向上したこと、一級建築士を取得したことにより高難易度の物件を任せてもらえるようにもなりました。また「生産担当は川上さんで」と担当指名してもらえることも増えました。個人の業務改革経験を生かし、支店組織としての業務改革にも着手しました。設計グループと生産グループの垣根を越え、問題点の根本原因を明確化し、設計手順からのフローを見直すなど本質的な問題解決に向けて取り組みました。社内・社外問わず、相談されることも多くなり、より深い信頼関係を構築し仕事を進めることの重要性を感じていました。

2021

全国生産担当総合管理の部優秀賞を受賞

社内業績表彰にて、2021年2022年と2年連続、全国生産担当総合管理の部で優秀賞を受賞しました。社内外関係者の協力関係が必要不可欠なこと、また上司や先輩、後輩からさまざまな気づきを与えていただき成長できたことを改めて実感しました。周囲の皆様に助けてもらいながら、自身に期待される役割以上の働きをすることを心に決め、さらなる高みを目指したいと思うようになりました。

20224月〜

社内公募制度で新事業開発部に異動

生産担当として業務にあたる中で、建設現場で働く人財の高齢化や人財不足を目の当たりにしていました。何とかしたい想いとは裏腹に、一生産担当としてできることには限界があると感じ、この根深い課題にアプローチできる環境に身を置こうと、社内公募制度を利用して新事業開発部に異動しました。これまで携わったことのない領域に戸惑いながらも、多くの関係者と協力し目的を達成する点やそれぞれの専門性を持ってお互いを尊重しながら共創する点で、「家づくり」と「事業開発」には共通点が多いと感じています。生産担当として培った経験を糧に、住友林業グループの事業の柱となる新規事業の立ち上げに取り組んでいます。

今後の展望

事業開発分野で、住友林業の顔となるような存在に

新たなネットワークを築き、10年以内に事業開発をやり遂げたいと考えています。また、入社当時トレーナーからいただいた金言のように「新規事業といえば川上」と社内外の関係者から相談いただけるような人財を目指していきたいです。

一緒に働きたい
仲間について

当社には、生産担当として一つの分野を突き詰めプロフェッショナルとなる働き方や複数の業務を経験しジェネラリストとなる働き方など、多様なキャリアを持つ人財がおり、それぞれが個の力を磨いています。どんなキャリアを描くとしても重要なのは、探究心だと考えます。自身の専門分野に偏ることなく、他を理解し尊重し合うことで一つの大きな目標に向かうことができます。探求心を持ちさまざまな分野に目を向け成長していくことができる人、そしてその先に自身が本当にやりたいことを見つけられる人が住友林業に向いている人だと思います。

RECOMMEND CONTENTS