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11月14日から静岡県沼津市で開催されていた第39回技能五輪国際大会において、住友林業株式会社(社長:矢野龍 本社:東京都千代田区丸の内1丁目8番1号)のグループ会社である住友林業ホームエンジニアリング株式会社(社長:山隆一 本社:東京都千代田区 住友林業100%出資 「住友林業の家」の施工・監理を担当)の池田通憲社員が、建築大工部門で銀メダルを獲得いたしました。1999年カナダ・モントリオールで開催された第35回技能五輪国際大会で6位敢闘賞を果たした梶田章社員(現在 住友林業ホームエンジニアリング(株)東海事業部所属)に続く快挙で、且つ本部門での日本のメダル獲得は12年ぶりです。
池田社員の参加する建築大工部門の競技は、15日から18日の4日間で開催され、制限時間約22時間以内に、課題にもとづき製図し、木材を加工し組み合わせ、建築模型を作り上げる競技です。原寸図をパネルに製図し、その寸法通りに、墨付け、加工、組み立てまでを行います。課題に沿って正確な原寸図が作成され、それをもとに墨付けがされているか、部材の加工精度、寸法精度、組み立ての美しさなどが審査・採点のポイントとなります。墨付け、加工、建方、造作取付の技術は、木造建築を建設するのになくてはならない技能です。
評価対象となるのは、「製図」、「墨付」、「加工」、「組立」などの各部門。このうち「製図」、「組み立て後の出来栄え」において池田選手は高い評価を獲得し、銀メダルの快挙となりました。金メダルは韓国の選手、日本、スイスの各選手が同点で銀メダルを獲得。イタリア、フランスが敢闘賞です。金メダルの選手から敢闘賞までの5名の選手だけが競技課題を完成することができました。 池田社員は、企業内訓練校である住友林業建築技術専門校(校長:北村重義 千葉県四街道市)の訓練を経て昨年、香川県で行われた第44回技能五輪全国大会に出場。建築大工部門で、全国117人の参加選手の中から優勝し、日本代表として本国際大会への出場を果たしています。住友林業建築技術専門校は、1年間で建築技能者として必要な基礎知識と技能を心技体バランスよく訓練し習得するカリキュラムを特徴としており、伝統的な木造軸組工法の承継から最新技術を取り入れた木造住宅施工まで次世代を担う技術者育成に努めています。
今回の第39回技能五輪国際大会は、障害のある人が世界レベルでその技術を競う第7回国際アビリンピックと、初の同時開催となり、2007年ユニバーサル技能五輪大会として11/14〜11/21までの期間、約60カ国・1,194人が参加し技の世界一を競う大会となりました。技能五輪国際大会は2年に1度開催され、今大会は48カ国、約840名の22歳(一部職種は25歳)以下の青年技能者が参加し、48の職種で世界一を目指す競技が行われました。過去最大の大会となった本大会は、21日最終日を迎え、表彰式と閉会式が行われました。 1950年スペインで始まり、日本は1962年の第11回大会(スペイン)から参加。第19回大会(千葉)と第28回大会(大阪)が日本で開催されており、日本での開催は22年ぶり3回目となります。
【池田通憲社員コメント】 「練習では時間内に課題を完成させることが1回もできず、まずは「完成」を目標としていました。最後の組み立ては時間があったので多少調整する余裕もあり、一番早く完成できたので満足しています。銀メダルは、自分を支えてくれた多くの方に少しでも恩返しができたのならうれしい。」 (補足:建築大工職種は事前課題が与えられず、例年完成できない選手が多くいます。本大会でも参加選手の半分が完成に至らず、競技時間内に完成させることは難しい競技です。)
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