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2020/03/13 公開
四季折々、いろいろな花や緑で溢れる素敵なお庭に憧れるけれど、お手入れが大変そう…。そんな心配をしているガーデニング初心者でも大丈夫!一度植えたら「ほったらかし」で気軽に花が楽しめる、「お気楽ガーデニング」のポイントをご紹介します。
植物の育ち方には、いくつかのタイプがあります。
種をまいた年に発芽・開花して、種をつけ、枯れる植物です。
種をまいた年は葉や茎伸ばし、二年目に花を咲かせる植物です。
同じ株から、何年も花を咲かせることができる植物です。
多年草の一種で、冬になると地上部は一度枯れますが地中の根は生きていて、温かくなると再び花を咲かせる植物です。
一年草や二年草は、花が枯れた後は種を採取したり、地中の根を掘り起こしたり、翌年に再び種を蒔く必要があります。
しかし、多年草や宿根草であれば、一度植えてしまえばその後数年間に渡り、特に手入れをしなくてもきれいな花を咲かせてくれます。
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植物の植え方には、庭に直接植えつける「地植え(庭植え)」と、植木鉢やプランターなどに植える「鉢植え」があります。
広い地面に植えることで根が地中深くまで伸びて広がることができるため、大きく成長できます。また地中の水分を吸収するため、水やりの必要はほとんどありません。
一方、一度根付いてしまうと移動できないため、植え替えるのが大変です。
ベランダなどの地面がない、狭い場所でも植物を育てることができます。また、気分や環境に合わせて簡単に場所を移動させられます。
しかし成長に伴って「根詰まり」を起こすので、適宜ひと回り大きな鉢に植え替える必要があります。また乾燥しやすいので、こまめな水やりが必要です。
ほったらかしのお気楽ガーデニングにオススメなのは「地植え」。それぞれの植物が好む日当たりの場所に植えれば、水やりの手間もほとんどなくスクスクと育ちます。
多年草のハーブ類は寒さに強く人気の植物ですが、ミント類を地植えする際には、注意が必要です。
ミントはとても繁殖力が強く、地下茎で繁殖します。環境に適応して増えすぎると、他の植物のエリアを侵食して枯らしてしまうこともあるので注意しましょう。
グラウンドカバーのように庭一面にミントを育てたい場合は地植えでも問題ありませんが、他の植物と一緒に楽しみたい場合は鉢植えにするか、鉢ごと地中に埋めて他の植物の根と絡まないようにしましょう。
手軽にほったらかしで楽しめる「お気軽ガーデニング」にオススメの、多年草&宿根草をご紹介します。
開花時期:12月~4月頃
水はけのよい、明るい半日陰を好みます。「ローズ」と名が付いていますが、バラのように大ぶりではない、かわいらしい花です。黄色の花弁が特徴的で、花の色は白、ピンク、黄色、紫など様々な種類があります。
開花時期:11~4月頃
日当たりと水はけの良い場所を好みます。園芸品種は数万種あり、色や咲き方などの種類が豊富です。一度球根を植えると、環境に適応すれば自然に分球(球根が分かれること)し、年々花が増えていきます。
開花時期:6~10月頃
風通しの良い、日当たりの良い場所を好みます。秋の七草の一つですが、夏の暑さに強い丈夫な植物です。耐寒性も強く、マイナス10度の環境でも耐えられます。
開花時期:4~5月頃
強い日差しが苦手で、半日陰を好みます。葉や花には毒がありますので、誤ってペットや赤ちゃんが口にしないように注意が必要です。
日当たりと水はけの良い場所を好みます。常緑性低木で、乾燥や強風にも耐えられる、育てやすい植物です。花は季節を限らずに何度でも咲く「四季咲き」で、白やブルーの小さな花です。爽やかな香りの葉は、食用から化粧品まで様々な形で利用されています。
ほったらかしでもOKの丈夫な植物でも、虫がついたり病気になることもあります。また極端に乾燥したり土が痩せていると、枯れてしまうこともあります。
美しい花を楽しませてもらうためには、それぞれの植物の特性を理解し、最低限のお世話を心がけてください。
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