新宮町下府土地区画整理事業 街並みガイドライン


この街並みガイドラインは「新宮町下府土地区画整理事業地」に良好な景観を有した街並みを形成・維持するためのものです。住宅地の環境は道路や宅地割りなどの造成でできたものと皆さまがつくる家や外構が一体となって形成されます。当該住宅地は、土地区画整理組合様が新宮町様のご指導のもと、優れた住宅地としての環境をつくりだすために造成整備を行っています。しかしどんなに素晴らしい宅地でも、そこに建設される家や外構がまち全体の環境や景観を考えて作られない限り、良いまちは生まれません。
この住宅地では、暮らしやすい住環境と美しい街並景観形成および宅地資産価値の向上・保全を目的に、保留地だけではなく換地部分を含めたまち全体での街並みガイドラインを設けることが必要だと考えています。皆さまがこれを守り、住宅や外構を建設することによって、快適に生活できる相隣関係やまち全体としての調和のとれた景観価値が形成されます。
快適に住めるまちということを考えた場合、ご自分の宅地だけでできることには限界があります。また個々の家や外構がどんなに工夫されていても、そのまちの全体の街並み景観を考えて設計しないと、まちとしての価値は形成されず、結果としてご自分の宅地の価値も損なわれることになります。
古今東西評価の高いまちは、良質な家が並び、かつ調和をもってまちの景観をつくりだしています。良好なまちの環境が個々の家の住環境を守っているのですが、同時にまちの環境は個々の家が集まることによってつくりだされており、このように家とまちは表裏一体となって資産価値の高い環境をつくりだしています。
ここにお住まいになる皆さまがこのまちづくりを理解し、街並みガイドラインに従って家づくりを進めることによって、全体の街並み景観が良好に形成され、個々の暮らしやすさが実現されます。
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1外構・緑地のデザインコンセプト
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コンセプトの考え方※新宮町都市計画マスタープランより
- 都市づくりのテーマ(将来都市像)「環境共生 次世代につなぐ スマート・コンパクトシティ 新宮」に配慮し、近年の動向等を十分に考慮して策定する。
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まちづくりのイメージ※第6次新宮町総合計画より
「まちづくりの基本理念」
- 人を思いやり快適に暮らせるまちづくり
- 環境を活かし次世代へつなぐまちづくり
- 共に活動し共に活躍するまちづくり
「将来像」
- 人がいきいき 未来をつむぐ 挑戦するまち 新宮
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地域の将来像(西部地域)
「青い風が通り抜け 松原の緑ととけあう 快適なまちづくり」
- 西部地域の湊・下府地区は、安心して住める住環境づくりとして、日常生活サービス機能等の維持・充実を図るため、地区計画の手法を用いて、土地区画整理事業により、住宅と生活利便施設の調和した市街地整備を推進する。
- 浸水対策のため、宅地地盤の造成高を高く設定するなど、安心・安全のまちづくりを推進する。
外構・緑地のデザインコンセプト
低炭素の環境にやさしいデザイン
- 各戸の外構においても独自の緑化の基準を定め、まち全体で緑化の推進を図る。
- 自然エネルギーを活用した街づくりとする。
- 照明は最小限で効果的な配置とし、光効率の良いLEDを基本とする。
安全で快適な歩行者中心のデザイン
- 道路沿いはセットバックし、セミパブリックなスペースを設けて歩行者の安全を確保する。
建築の形態・意匠が調和した緑豊かな街並みのデザイン
- 周辺の湊川や人丸公園等の自然景観をモチーフとしながら、洗練された現代的なデザインを取り入れた「ナチュラル・モダン」をコンセプトとし、和、洋すべての様式と調和するデザインとする。
- オープン外構を基本とし、道路沿いに高中木を植栽するとともに、細部にも緑を多く取り入れて緑豊かな街並みを形成する。
統一感のある住宅地のデザイン
- オープン外構の緑豊かな空間と、「ナチュラル・モダン」な空間構成で街並みの統一感を演出する。
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2緑化・外構の具体的なルール
①駐車場
- 道路と平行に設ける場合は境界から3.5m程度の駐車スペース等を設け、化粧敷石部分に車がはみ出さないようにする。
- 道路と直角に設ける場合も同様に、境界から5.5m程度の駐車スペースを設ける。

②舗装
- 道路境界より 34cm は化粧敷石とし、街並みの統一を強調する。
- 舗装材とする化粧敷石はユニソン「カッシア」または「フラミア」とする。
- 角地の宅地については、化粧敷石施工規定の例外とし、2 面道路の片側1面と隅切り部分までブロック施工ができるものとする。但し、分譲地指定の化粧ブロックを使用するものとする。
3面道路角地については、2面ブロック施工も可とする。

