マルチバランス構法
伝統的な木造住宅に、最新の技術を融合。
日本の伝統的な木造軸組工法を住友林業が独自に進化させたマルチバランス構法。柱と梁で構成した軸組にパネル(面)を一体化することで、設計の自由度を確保しながら強靭な構造躯体をつくります。
壁
建物の変形やねじれを抑える
高強度耐力壁。
Dパネルとタフパネルによって耐力壁をつくる「パワードウォール工法」を採用。振動実験※1において、建築基準法が定める耐力の2倍以上の性能を記録しています。
※1.耐力壁のみの強度を検証するための振動台実験では、1/150rad時の荷重が建築基準法で定めた荷重の2倍以上を記録。住友林業(株)調べ
※2.壁倍率とは、基準となる壁に対して何倍の剛性があるかを示します。地震などによる壁の変形のしにくさを表します。
■地震に耐える面材「Dパネル」
マルチバランス構法では、地震などの外力を受けた場合に建物の変形やねじれを抑える耐力面材「Dパネル」を構造躯体の外周部に使用しています。
床
横揺れによる変形を抑える
三層床構造。
剛床パネル、シージングせっこうボード、木質フロアを組み合わせた厚さ約48.5mmの三層床構造を採用。地震の横揺れの力が壁に伝わるのを分散し、一ヶ所に負荷をかけないようにします。
※1.床倍率とは、基準となる床に対して何倍の剛性があるかを示します。地震などによる床の変形のしにくさを表します。
■剛床パネル
水平構面の剛性を高める厚さ約24mmの構造用合板。横からの圧力に負けない高床倍率を実現します。
基礎
オリジナル構造計算システム
「WiNX(ウィンクス)」。
国土交通大臣認定プログラムであるCAD/CAM連動オリジナル構造計算システム「WiNX(ウィンクス)」を使用し、一邸ごとに詳細な基礎解析を行います。
■強固な基礎
基礎はすべて「WiNX」の有限要素法で解析。建物を支える地盤の強さを数値化した地耐力や地域特性などを総合的に判断して採用し、地盤に応じた強固な基礎を実現します。
「フォレストガーデン八尾刑部OSAKABE」は最高ランクの耐震等級3。
耐震等級3とは、日本住宅性能表示基準で定められたもので、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力※1の1.5倍の力に対して倒壊・崩壊等しない耐震基準を表したものです。
耐震等級1
極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力※1に対して倒壊、崩壊等しない程度
耐震等級2
極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度
耐震等級3
極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度
※1 建築基準法施行令第88条第3項に定めるもの