カッシア[ai]230/80 アルテイエロー

カッシア[ai]230/80 アルテベージュ

カッシア[ai]230/80 エイジブラウン

カッシア[ai]230/80 エイジグリーン

フラミア[ai]アルテイエロー 破れ目地

フラミア[ai]エイジグレー 通し目地

フラミア[ai]エイジグレー 破れ目

フラミア[ai]エイジブラウン 破れ目地
③隣地との境界
- 境界ブロックの設置については、添付の「境界ブロック設置位置図」の通リとする。
- ブロックの設置は、道路境界から36㎝後退した位置からとし、道路境界までの隣地境界との間は縁石、ピンコロ石等の見切り材で仕上げることとする。
- 隣地間には普通 CB(1段)+フェンス(高さ80㎝)を設置することする。
- 駐車場と宅地との段差は化粧ブロックを用い、ブロックはユニソン「リゲル」色:リネアブラウンとする。
- 境界ブロック上のフェンスは LIXIL「アルメッシュフェンス1・2型」色:シャイングレーとする。
- 道路側のみ目隠しフェンスを可とする。但し道路境界より1m未満は設置不可とする。

④照明・アンテナ
- 防犯と夜間の景観を考慮し、アプローチ部分にガーデンライト(明暗センサー式)を1本以上設置するこ
ととする。(LIXIL/美彩)
- 景観配慮の為、屋根の上にアンテナの設置は出来ないものとする。(壁付けは可)
CATV等を推奨

⑤植栽
- 駐車スペースから宅地側には高木が植栽可能な0.5~1.0m程度の植栽帯を設け、高木、中木を中心に植栽する。
- アプローチ周辺にシンボルツリーとなる高木(高さ2.5m以上)を1本以上植栽する。
- サブツリーとして、中木(高さ2m以上)を1本以上植栽する。
- 植栽本数及び植栽樹種は植栽樹種一覧を参考とする。
- 可能な限り緑化につとめることとする。


⑥建築物等の制限
- 当分譲地は戸建専用住宅用地(店舗併用不可)とし、3 階建ては不可とする。
- 壁面後退は1m以上とする。但し、外壁(またはこれに代わる柱の中心線)の長さの合計が3m以下であれば、後退距離を満たさなくてもよいとする緩和措置を設けるものとする。
- BOX型ガレージ(車・バイク)は不可とする。(ビルトインガレージ、カーポートは可)
- カーポートの柱は壁面後退1m以内で設置可とする。(目隠しは不可)
- 屋根及び外壁の色彩は、落ち着きのある色を使用することとする。
- 地盤高の変更は、造成仕上がり地盤高より 10cm増までとする。(減は不可とします)但し、駐車場の切り下げ、外構工事による高木植栽の為のマウンドアップ地ならしは可とする。
- 1棟の建物建築について、隣接した複数区画の購入は 2 区画までとする。但し、購入する宅地の高低差が10㎝以内であること、宅地の地盤高を高低差の高い宅地に合わせることを条件とする。(隣地承認を要す)
- ブロック負担のない宅地が、先行して工事を行う時は、降雨等により隣接地に土砂が流れないよう、土留め板、土嚢設置等、必要な措置を行うこととする。

⑦低炭素の環境設備
- CO2の削減・減災防災・SDGsを取り入れた街づくり行うため、以下の設備を設置するものとする。
・家庭用燃料電池 エネファーム
・太陽光発電システム
・雨水タンク
⑧建築物の屋根及び外壁の色彩
- 建物の屋根及び外壁(屋根以外の部分をいい、ベランダやバルコニー、外階段含む)の色彩は下記の表の色彩とする。
- 着色及び塗装していない材料(木材、土壁、ガラス、金属版、無釉の和瓦など)で仕上げたものは制限の対象外とする。
- 見付面積(鉛直投影面積)の5%以下(小数点第二位以下四捨五入)に基準値を超えるアクセント色として使用する色は、制限の対象外とする。
建築物の屋根の色彩(マンセル値)
色相 |
明度 |
彩度 |
R、YR、Y |
― |
6以下 |
上記以外の色相 |
― |
3以下 |
建築物の外壁の色彩(マンセル値)
色相 |
明度 |
彩度 |
R、YR、Y |
3以上 |
6以下 |
上記以外の色相 |
3以上 |
3以下 |
(参考資料)マンセル表色系
色相、明度、彩度という3つの要素の組み合わせによって一つの色彩を表現しています。
色相とは赤や緑、青といった「色合い」、明度とは「色の明るさ(明暗)」の度合い、彩度とは「色の鮮やかさ」の度合いを表します。
マンセル値は色相を1~10の数字と記号(赤は R、黄赤は YR、黄は Y など)で示し、次に明度を0(完全暗黒)から10(完全純白)の数字で、最後に彩度を0(無彩色)から始まる数字で表します。明度と彩度の数字の間は判別のために /(スラッシュ)を入れます。
※例えば… 5R 4/10というような表記になります。
